Hatena::Groupbook

読書ノート

2019-03-19

pp.182-4

「働き方改革」にどれだけ期待できるだろうか。(…)

労働時間の上限規制が(…)厚労省の過労死認定基準を超えている。

(…)年収1075万円以上の「見込み」がある労働者を対象とする(…)労働法適用除外(…)

残業代の支払いが実質的には免除されている(…)裁量労働制の求人を僕(今野)が調べてみたところ、実に70%が最低月給20万円以下だった。

(…)これまで以上の滅私奉公を強い(…)

 賃金が増えないなかで、政府が奨励しているのはなんと「副業」と「借金」である。(…)

日本の奨学金は実質的には「ローン」である(…)(しかも半数以上が利子付き)(…)それが、大手銀行の優良な投資先になっている。

(…)消費者金融の規制が適用されないことを利用し、銀行カードローンがサラ金化し(…)年利が10%を超えることが一般的で、(…)貸付残高はすでに消費者金融のそれを追い抜いており、自己破産も増加に転じている。

[井手英策・今野晴貴・藤田孝典『未来の再建─暮らし・仕事・社会保障のグランドデザイン』pp.182-4]

ISBN:9784480071927