雲上読記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-01-16

[][]802 20:58 802 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 802 - 雲上読記 802 - 雲上読記 のブックマークコメント

レタス・フライ (講談社ノベルス)

レタス・フライ (講談社ノベルス)

 実際に本を手に取ってみるまで英題は「LET US FLY」だと思っていた。

 しっかし、ひどい本だとしか言いようがない。一段落で、余白は広くて、そしてこの値段。まあ、だがしかし、森博嗣長編は当たり外れが大きいが、短編集萩尾望都風であったり大島弓子風であったりする作品が必ず含まれており、秋山はそれが目当てで読んでいると言っても過言ではない。そもそも森博嗣の著作は全て読んでおり、これからも読んでいくだろうからコストパフォーマンスの悪さには目を瞑るしかない。

 読み所は『Gシリーズ』の外伝と見せかけて、『Vシリーズ』読者へのファンサービスである「刀之津診療所の怪」および、『Vシリーズ』の外伝の「ラジオの似合う夜」だろう。前者は雑誌掲載時とは人名が違っているので、やはり登場人物の名前は訳あって変更したのだろう。少し疑問なのは「檻とプリズム」、ひょっとしてこれは『四季シリーズ』の外伝なのかな。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20060116

2006-01-10

[][]795 20:35 795 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 795 - 雲上読記 795 - 雲上読記 のブックマークコメント

 大学を辞めた森博嗣が、助教授生活を振り返りながら大学について語っているインタビュー。大学批判と読み取れないこともないけれど、森博嗣の性格を考えれば、特に批評批判は考えていないだろう。彼なりに大学という「最高学府」を見て、彼なりに語っているだけだと思う。その結果、その語りが批判になることもあれば、擁護になることもある。それぐらいの軽さだろう。それにしてもインタビュアーが森博嗣のことを熟知しているようで、森博嗣の著作を全て読んでいるような人には聞き飽きた答えを出してしまうような、質問をしていないのが心地よい。

 初対面の人に会ったとき、名前よりもまず出身大学を聞くような人が読んだら、何を思うのだろうか。あは、そういう人はそもそも森博嗣を読まないか。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20060110

2005-12-11

[][]775 23:44 775 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 775 - 雲上読記 775 - 雲上読記 のブックマークコメント

τになるまで待って (講談社ノベルス)

τになるまで待って (講談社ノベルス)

 Gシリーズを読み続けて、はじめて面白いと思った。胡散臭さ全開の超能力者と嵐の山荘に、何もここまで密閉しなくてもと思わず苦笑してしまうほどの密室。そして、今まで見え隠れしていたシリーズのキーキャラクタの痕跡が、ついに露骨に現われて、一気に白熱……したのは、森博嗣ファンの一部だけだろう。ちなみに秋山は白熱した。

 謎もわりと魅力的で、物語を最後まで読ませようという牽引力に長けていたように思う。まあ、良かった方。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20051211

2005-11-30

[][]762 19:40 762 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 762 - 雲上読記 762 - 雲上読記 のブックマークコメント

森博嗣の TOOL BOX

森博嗣の TOOL BOX

 森博嗣の身近なところにあるもの――マウス、スイッチ、ドライバ、天秤、時計、飛行機――そういったものを毎回、ひとつテーマとして取り上げて、写真と一緒に紹介しているエッセイ集森博嗣は何度も何度も何度も何度も同じ話をするが故に、彼の著作を全て読みきってやろうと頑張るファンは何度も何度も何度も何度も同じ話を読むことになるのだが、本書は具体的な何かから話が始まるため、収録されていた内容はわりと新しいものが多かった。フルカラーで読みやすくさせる工夫が随所に見られるため、気軽に手に取ってページを進めることができる。中々いい森博嗣だった。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20051130

2005-08-29690-696

[][]ダウン・ツ・ヘヴン ダウン・ツ・ヘヴン - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - ダウン・ツ・ヘヴン - 雲上読記 ダウン・ツ・ヘヴン - 雲上読記 のブックマークコメント

ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven

ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven

 徐々に醒めてゆく夢、あるいは大人になってゆく子供。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20050829

2005-06-25636-637

[][]どきどきフェノメノン どきどきフェノメノン - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - どきどきフェノメノン - 雲上読記 どきどきフェノメノン - 雲上読記 のブックマークコメント

どきどきフェノメノン

どきどきフェノメノン

「不覚にもどきどきしてしまった」というレビューを読んでいたので、それなりに期待に胸を膨らませながら読んでみた。面白かった。これは森ファンでなくとも読める小説だと思う。少なくとも、他の多くのノンシリーズ作品と比較しても、一般性は高いだろう、非常に。ライトな感じも捨てがたい。どきどきも素敵だったし、お勧め。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20050625

2005-06-23633-635

[][]Θは遊んでくれたよ Θは遊んでくれたよ - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - Θは遊んでくれたよ - 雲上読記 Θは遊んでくれたよ - 雲上読記 のブックマークコメント

Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)

Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)

 冗長な話だと思った。読んでいる間は。

 しかし、読み終えた後、他の本を二冊挟み『どきどきフェノメノン』に手を出し、気がついた。本書のテンションは比較的、高かったのではないだろうか。面白いとは言えなかったが、リーダビリティはとても高かったように思う。一気に読めてしまったし。中々、不思議な読書体験

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20050623

2005-05-29616-619

[][]ミニチュア庭園鉄道3 ミニチュア庭園鉄道3 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - ミニチュア庭園鉄道3 - 雲上読記 ミニチュア庭園鉄道3 - 雲上読記 のブックマークコメント

 どうやらこのシリーズは今回で完結らしい。完結とは言え、活動自体は続けており、そのレポート森博嗣個人サイトにて続けられているので、完結するのは本の方である。感想としては、まあ、いつも通り。森の著作はどれも面白い。今回、特筆したいのは庭の工事。レンガを敷き詰め道を作ったり、井戸を作ったり、橋を作ったり、そしてそれらをライトアップしているのだが、その写真が見ていてとても面白い。どうやら自分は鉄道そのものより、それを包む空間――箱庭、の方に興味を感じるようだ。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20050529

2005-05-24613-614

[][]森博嗣の鳳凰編 森博嗣の鳳凰編 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 森博嗣の鳳凰編 - 雲上読記 森博嗣の鳳凰編 - 雲上読記 のブックマークコメント

 相も変わらずの浮遊研究室の面々。読者には、ここまで来たら、最後まで読まなくてはならないという意地に近いものがある。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20050524

2005-03-12545

[][]工学部・水柿助教授の逡巡 工学部・水柿助教授の逡巡 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 工学部・水柿助教授の逡巡 - 雲上読記 工学部・水柿助教授の逡巡 - 雲上読記 のブックマークコメント

工学部・水柿助教授の逡巡

工学部・水柿助教授の逡巡

 シリーズ二作目。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20050312