雲上読記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-12-04

[][][]767 01:55 767 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 767 - 雲上読記 767 - 雲上読記 のブックマークコメント

夏月の海に囁く呪文 (電撃文庫 (1178))

夏月の海に囁く呪文 (電撃文庫 (1178))

 面白かった。

 夢久島という島を舞台にしたオムニバス形式の短編集。「海で“呪文”を唱えると、本当の自分の居場所に連れて行ってくれる」という噂を巡り、四者四様の物語が繰り広げられるのだが、これが実にいい。いわゆる「自分の居場所はここではないという不安感」がテーマなのだが、これへの向かい合い方に四つもの答えを提示してくれているのだ。青春小説としても優れている。

 レーベル電撃文庫で、ツンデレなんかも出てきたりするのだが、イラストではなく写真を使ったりすることで、普段はライトノベルを読まない層への歩み寄りが見える。中身もライトノベル離れしているので、「ライトノベルだから読まない・ライトノベルは読まない」という主義を持っている人にも挑戦してもらいたい。あるいは、ライトノベルに挑戦したいと思っているけれど、いきなりライトノベル過ぎるやつは不安という人に読んでもらいたい。是非。

[][]768 13:12 768 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 768 - 雲上読記 768 - 雲上読記 のブックマークコメント

土曜日の実験室―詩と批評とあと何か (Infas books)

土曜日の実験室―詩と批評とあと何か (Infas books)

 待望の……! 本当に待望してた、短編作品集! 各雑誌に掲載された短編漫画だけでなく、エッセイや批評や日記、突発的に作ったペーパーや、単発イラスト作品など。西島大介の現在における小さな仕事を網羅した完成度の高い一冊! かと思いきや、なんだこれー! あの作品は収録されてないし、あれもされてない。出版社的な問題だろうか。こんなのは全然、不完全。まったく持って信じられない。壁を越えて縦横無尽に活躍している西島大介を、この本は捉えきれてない。もう駄目すぎる。

 しかしよくよく考えてみれば、一冊に収められてしまっては、それはそれで不満が残る気もする。こうなってしまったら、各出版社から西島大介短編漫画集を、凄まじい勢いで出して、数年後に西島大介傑作短編集とでも銘打って、壁を越えた一冊を出してもらわないと話にならない。頑張ってください!!

[][][]769 13:14 769 - 雲上読記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 769 - 雲上読記 769 - 雲上読記 のブックマークコメント

もやしもん(1) (イブニングKC)

もやしもん(1) (イブニングKC)

 たいへんに素晴らしかった。予備知識なく、巡回先で色々な人に読まれていたからという理由だけで、先に二巻を手に取ってしまったのだが、確かにこの一巻を読んでいたら、皆、二巻は読むだろう。買って、すぐに読むだろう。だって、これ凄い面白い。もう一度、二巻を読み返そうと思う。

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