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読書ノート

2018-12-22

pp.220-1

 ホロコーストの歴史においては、ヒトラーなどナチ幹部がどの時点で全ユダヤ人の殺戮を決断したか、そしてその命令がどのように伝達され、具体的な殺戮へとつながったかが長く議論の的となった。(…)

歴史学者は検証を重ねてきたが、(…)

 まず、「ヒトラーの命令は文書になって残っていないという事実がある。(…)

「ヴァンゼー会議」(…)の主宰者はハイドリヒであり、ヒトラー自身は出席していない(議事録は事後に大幅修正されたとされ、その中の「最終的解決」という言葉の意味も明らかにされていない)

[根本正一『民主主義とホロコースト――ワイマール/ナチ時代のホワイトカラー』pp.220-1]


ISBN:9784768458334