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読書ノート

2013-08-30

p.45

徒労だ、ということ以外できないのではないかと思うんです。なまじ気を持たせたり、無い希望を持たせる方が、結局は残酷でしょう。僕は文学というのは、その徒労であるという無力感を、いかに、どれだけ持ちこたえてやっていくかということだと思っているのです。

[佐伯一麦「震災と言葉」p.45]

ISBN:9784002708492