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読書ノート

2013-12-26

pp.226-7

 本書では、欧州の事例を引き合いに日本の問題点を浮き彫りにしてきたが、(…)

 唯一の違いは、日本の鉄道が、20世紀、鉄道事業者の積極的な投資と必死の努力によって、先進国の中でも稀に見る成功を達成したことである。この成功によって、鉄道は単体で採算が合うものという「常識」が創られ、(…)「鉄道はきちんと走って当たり前」という、あたかも水や空気と同じような感覚を鉄道に対して持つようになったのである。

[宇都宮浄人「鉄道復権―自動車社会からの「大逆流」―」pp.226-7]

ISBN:9784106037016