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読書ノート

2015-12-18

p.316

 労働は無事な世界をつくる基盤でなければならないのだと私は思っている。(…)真面目に働くことによって、(…)社会としてはこわれていくものが多い。この構造のなかにまき込まれていることが、現代労働の悲劇なのである。

(…)市場での権力(…)組織内での権力(…)いまではお金自体がひとつの権力として機能している。

 とすると、このようなさまざまな「権力」と結びついたとき、私たちの労働は、無事な社会の基盤ではなくなったのかもしれない。

[内山節『戦争という仕事』p.316]


ISBN:9784784070329