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読書ノート

2014-10-17

pp.142-3

 第二次世界大戦後の四十数年間は、二つの啓蒙イデオロギー(…)の間の世界的抗争に費やされた。両方とも(…)古い西欧の伝統から流れ出た(…)西欧イデオロギー間の身内のけんかだった。

(p.142)

 冷戦の終わりから出現している世界は、啓蒙思想哲学のレンズを通してはっきり見ることができない。啓蒙思想の希望に基づいた政策を採用している国は、(…)啓蒙思想後の世界における歴史の回帰にまったく備えができないままだろう。

[ジョン・グレイ「グローバリズムという妄想」石塚雅彦訳 pp.142-3]


ISBN:4532147565