大和但馬屋読書日記

この日記は

2007年08月06日月曜日

[][][][]海をみあげて(日比生典成,電撃文庫)

海をみあげて (電撃文庫)

海をみあげて (電撃文庫)

夏だし夏つぽいものを手にとつて読んでみた。

タイトルと、表紙と、舞台設定がすべてかな。物語そのものは少しあつさり流れすぎて、心に引掛るものがない。もう少し具体的に鯨の謎に踏込むとか、街の人々の鯨に対する感情を煽るとか、街の外の視線から鯨を捉へてみるとか、主人公と鯨の関係を深めるとか、さういふ何かが欲しかつた。良いとか悪いとか以前の何かが。

絵師も影響を受けてゐると公言してゐるからジブリに喩へると、「魔女の宅急便」の前半部分だけ観て終つた感じ。原作童話の「魔女の宅急便」でももう少し深みがあつたと思ふ。読んだの随分前だから忘れてるけど。もう一味あれば学級文庫に置くジュヴナイルとして相応しくなりさうなだけに勿体無い。

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