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2004-11-01483-500

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撲殺天使ドクロちゃん〈4〉 (電撃文庫)

撲殺天使ドクロちゃん〈4〉 (電撃文庫)

 一巻が最もインパクトを持っていて、二巻三巻と下り気味だったが、四巻で持ち直した――というような話を各所で聞いていたが然り。確かに面白かった。特に第三話と第四話は、目眩めくハイテンションでの大疾走で、ぐいぐいと作品内に引き込まれてしまった。また後書きでは、渡瀬草一郎時雨沢恵一にしか言及していないが、川上稔中村恵里加成田良悟といった作家の作品も微妙に使われており、電撃文庫を広く読んでいる人間にとっては「おおっ! こんなところに……ッッ」と思わず声を上げてしまうだろう。例えるなら、ある作家のあるシリーズに別のシリーズの登場人物が少しだけ顔を覗かせるような感じだ。両方のシリーズを読んでいる読者だけへのサービスを、他の作者でやってしまったような感じだ。そう言えば、似たようなことを成田良悟が『デュラララ!』でやっていたが、あれを読んだときも嬉しくなった覚えがある。

 もう電撃文庫好きを自称するならば、ドクロちゃんは外せないな。

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2004-09-01437-454

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撲殺天使ドクロちゃん〈3〉 (電撃文庫)

撲殺天使ドクロちゃん〈3〉 (電撃文庫)

 中学二年生の草壁桜くんにまとわりついて、ぴぴるぴしている天使――ドクロちゃんの物語。毎回、超絶ハイテンションで展開される撲殺空間だが、今回は今ひとつと言った感が強かった。短編連作。

「恐怖! 林間学校の怪だよ! ドクロちゃん!」これは電撃hpに掲載された作品で、掲載時に一度、目を通した。桜くんが想いを寄せている静奇ちゃんを大きく取り扱っているようで、実はそれほどでもない。

スポーツの秋だよ! ドクロちゃん!」これは今までの脇役を少しずつ使って、短編をひとつどうにかして捻り出したという感のある一編。おかゆまさきの作るキャラは、どれも個性が強いのでこういう使い方もできるが、勿体無いと思う。

「聖なる夜はメリークリスマスだよ! ドクロちゃん!」口絵の時点で「これは成年指定にしなくていいのか」と思ったが、危険な一編。南さんはマイペースで、無表情無感情萌えを狙い撃ちしたキャラかと思ったが、最後で「やっぱりおかゆキャラだな」と思わせてくれた。また、サバトちゃんの悪運具合が感極まっている。彼女はどうしてここまで悲運なんだろうか。

「また逢う日までだよ! ドクロちゃん!」最終話……と見せかけて、そうでもない。終盤までは完全にシリアスで、『ドラえもん』の最終回を意識したか! と思わせるほど丁寧な作りなのだが、最後の最後でやっぱりおかゆまさき。もうお前はどうしておかゆまさきなのかと思うぐらいおかゆまさき。これでいいのかと、これがエンターテイメントなのかと、これで本当に良かったのかと小一時間問い詰めたい

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