大和但馬屋読書日記

この日記は

2007年08月14日火曜日

[][][][][]灼眼のシャナXV(高橋弥七郎,電撃文庫)

灼眼のシャナ〈15〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈15〉 (電撃文庫)

五巻に一度の外伝、今回は『約束の二人』の過去編。本編との繋がりは何処に、と思へば『彩飄』フィレスが吉田一美に託した宝具の意味を読者に再確認させるための物語であつた。

ただの脇役として登場したかに見える『空裏の裂き手』クロード・テイラーの過去が語られるにつれ、彼こそがこの物語における坂井悠二なのだと気付いたら俄然面白くなつた。クロードの妻が『約束の二人』に託した最後の言葉が胸を打つ。そして今まさにこれを書いて、クロードの妻が最後の言葉を託した相手の通り名が『約束の二人』であることに気付いたら、それが感動に変つた。

表面上の主役であるフレイムヘイズたちの話として読んでゐる間は、ハワイが舞台であるといふ個人的な「TDU」補正なくしては興味を持続させられなかつたけれども、読み終へた今は大満足。傑作だつたと思ふ。

それはそれとして早く本編の続きを読みたい。一刻も早く。

2007年02月08日木曜日

[][][][][]灼眼のシャナXIV(高橋弥七郎, 電撃文庫)

灼眼のシャナ〈14〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈14〉 (電撃文庫)

もう十四巻か。

密度のある話を疾走感溢れる筆致で云々と、思はず電撃文庫の広報担当みたいなことを書きたくなる。ハマつた者の期待を裏切らない内容だつた。

んー、「早く続きを読ませろ!!」くらゐしか書ける事がないな。とりあへず絵描きの後書きにツッコミいれとかう。炎髪灼眼だつたら美しいかもしれんがその前に銀盤が融ける。

ともかく続きを。

2006年02月10日金曜日

[][][][][]灼眼のシャナIII〜XII(高橋弥七郎, 電撃文庫)

灼眼のシャナ〈12〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈12〉 (電撃文庫)

年末年始に既刊を一気に読んで、今日最新刊の十二巻を読んだところ。

最初からの印象どほり、確かな描写力でぐいぐい引張られて、一気に読み進めることができた。一冊ごとの感想は省くが、少年漫画的に実に面白い。ただし、「0」のパロディ短編だけはいただけない。まあ、あまり向いてないことはするな、と。

アニメ版は、観るとその後文章を読む際に台詞に声がついてしまふのが嫌なので避けてゐる。が、この間たまたまスカパーでやつてゐるのを途中から観てしまつた。第四話かな。多少話の構成は変へてあるやうだが、特に描写に違和感などは感じなかつた。これは、元の文章の描写が確かだから制作側にも視聴者側にもイメージのぶれが生じてゐないものと好意的に判断したい。声もイメージを崩すやうなものではなかつた。

しかしやはり、最新刊を読む際に頭の中に「うるさいうるさいうるさい!」と釘宮声が響いたのには困惑した。さういふ色は、本を読む時には要らない。

2005年10月23日日曜日

[][][][][]灼眼のシャナ(高橋弥七郎, 電撃文庫)

灼眼のシャナ (電撃文庫)

灼眼のシャナ (電撃文庫)

誓つていふがアニメを観て読み始めたわけではない、といふのはタイミング的に空しすぎるか。近々アニメ化されるとは知つてゐたが、購入して読み終へた週にアニメの放映が始まるとは思はなかつた。観てないけど。とりあへず小説の方を楽しみたいのでアニメは最後まで観ないつもりだ。

全体的に質の高い予定調和で事が進む。文章に力があるので読んでゐて淀みがない。先の展開まで読めてしまひさうな錯覚に陥るが、現時点で十巻を超える冊数が出てゐるのだからそれなりに紆余曲折はあるのだらう。それを見届けようといふ気にはさせてくれる第一巻だつた。

ところで、脇役の人物名はどれも首相の捩りなんだな。あと、「坂井」と「平井」で対比させてゐるのは気付いたがどういふ意味かまでは分らない。といふか主人公の名前からはゴジラ模型の造形家を思ひ出してしまふな。

[][][][][]灼眼のシャナII(高橋弥七郎, 電撃文庫)

灼眼のシャナ〈2〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈2〉 (電撃文庫)

二冊目。

脇役である主人公の友人達を事件に巻込む話だが、その核心との距離の取り方が絶妙だと思つた。これが安易な物語であれば、巻込むだけ巻込んでおいて最後に記憶操作で忘れさせるなんてことになり兼ねない。とはいへ、よく考へてみれば「トーチ」といふ設定自体がそれにあたるので、あまり手放しに褒められる訣でもないのだが。ともあれ今後、主人公の「正体バレ」も物語のイベントに組入れられるのだらうと予想。

相変らずの確かな描写で、敵味方問はず登場人物が魅力的に描かれてゐるのがいい。

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