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2006-02-28

[][][]869 23:21 869 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 869 - 雲上読記 869 - 雲上読記 のブックマークコメント

大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))

大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))

 お・も・し・ろ――――ッッ!!!!!!

西洋骨董洋菓子店』がドラマ化されたこともあり、以前やっていたドラマ『大奥』の原作なのかと思っていたら、某氏に「違うよ、アッキー」と指摘されました。ドラマは全く関係なく、男女の比率が一対四だったらという、『BG、あるいは死せるカイニス』のような架空の世界における大奥を舞台とした漫画だった。つまり、ときの女将軍一人に対し美男三千人を集めた女人禁制の男の城が舞台なのだ!

 一巻の大半は、巧みに世界観を描きつつ、水野という大奥入りした青年を主人公に、彼がいかに上様にお近づきになるかを描いている。これが、また妙にリアリティがあって面白い。問題は水野編とも言えるパートが終わり、主人公が徳川吉宗に移ってから。彼女はある慣習に疑問を唱える。どうして彼女は女の身でありながら男の名前を持ち、男のような格好をするのだろうか、と。この慣習に意味はあるのか、誰がこの慣習を作ったのか。もう、192ページからの4ページの展開が熱すぎる。まるで世界の謎に迫る謎ハンターではないか。ちょっともう二巻が楽しみで仕方がない。超絶面白かった。

[][]873 15:27 873 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 873 - 雲上読記 873 - 雲上読記 のブックマークコメント

ドージンワーク (1) (まんがタイムKRコミックス)

ドージンワーク (1) (まんがタイムKRコミックス)

 はっはーっ! くっ…………だらねええええ。だが、そこがいい! 大同人物語を劣化して劣化して、黒い萌えを追加して、しかし夕陽に向かって後ろ向きに全力でムーンウォーク! 何処から来たのか、何処へと行くのか、その名はドージンワーク! 全く持って分からない。がしかし。この秋山は全肯定する! それが俺のジャスティス!!

 以下、著者本人による紹介ページ。

http://seijunha.com/syoukai/syoukai.htm

[][]877 22:34 877 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 877 - 雲上読記 877 - 雲上読記 のブックマークコメント

三者三葉 (1) (まんがタイムKRコミックス) (まんがタイムきららコミックス)

三者三葉 (1) (まんがタイムKRコミックス) (まんがタイムきららコミックス)

 四コマ。つまらないわけではないけれど、秋山向きではなかった。常時ハイテンションで大食い・食べるものにも困っている一人暮らしの元お嬢様・委員長ルックだけれど腹ドス黒い、この三人が主な登場人物なのだが、大抵は腹黒委員長がブラックに落とすので、読んでいて素直に笑えない。絵、と言うか間の取り方もちょっと微妙だし。しかしまあ、及第点は越えているレベルだとは思う。

(追記)そう言えば、この作品は四コマの頭にタイトルがついていない。普通は四コマ部分の上にタイトルがあって、四コマを読み終わり、くすっと笑ってから、タイトルを見て「おお、なるほど」と頷いたりするのだが、最初のうちはタイトルがないので肩透かしを食らったように気分になる。

[][]878『WORKING!! 1』 20:10 878『WORKING!! 1』 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 878『WORKING!! 1』 - 雲上読記 878『WORKING!! 1』 - 雲上読記 のブックマークコメント

WORKING!! 1 (ヤングガンガンコミックス)

WORKING!! 1 (ヤングガンガンコミックス)

 各所で面白いと評判だったので読んでみたが、期待しすぎて読んでしまったためか、もしくは秋山にファミレスでのバイト経験があったためか、想像していたほど面白くはなかった。残念。

 レベル自体は高いと思う。ただ、笑いのポイントがロリであったり百合であったり刀であったりするので、そういうちょっとずれているのが好きな人向けと言えるだろう。四コマの中では、それなりに難易度が高い方だろう。したがって、ワンパターンな落ちに飽き気味な人ほど面白く読めるのかもしれない。

 著者のサイトでは内容は全く別物だが、同名のファミレス四コマ漫画が連載されている。雰囲気は似ているような似ていないような。

http://www.gahako.com/

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2006-02-10

[][][]842 23:20 842 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 842 - 雲上読記 842 - 雲上読記 のブックマークコメント

レモネードbooks 1 (バンブー・コミックス)

レモネードbooks 1 (バンブー・コミックス)

スミレステッチ』『委員長お手をどうぞ』で有名な山名沢湖。前々から読みたいなと思っていたものの、自分でマンガを買って読む習慣がなく、周りに買っている人がいなかったので読めなかったのだが、魔王14歳さんのレビュー(id:Erlkonig:20060206)を読み、一念発起して買ってしまった。マンガを買うのは、三年ぶりである(最後に買ったのは『G戦場ヘヴンズドア』)

 簡潔に言えば、歯がゆい少女漫画。現実にはちょっとないだろうなと思いつつ「わはー」とか変な笑い声を上げながら読んでしまった。面白い。そして読書が趣味の男性諸君で、彼女が欲しい人は心して読んだ方がいいかもしれない。好きな店の好きな本棚の好きな本がいつまでもそこにあるとは限らないように、ある女性の心がいつまでも自分に向いてくれているとは限らない。まあ、逆も言えることだけど。

 そう言えば、平山白さんが作中に顔を出した本をリストアップしています(id:hirayama46:19000101)。

[][]843 23:38 843 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 843 - 雲上読記 843 - 雲上読記 のブックマークコメント

愛がなくても喰ってゆけます。

愛がなくても喰ってゆけます。

『レモネードBOOKS』と同時に購入、雲上アンテナに登録している読書系サイトで複数人が取り上げており興味を持っていたのだが、あれはもう一年近く前のことだったのか、何もかもが懐かしい……。

 YながとそのアシスタントのS原が主要登場人物で、彼らが様々な料理屋を訪ねるグルメエッセイ漫画。興味深かったのは著者だと思われるYなががデフォルメされつつも、美人として描かれているシーンが多かったこと。漫画家が自分自身をネタにするときは、敢えて変なキャラクタにすることが多いと思っていたので、自分を美化するのは新鮮で面白く読めた。他のキャラも美形ばかり。こういうキャラが登場するマンガならBLでも読めるかもしれないと少し思った。

 全体に面白く読めたが、作品の末尾につけられている店の場所と予算を見るたびに溜め息がこぼれた。後、秋山は食に対する執着心がなさすぎるのかもしれないと改めて思い知った。もう少し食欲を許してやることにしよう、かな。

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2006-02-04

[][]826 23:34 826 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 826 - 雲上読記 826 - 雲上読記 のブックマークコメント

監督不行届 (Feelコミックス)

監督不行届 (Feelコミックス)

 んー、これは!

 残念ながら、思っていたほど面白くなかった! というのが本音。考えてみれば、庵野秀明という人物に特別な感情も印象も抱いていないし、安野モヨコも格別、好きな作家ではなかったというのが最大の間違いかもしれない。でも、同居人にオタクがいたら、こういう困った事態になるんだろうなあ、あはは的な笑いはありました。

 むしろ、ふたりの幸せな夫婦生活を、微笑ましく見守ってしまうような楽しみの方が多いです。幸せなんだなあ、と。

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2006-01-31

[][]818 17:45 818 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 818 - 雲上読記 818 - 雲上読記 のブックマークコメント

安住の地 1 (BIC COMICS IKKI)

安住の地 1 (BIC COMICS IKKI)

ビリーバーズ』においてキーワードとされた「安住の地」がタイトルで、「みんな」や「リアルマン」など『ビリーバーズ』を訪仏とさせる語句はあるが、特に繋がりはないように思える。

 それにしてもエロシーン率が高い。山本直樹は何だかんだ言って騙したり、逸らしたり、誤魔化したりしているような気がするのだが、ここまでセックスばかりしているシリーズも珍しいのではないだろうか。うーん、面白かった、かな。

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2006-01-29

[][][]814 20:21 814 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 814 - 雲上読記 814 - 雲上読記 のブックマークコメント

ビリーバーズ 1 (ビッグコミックススペシャル)

ビリーバーズ 1 (ビッグコミックススペシャル)

ビリーバーズ 2 (ビッグコミックススペシャル)

ビリーバーズ 2 (ビッグコミックススペシャル)

 何もかもが夢幻。何がリアルで何がアンリアルなのか、最早その区別をつける必要性すら感じさせず、だからと言って自分が望み自分の見る世界こそが本物の世界などという、程度の低いメタに落ちてしまっているわけでもない。これは虚構の中で、虚構性を認めつつも他者と共有できる現実に存在する世界を信じようとする物語だろう。

 それにしても暴力的であった。文字で埋め尽くされたコマや、惰性で延々と繰り返されるエロシーンに、唐突な場面転換とメタとネタ。もう少し若いときに読んでいたら、あまりにも鮮烈な夢想に打ちのめされていたかもしれない。

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2005-12-29

[][]787 19:41 787 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 787 - 雲上読記 787 - 雲上読記 のブックマークコメント

ひまじん 3 (まんがタイムコミックス)

ひまじん 3 (まんがタイムコミックス)

 面白い! 重野なおきは何を読んでも面白い、外れがない。基本的に家から出ない引きこもりが主人公なのだけれど、よくここまでネタが続くものだと思う。後書きにおいて、秘訣が明かされているが、その手法でここまで描けるというのが既に重野なおきが一流の漫画家であることの証明になっているのではないだろうか。

[][]788 19:41 788 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 788 - 雲上読記 788 - 雲上読記 のブックマークコメント

男爵校長 1 (アクションコミックス アクションコミックスもえよん)

男爵校長 1 (アクションコミックス アクションコミックスもえよん)

 うっわ、なんだこれー!

 一読して思わず涙を流してしまった。面白くないのだ。全くもって面白くないのだ。『もえよん』で読んだときは、あんなにも光り輝いていた作品が、単行本化されて一冊にまとまった途端、宝石が原石に戻ってしまったかのように輝きを失ってしまっているのだ。これがいわゆる、モノの交換価値というやつか。構造の中で価値が作られるから、集団から抜け出し、単独で読まれると面白くないということが露呈してしまうという……恐ろしい。

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2005-12-17

[][]782 10:54 782 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 782 - 雲上読記 782 - 雲上読記 のブックマークコメント

ひまじん 1 (まんがタイムコミックス)

ひまじん 1 (まんがタイムコミックス)

 秋山は一部の友人に暇人と呼ばれており、昨年の誕生日には『ひまじん』の二巻をいただいたこともある。今で言うニートの女の子とOLの女の子が六畳一間に引きこもって繰り広げる、軽くてアッパーなダメネタが最高に面白い。長らく二巻だけで満足していたのだが、ひょんなところから一巻と三巻を手に入れることができ読んでみた。やはり面白い。重野なおき作品は『ぼくの彼女はウエートレス』も面白かったし、順次、制覇していきたい。

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2005-12-14

[][]779 18:24 779 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 779 - 雲上読記 779 - 雲上読記 のブックマークコメント

Under the Rose (1) 冬の物語    バースコミックスデラックス

Under the Rose (1) 冬の物語 バースコミックスデラックス

 何なのだ、この不信感は。立ち込める精神の暗雲と、偽りの木漏れ日は。

――落ち着こう。自分自身にそう言い聞かせなければならないほどに、精神を喰らう暗鬱を読んでしまった。この作品を説明するのは難しい。ある貴族の妾が死に、その息子とされている主人公が貴族の館に住むところから幕が上がるのだが、彼は一族に敵愾心を剥きだしにして、母親の死を真相を探る。ミステリ仕立ての冒険小説と言えるだろう。しかし、本書の見所はそんなところではなく、明かされてゆく真実と至る結末がどれもこれも気分が滅入るような代物で、そこに辿りつくまでの冒険も剣呑したものばかりだということだ。一巻を読み終えたところで表紙を見て、思わず溜息をついてしまった。報われない。

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2005-12-04

[][][]769 13:14 769 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 769 - 雲上読記 769 - 雲上読記 のブックマークコメント

もやしもん(1) (イブニングKC)

もやしもん(1) (イブニングKC)

 たいへんに素晴らしかった。予備知識なく、巡回先で色々な人に読まれていたからという理由だけで、先に二巻を手に取ってしまったのだが、確かにこの一巻を読んでいたら、皆、二巻は読むだろう。買って、すぐに読むだろう。だって、これ凄い面白い。もう一度、二巻を読み返そうと思う。

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2005-11-22

[][]758 00:55 758 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 758 - 雲上読記 758 - 雲上読記 のブックマークコメント

シャタクな生活 1 (バンブー・コミックス)

シャタクな生活 1 (バンブー・コミックス)

 わ、笑えない……。

 何だろうこの狭いコミュニティの中で繰り広げられる、妙に痛々しい対話は。前半は嫁と姑の緊張感が微妙に描かれ、後半は夫との性生活が生々しく描かれている。こ、これが現実なのか……幻滅してしまった、かもしれない。

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