Hatena::Groupbook

読書ノート

2017-02-23

p.112

コミュニケーションが拡張し、多国籍の経済的権力が地歩を固め、さまざまな文化が混ざり合い、いかにも世界の均一化が進みそうなものなのに、実は個別的な文化や限定された政治的圏域の権利*1要求が高まっているということだ。この反対の動きのなかに、社会の産出と、伝統の抵抗という二元性が認められるのではないだろうか。

[フェルナン・デュモン『記憶の未来 伝統の解体と再生』伊達聖伸訳 p.112(傍線=傍点)]

ISBN:9784560092323

*1:p.87,p.94