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読書ノート

2015-10-25

p.029

歴史についていわゆる唯物論的見解をのべた思想家をひとりのこらず非難しようと思えば、アリストテレスまでさかのぼらなければならない。(…)

社会問題が革命的役割を果しはじめるのは、ようやく近代になってからであって、それ以前ではない。(…)地上の生活は稀少性に呪われているのではなく、豊かに祝福されているはずだというこの疑い、というよりは確信の起源は、革命に先立つものであり、アメリカ的なものであった。それはアメリカ植民地の経験から直接生まれてきたものだからである。

[ハンナ・アレント『革命について』志水速雄訳 p.029]


ISBN:9784480082145