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読書ノート

2014-01-26

pp.253-4

「皇室典範」の性格が、当初の〝皇家の家法〟から、増補の際の官報告示によって、〝国法〟に変わり、さらに敗戦後の改変によって、〝憲法の下位に当たる一法律〟化している(…)

もともと私は、(…)その身位を、法によって規制するのは間違いだ、という(…)瀧川政次郎博士の教を尊重しており、(…)大宝律令でも、天皇の身位や皇位の継承については、まったく言及されていないことを承知している(…)

明治に入って、欧米文化の影響をうけ、(…)〝皇家の家法〟と称する「皇室典範」が出来た(…)叡智を集め非常な苦心の結晶であることは十分に承知しているが、やはり、法典という制約には、予想外の欠陥がともなうものである。

[田中卓「愛子さまが将来の天皇陛下ではいけませんか/女性皇太子の誕生」pp.253-4]

要領『皇室典範改正私案』の解説について/青々企画代表 田中 卓 第20回



ISBN:9784344983335