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読書ノート

2014-03-04

xyn920140304

pp.117-8

出身国も所得階層も異なる人々が、アメリカ人としての自己確認を果たすために「スタンダード・パッケージ」を消費する。(…)それは現実にほとんどの国民が「スタンダード」ではないからこそ意味があった。(…)

 けれども日本では、誰が日本人であるかは(事実はともかく)自明と信じられてきた。そのうえ平等化が現実のこととなったため、大半の人が本当に「スタンダード」になってしまった。他人を指向しようにも、他人はすでに自分に似てしまっているのである。

[松原隆一郎「消費資本主義のゆくえ」pp.117-8]


参考


ISBN:448005863X