大和但馬屋読書日記

この日記は

2005年06月02日木曜日

[][][][][]涼宮ハルヒの動揺(谷川流,角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

六巻目。短編集。ん〜んん?

収録された五編が総じて隙間埋め以上の何かではなく、つまり一冊丸ごと隙間だつたといふことだ。ピンポイント的に受けた部分がない訣ではない。しかしそれも本巻においてはほぼ一箇所だけ、「ヒトメボレLOVER」のP.124からP.125、口絵にもなつてゐる部分だけだつた。

「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」と「猫はどこへ行った?」に至つては、語り手や作中人物によつてことあるごとにエクスキューズを出されまくる文章を読まされる苦痛といふものについて考へるべきだと思つた。前者は端的に読む時間の無駄だし、後者は虚構内虚構であることを打ち出すならレイヤーがもう一つ必要だらう。読み始めからバレバレの答へをそのまま出してどうする。「ハルヒ」はそれをやつてのける作品だと思ふのだが。

五巻目の後のこの巻ではキツかつた。順番が違へば少しは違つた感想になつたかもしれない。まあ、これらを伏線としてまた大仕掛けを見せてくれるなら文句はないが、かういふ期待の仕方は作品のためにも良くない気がする。そろそろ締めて欲しいかな。

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