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2004-06-01368-396

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六番目の小夜子 (新潮文庫)

六番目の小夜子 (新潮文庫)

 その学校には三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が選ばれ、学園祭で特殊な劇を行うという風習があった。サヨコの伝説は謎に満ちており、誰もそれが行われる真相を知らない。そして「六番目のサヨコ」が誕生する年、津村沙代子という転校生が現れた……。

 所々に光るものはあったと思うけれど、全体的に不完全燃焼で、膝を打って面白いと言えるほどではなかったと言うのが正直な感想。確かに春夏秋冬を通して、高校三年の一年を描くその力量は見事だったし、青春というものが確かにそこにあったような気がするけれど、下手にホラータッチにせずにそれに徹した方が良かったのではないかと思う。でも、やはり、本書はサヨコ伝説があったからだと映えたのだと思わないでもない。……難しい。楽しめる要因は充分に揃っていたのに楽しめなかった。残念。

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