雲上読記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-12-10

[][]774 00:00 774 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 774 - 雲上読記 774 - 雲上読記 のブックマークコメント

アリソン〈3 下〉陰謀という名の列車 (電撃文庫)

アリソン〈3 下〉陰謀という名の列車 (電撃文庫)

 なんと上巻を読んだのは半年近く前。半年も積んでいたことから分かるとおり、期待はしておらず、ただ上巻を読んで下巻が未読というのも収まりが悪いからという理由で読んでしまった。シリーズの終わりに相応しい真相が明かされており、大団円というほどでもないが、悪くないラストだろう。

 それにしても秋山は本当に結婚ネタに弱い。143ページの挿絵前後の一節には、不覚にも涙しそうになってしまった。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20051210

2005-05-18609-610

[][]アリソン3〈上〉 ルトニを車窓から アリソン3〈上〉 ルトニを車窓から - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - アリソン3〈上〉 ルトニを車窓から - 雲上読記 アリソン3〈上〉 ルトニを車窓から - 雲上読記 のブックマークコメント

 車掌の殺された列車。これ以上はないというミステリな舞台設定。なのだけれど、今回はその舞台設定を説明するだけに文字を費やしているという印象を受けた。改行も多いし。切って返すような、作中時間内を逆行するテクニックが散見されたし。今ひとつ。下巻に期待。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20050518

2004-12-01501-512

[][]キノの旅8 キノの旅8 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - キノの旅8 - 雲上読記 キノの旅8 - 雲上読記 のブックマークコメント

 後書きが凄いだの、口絵が凄いだの、本編が凄くないのだとか色々と聞いていたけれど、読んでみて、実際にその通りだと感じてしまった。冷静に読んでみると、このシリーズで面白いのは三巻ぐらいまでではないだろうかと思うが、それ以降もまあ、面白く読める。しかし本書はいくらなんでもちょっとなあ、と。以下、雑感。

「道の国」上手くできている。シリーズ物でなければ機能しないのが難点だけれど、いいと思う。

「悪いことはできない国」口絵で一部の人間を狂喜させた一作。話としても落ちているし、キノの性格も出ていて楽しく読める。

「歴史のある国」これは構造がとても上手い。英語題も機能しているし、端整な一編だろう。収録された作品の中でも一番、好き。

「愛のある話」「ラジオな国」「救われた国」は駄目。以前に同じことをやっているし、構造も弱いし、時雨沢ならもっと書けるはず。

「船の国」これは程々に良かった。最後の挿絵前後の展開は、露骨に泣きを誘っていて、それはそれで雰囲気に浸れるのだけれど、これを読んですぐにプロローグに戻らないと、ネタに溢れた後書きを目にする羽目になり、一気に興醒めする。――シズが主人公格で、陸が語り手としてあるのだけれど、これは割りと面白い。普段はボケっぱなしのエルメスが、狂言回しとして活躍しているのが面白いと思った。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/sinden/20041201