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読書ノート

2015-12-17

pp.275,284

何かが生まれつつあるのに、その内容は拡散している。その脇から「劣化していく社会」の音がきこえる。

 そんな過程をへて、おそらく私たちの社会は、歴史を見つめながら生きようとする人々と、現実のなかだけで生きる人々とに分極化していくのではないかという気がする。(…)

過去に戻ることはできない。しかし過去から学ぶことを忘れたら、私たちは、未来への想像力も失う。

(…)結ばれていく時間のなかに、みずから*1がつくりだしている「生」がある。

(…)

 私たちは、結ばれていく時間を失ったとき、創造性をも失ったのだと思う。

[内山節『戦争という仕事』pp.275,284]


ISBN:9784784070329

*1:p.263

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