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読書ノート

2018-12-20

pp.181-2

 シュペングラーの世界史的考察として、有史以来の諸文化は歴史のある文化と歴史のない文化に分けられ(…)

中国やエジプトは歴史の記憶を有した文化であるが、インド文化には時間の観念がなく、(…)

ギリシャ・ローマ文化は(…)「時間の否定」が根底にあった。これに対して、西洋文化は「(…)成るものとして、行動するものとして(…)」(…)歴史的感覚を有する文化と捉える。(…)

 シュペングラーにとって、近代とは「歴史の発見」である。そして、その歴史的考察はあくまで自民族の歴史に向かう。

[根本正一『民主主義とホロコースト――ワイマール/ナチ時代のホワイトカラー』pp.181-2]


ISBN:9784768458334