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読書ノート

2013-10-31

p.215

 「血」(実はDNAだが)を同じくする「父子」間にのみ「気」が感銘し、それゆえ、祖先祭祀が意味を持ちうるという儒学的な(あるいは漢民族的な)「家」の感覚からすれば、奇怪でしかない「異姓養子」(…)が、この日本列島では極めて一般的であるのはなぜか。

[河野有理「「養子」と「隠居」――明治日本におけるリア王の運命」『成長なき時代の「国家」を構想する―経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン―』中野剛志編 p.215]

ISBN:9784779505133