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2004-07-26(Mon)

[][][][] 入手本『復讐の女神』  入手本『復讐の女神』 - 香雪読書録 を含むブックマーク

復讐の女神 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

[][] 夏に読みたいこの一冊『銀河鉄道の夜』『グラン・ヴァカンス 廃園の天使I』『レベッカ』  夏に読みたいこの一冊・『銀河鉄道の夜』『グラン・ヴァカンス 廃園の天使I』『レベッカ』 - 香雪読書録 を含むブックマーク

bookグループ企画室の企画もの参加。

夏に読みたいこの一冊」として夏になると読みたくなる本をいくつかご紹介することにしました。……がいささかオーソドックスな本ばかりになってしまった気が。ので、ごく簡単に。

宮澤賢治『銀河鉄道の夜』?

新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫) 宮沢賢治全集〈7〉銀河鉄道の夜・風の又三郎・セロ弾きのゴーシュほか (ちくま文庫) 宮澤賢治宮沢賢治『銀河鉄道の夜』はジョバンニたちが住む町のお祭り「ケンタウル祭」の一夜の出来事を描いているともいえるのだが、このケンタウル祭とは「夏、おそらく八月中旬頃の、一年中で星座が一番美しい時期の、星ぞらや死者の世界が最も地上に近づいてくる夜なのである*」、というふうにわたしは考えている。

やはり星降る夜空を、天の川、銀河を眺めながら読みたいなと思う……都会暮らしとしてはせめて想像するしかないけれども。

銀河鉄道の夜 [DVD] アニメーション映画『銀河鉄道の夜』(1985年日本。d:keyword:銀河鉄道の夜参照)もおすすめ。別役実による原作のエッセンスがそのままの詩的な脚本、ケンタウル祭の夜の街を包むほの暗い美しさや宇宙空間を描き出す透明感有る映像、丁寧な描画、細野晴臣の異国的な音楽が素晴らしい。

大人なら夜中にお酒をなめなめ観ても。107分。

飛浩隆『グラン・ヴァカンス 廃園の天使I』

グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) 人間の訪問が途絶えて千年、AIたちが同じ夏の一日を繰り返す仮想リゾート〈夏の区界〉に突如訪れた終焉のとき…。『廃園の天使』3部作開幕篇。

目に眩しい鮮烈なイメージで読ませる、非常に映像的な、そして感覚的な小説なのだなと思う。「残酷」極まる内容・描写が大丈夫なら◎。

完璧で素敵な夏のリゾート気分を味わうことができる。

ダフネ・デュ・モーリア?『レベッカ』?(全二冊)

原題:REBECCA by Daphne DuMaurier, 1938

レベッカ (上巻) (新潮文庫) レベッカ (下巻) (新潮文庫) 1938年に書かれた英国文学史のみならず世界文学史に名を残すサスペンス、ゴシック・ロマンの名作。

観光名所にもなっているような美しい館マンダレイに後妻に来た「わたし」を待っていたのは、かつてそのマンダレイに女王のように君臨していた才色兼備の前妻・謎めいた死を遂げたレベッカの存在感である。今なお当主夫人として消えぬレベッカの影に「わたし」は圧倒されてしまう……。

物語は、全てが終わった後に女主人公「わたし」が回想して語る形をとる。ゴシックの重厚な雰囲気のなかにも女性が主人公だけあってやや優雅な軽やかさもある。サスペンスとミステリ的要素満載、汗をかきかき読んでいても心は霧に包まれてひんやりしたマンダレイをさまようその寒さと怖さ……。「わたし」が名もない存在なのもまたちょっと怖い。

レベッカ [DVD] この作品はアルフレッド・ヒッチコックによって1940年に映画化されてもいる。出演はローレンス・オリビエ、ジョーン・フォンテーン、ジョージ・サンダースほかで、アカデミー賞作品賞・撮影賞(白黒)等各賞受賞。映画のほうは原作よりストーリーはややシンプルにはしてあるが、ヒッチコック映画だもの、アングル等実に凝っていて美男美女が恐怖に怯える様を堪能できる。もちろん観ているこちらもしっかり怯えさせられているのだ。ぞくぞくする上質の白黒映画。130分。

apple-eaterapple-eater2004/07/27 08:52このほうが参加者がふえるかなと思い、企画室をトップにリンクしてみたんですが、デザインがアレでしたら修正してください。香雪企画室長殿

yukattiyukatti2004/07/27 12:44企画が目立ってわかりやすいですよね。わたしは便利で良いなと思いましたが他の方はどうかわかんないのでもしかしたら駄目出し(?)があるかもしれませんけど。該当箇所はちょっとだけマークアップ修正させてもらいました。でも企画室長って何~^^;

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