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読書ノート

2014-09-20

pp.114-5

 ところでこの*1社会主義者たちの主張は、(…)資本主義という仕組には欠陥があると考えていても、(…)獲得された生産力の拡大は肯定していた。(…)市民社会に対しても、(…)それまでの共同体社会が解体されたことを、歴史の進歩として肯定(…)

 国民国家に対しても(…)絶対王制が倒されたことは歴史の進歩として位置づけられた。

 歴史は進歩している。(…)だがいままでの進歩は不十分だった。だから(…)もっと進歩させなければいけない。この進歩の先に予定されていたのが社会主義社会だった。

[内山節「怯えの時代」pp.114-5]


ISBN:9784106036293

*1:産業革命以降、「近代社会の姿が明らかになった」(p.113)頃の