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2006-01-26

[][][]808 20:47 808 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 808 - 雲上読記 808 - 雲上読記 のブックマークコメント

終わりのクロニクル〈7〉―AHEADシリーズ (電撃文庫)

終わりのクロニクル〈7〉―AHEADシリーズ (電撃文庫)

 全七巻=十四冊(ふつうの文庫本だったら二十冊分相当ぐらいだろう)という巻数から構成される川上稔の創る壮大なシリーズの中の、AHEADシリーズの中の、終わりのクロニクルというひとつのシリーズの完結。川上稔の技量と彼の作品内世界観が持つ魅力の全てが凝縮された素晴らしい作品だった。もう途中から感覚が麻痺してしまい、果たして十全に楽しめたのかどうかは不確定だが、いやいや、凄まじかった。

終わりのクロニクル』は読んだけど都市シリーズは迷っている、都市シリーズは好きだけど『終わりのクロニクル』は迷っているという人に、ひとつ取り返しのつかないネタバレをさせてもらおう。

「つまり、冥府も天界も輪廻転生も、破壊と再生も、ありとあらゆることが現実となる。武神はきっと人のものとなって神の字を失い、機竜達も空行く船として宇宙までを縦横するようになるだろう。そして――、人々は文字や絵を力とし、多種族が共存する世界になるのだよ」

 彼は悠然とした口調で、言葉を続けた。

「この世界に不死はない。しかし今後、輪廻と遺伝の概念に導かれ、私と新庄君や他の皆は、いついかなるときでも出会っていくだろう。テキトーに記憶や意思を引き継ぎ、テキトーに忘れ、世界をもっとよく進化させていく。――必要ならば敵に回ることだってあるだろう」

(1056ページより)

 ありとあらゆることが現実となり、佐山や新庄その他大勢が出会っていく話が都市シリーズであり。まだ何もかもがありでなく、そこに至るまでがAHEADシリーズなのだ。

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2006-01-25

[][][]808 20:47 808 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 808 - 雲上読記 808 - 雲上読記 のブックマークコメント

終わりのクロニクル〈7〉―AHEADシリーズ (電撃文庫)

終わりのクロニクル〈7〉―AHEADシリーズ (電撃文庫)

 全七巻=十四冊(ふつうの文庫本だったら二十冊分相当ぐらいだろう)という巻数から構成される川上稔の創る壮大なシリーズの中の、AHEADシリーズの中の、終わりのクロニクルというひとつのシリーズの完結。川上稔の技量と彼の作品内世界観が持つ魅力の全てが凝縮された素晴らしい作品だった。もう途中から感覚が麻痺してしまい、果たして十全に楽しめたのかどうかは不確定だが、いやいや、凄まじかった。

終わりのクロニクル』は読んだけど都市シリーズは迷っている、都市シリーズは好きだけど『終わりのクロニクル』は迷っているという人に、ひとつ取り返しのつかないネタバレをさせてもらおう。

「つまり、冥府も天界も輪廻転生も、破壊と再生も、ありとあらゆることが現実となる。武神はきっと人のものとなって神の字を失い、機竜達も空行く船として宇宙までを縦横するようになるだろう。そして――、人々は文字や絵を力とし、多種族が共存する世界になるのだよ」

 彼は悠然とした口調で、言葉を続けた。

「この世界に不死はない。しかし今後、輪廻と遺伝の概念に導かれ、私と新庄君や他の皆は、いついかなるときでも出会っていくだろう。テキトーに記憶や意思を引き継ぎ、テキトーに忘れ、世界をもっとよく進化させていく。――必要ならば敵に回ることだってあるだろう」

(1056ページより)

 ありとあらゆることが現実となり、佐山や新庄その他大勢が出会っていく話が都市シリーズであり。まだ何もかもがありでなく、そこに至るまでがAHEADシリーズなのだ。

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2006-01-01

[][][]789 21:44 789 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 789 - 雲上読記 789 - 雲上読記 のブックマークコメント

 全12G一堂に会しての大会議。そしてTop-GとLow-Gの一対一×五。ヒロインとのエロシーンがあって、次に味方キャラがひとりずつそれぞれの問いに答えを出すかのように敵とタイマンでの戦闘。都市シリーズお馴染みの構造がようやくやってきて、前半の会議シーンも面白かったし、川上稔の本領発揮だった。唯一の不満はエロシーンだろうか。何だあの薄さはと。今回の主人公は、青江・正造に匹敵するエロさを持つ佐山・御言なのだ。それが! それが! あんなんでいいのかと小一時間問い詰めたい所存。しかも一組分しかないし。

 しかし、最後のあの卑怯な引きの前では、全てが薙ぎ倒され、許そうという気になってしまうからとても不思議。また、五の下巻に続き驚愕の新事実が明かされ、色々なことに決着がつきそうな気配がする。都市シリーズにおいて、人や吸血鬼が共存しておりそのことに何の違和感も抱いていない理由であるとか、新伯林の伝説であるとか、隻腕であるとか、剣であるとか、翼であるとか、槍であるとか……であるならば、何故、警部の正体はあれなのかとか、何故、炎を連想させる武器を戸田・命刻がではなくハジが持っているのかとか、もうありとあらゆる設定が秋山を引きつけて離さない。読み終えるまでは川上稔スレがとてもではなく恐くて読めないが、そこで展開されているあまりに濃くてあまりに深い考察が早く読みたいと、身体が欲して止まない。

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2005-12-25

[][]785 12:15 785 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 785 - 雲上読記 785 - 雲上読記 のブックマークコメント

「書斎」という単語が出てきた瞬間、多くの『都市シリーズ』ファンは、その在り処をミスリードされたのではないかと思う。この他にも、都市が伏線となっているものが相変わらず多く、読んでいる間、思わず歓喜の声をあげてしまう。さて、

「一体、誰がどれだけ川上稔のことを好きなのだろうか」

 このシリーズがここまで続いてきたことを考えれば、結構な人が熱烈に好きそうだ。

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2005-09-14697

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終わりのクロニクル 5(下) AHEADシリーズ (電撃文庫)

終わりのクロニクル 5(下) AHEADシリーズ (電撃文庫)

 四兄弟、熱すぎ。

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2005-08-29690-696

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終わりのクロニクル 4(上) AHEADシリーズ (電撃文庫)

終わりのクロニクル 4(上) AHEADシリーズ (電撃文庫)

 伯林好きにこのプロローグは熱すぎる。

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終わりのクロニクル 4(下) AHEADシリーズ (電撃文庫)

終わりのクロニクル 4(下) AHEADシリーズ (電撃文庫)

 正しく青空を駆け抜けた疾風

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終わりのクロニクル 5(上) AHEADシリーズ (電撃文庫)

終わりのクロニクル 5(上) AHEADシリーズ (電撃文庫)

 ついに牙を剥く過去、とでもいう感じか。

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2004-09-01437-454

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 三巻の下巻。都合、第七巻。もうそろそろネタバレを気にするあまり、物語を説明することもできなければ、そもそもあまりに複雑な人間関係や事情の絡まり合いに、説明したくてもできないほどになってきた。しかし読んでいる間だけは、繰り返される説明になんとかついていくことができ、またその中でのみシーンのひとつひとつに心躍らすこともできる。しかし実を言うと、分厚いこともあり何だか途中から訳が分からなくなり、もう訳も分からず感動し、ラストのシーンでは切れ味が鋭いのか鈍いのかも分からないままに斬られ、素晴らしい結末だったと溜息をついてしまった。この感情が果たして、本書を冷静にゆっくりじっくり時間を掛けても得られるものかどうかは、今ひとつ疑問が残るが、やはり同様の感動は得られるのだろうなと予感する。

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2004-06-01368-396

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終わりのクロニクル 3(中) AHEADシリーズ (電撃文庫)

終わりのクロニクル 3(中) AHEADシリーズ (電撃文庫)

 3rd-Gが抱えている穢れ、そのために今まで3rd-Gの武神とたったふたりで抗戦していた飛場・竜司と美影。しかし荒帝を召喚することのできる美影は、敵が待つ概念空間の中に連れ込まれてしまう。彼らを追うのは飛場と全竜交渉部隊(チームレヴァイアサン)の面々。一方、名が力を持つ2nd-Gの純血、月読・京は3rd-Gの自動人形たちに名前を与え、軍はUCAT本部へと乗りこみはじめる。

 一巻、二巻と上下分冊構成が続いていたが、この三巻に至っては上中下の三分冊。多い登場人物の把握と、複雑に絡みあう人間関係と、単純な分量とに飽き飽きすることが多かったが、今回はテンポよく読み進めることができた。その理由は、ワンパターンなギャグが回避されたところにあるのではないかと思う。戦闘における描写や、平和な日常なども、AHEADシリーズのそれと言うより、都市シリーズに近いものがあって、存分に楽しめた。(電撃文庫

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