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読書ノート

2014-01-08

pp.46-7

護憲か改憲か(…)論議のスタイルは半世紀間変わっていないし、そのこと自体が情熱と活力の減退を物語っている。(…)

 日本国憲法五十数年の歴史は、三つの主張を鮮明にしてきた。護憲・改憲および解釈改憲の立場である。その間の対立と葛藤は、戦後の政治的対立そのものだった。

(…)護憲・改憲両派も(…)本当はその時々のご都合主義ともいえる官僚的解釈改憲に追従し(…)タテマエでは対立しながら、ホンネでは官僚が与える解釈に満足してきたのである。

[河原宏「素朴への回帰/国からクニへ」pp.46-7]


ISBN:4409040499