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読書ノート

2014-03-04

xyn920140304

p.131

大店法は、純粋に経済価値を対象とした法という意味で、策定時期の日本人の特異な価値観を象徴している。その意味では、「消費者」なる人間にとっての利便性だけを説いたり、コスト高を批判したりした大店法廃止論も、同様の立場にある。

(…)消費生活にかんするライフスタイル(…)を都市景観として統合するようなより上位の積極的・能動的な価値観は生まれなかったのである。

[松原隆一郎「消費資本主義のゆくえ」p.131]

ISBN:448005863X