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2005-05-29616-619

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ふたりジャネット (奇想コレクション)

ふたりジャネット (奇想コレクション)

 SFセミナーに参加して、興味を覚えたので手にとってみた。九篇の短編が収録されているのだが、そのうち五編は20ページ前後の読みやすいものなのだが、残りの四編は50ページ以上の長いもので読んでいて少し苦痛を感じた、どうもそりがあわないらしい。以下寸評。

「熊が火を発見する」いかにも海外作品な一篇。火を知ることで冬眠する必要を失った熊たちが、いかにして人間社会に進出してくるか。必要以上にファンタジィを交えず、熊の朴訥で端正な生き方が上手く描かれていたように思う。

「アンを押してください」笑った。これは中々に面白い。18ページと短い上に改行と空行が山ほどあるので、充分に立ち読みできる量。

「未来からきたふたり組」時間物に弱い秋山にとって、こういうのは大好き。途中で落ちが読めてしまうのは残念だが、それでも充分に書き込まれているので面白かった。

英国航行中」おおーい、イギリスが海を渡っちまってるぜ! はっはー!!

「ふたりジャネット」ああ、これがそうかあ。中村融によるネタバレがなかったら、この設定はちょっと分からなかった。なるほど、秀逸だ。

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