雲上読記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-05-18609-610

[][]銀盤カレイドスコープ vol.3 ペア・プログラム 銀盤カレイドスコープ vol.3 ペア・プログラム - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 銀盤カレイドスコープ vol.3 ペア・プログラム - 雲上読記 銀盤カレイドスコープ vol.3 ペア・プログラム - 雲上読記 のブックマークコメント

 選ばれたものの恍惚と不安。

 上下巻の関係にあると言い切っても問題のない一巻と二巻に続く、それまでとは少し毛色の違う第三巻。相変わらず前半はどうにもノリが悪く、リーダビリティが低いのだけれど、クライマックスになるにつれどんどん読ませてくれる。特に、今回は恋愛物としても面白いのではないだろうか。良かった。でも、前半は疲れる。

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2004-07-01397-419

[][][]銀盤カレイドスコープvol.2 フリー・プログラム:Winner takes all? 銀盤カレイドスコープvol.2 フリー・プログラム:Winner takes all? - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 銀盤カレイドスコープvol.2 フリー・プログラム:Winner takes all? - 雲上読記 銀盤カレイドスコープvol.2 フリー・プログラム:Winner takes all? - 雲上読記 のブックマークコメント

 ついにオリンピックへの切符を手に入れたフィギュアスケーターの桜野タズサ。しかし、史上最悪な性格に減らず口の毒舌は留まるところを知らず、世間からの逆風も吹き荒ぶ。マスコミと観客からの圧倒的なプレッシャーと、他の選手が見せつける超絶的なテクニック。タズサの運命は、そして彼女に取り付いたカナダ人の幽霊ピートの最後は。

 最高に面白い。ページを繰る手が止まらないと言うより、文字を追いページをめくるのがもはや当たり前だと感じるほどに熱中してしまった。特に後半のマスコミや観客から、タズサが受けるプレッシャは、読者にまで伝わってきて、痛いぐらい。そして手に入れる栄光、ピートの別れ、その後のエピソード、もう全てがとにかく熱いのだ。最高に白熱するスポーツ小説だった。

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2004-06-01368-396

[][]銀盤カレイドスコープ vol.1 ショート・プログラム:Road to dream 銀盤カレイドスコープ vol.1 ショート・プログラム:Road to dream - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 銀盤カレイドスコープ vol.1 ショート・プログラム:Road to dream - 雲上読記 銀盤カレイドスコープ vol.1 ショート・プログラム:Road to dream - 雲上読記 のブックマークコメント

 極悪な性格と毒舌、そして人並外れた美貌を有する桜野タグサは、16歳のフィギュアスケーター。練習では上手に滑れるのだが、本番では実力が出せず、ライバルの響子と比較されるなど記者から露骨に挑発され、逆上し嫌味をついてしまう。トリノ五輪への切符が遠ざかる中、彼女にカナダ人の青年の幽霊ピートが取り憑いてしまう。試合での失敗と、幽霊によるプライバシー侵害で彼女はスランプに陥り……。

 第2回スーパーダッシュ小説新人賞、大賞受賞作。フィギュアスケートという非常に珍しい競技を、題材にしているところが面白い。メインとなっているのは、フィギュアスケートの美しさや魅力を伝えるところではなく、主人公タズサの成長。前半はピートにトイレや風呂を覗かれることを恥じたり、大会での失敗を当り散らすだけだが、後半においては勝利を手にいれ五輪への切符を掴むために励みはじめ、ちょっとしたスポーツ物になる。試合のシーンでは、緊迫感を残しながらスケーティングしている最中の選手としての楽しさを、テンポよく語っており、不思議と白熱する。(集英社スーパーダッシュ文庫

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