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読書ノート

2013-11-30

pp.067-8

(柴山)グローバル・ビジネス文明がエリート層の大部分を取り込んでしまっている。(…)アメリカの官僚でも、ヨーロッパの官僚でも、あるいは日本の官僚でも、理想の制度や必要とされる政策のイメージに違いはないんです。「財政規律を守り、規制はできる限り最小化し、競争を活発化させる」のが望ましい(…)一方で「議会は保護主義に、民衆はナショナリズムに走りがちだから、しっかり教導しなければならない」と思い込んでいる。

(…)官僚やビジネス・エリートと、議会や一般国民の間の溝が、次第に拡がっているのです。

(…)

 各国のエリートが共通の価値観に支配されるのは今に始まったことではなく、(…)金本位制はその典型で(…)当時は無謬の価値観でした。

[中野剛志・柴山桂太・施光恒「まともな日本再生会議/グローバリズムの虚妄を撃つ」pp.067-8]


ISBN:9784757222571