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2011-06-16

中井久夫「最終講義 分裂病私見」

00:57 | 中井久夫「最終講義 分裂病私見」 - phaの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 中井久夫「最終講義 分裂病私見」 - phaの本棚 中井久夫「最終講義 分裂病私見」 - phaの本棚 のブックマークコメント

分裂病に目鼻を付ける

回復の初期に

  • 身体的同様
  • 薬物副作用の増減
  • 悪夢→眠りが長い時期

 

がある

急性期

・絵がかけない

乱数が作れない → 自由度の低下 ーーー 遭難時も同じらしい

 →そんな状態じゃ、外界の刺激など、全てが恐ろしい必然に思えるだろう

 →柔軟な対応なんてできないから、立ち向かうために妄想で固めるしかない

  偶然性を否定し、無理にでも因果律を作って理解する それが妄想


「世界がいっせいにしかも一つのものも多くの言葉で叫びだした」


治療がうまくいっているとき

(治療者は)家具のような無私の状態

臨界期

回復期の初期にさまざまな身体的症状が頻出することがあらう

初期だけでなく終わりかけにもある

身体的感覚

サリヴァン said

疲労感、消耗感を自覚することが大事

 それも辺縁的な身体感覚

其の次は意識の辺縁にあるちょっとしたフィーリング(「なんかやだな」)を意識すること

其の次はパラタクシスを一つでも意識すること


睡眠、夢活動、心身症意識障害、死は、それぞれ分裂病という苦しい状態から人を守ろうとする

慢性分裂病

「慢性患者を慢性患者とみなすのをやめたらいろいろなものが見えてきて離脱への萌芽はその中に混ざっている」

いろいろ

分裂病の人の、ふるえるような、いたいたしいほどのやわらかさ

分裂病とリウマチの相反関係

分裂病に親和的な人にはかすかな徴候を読む能力が傑出しているからではないか

分裂病も一つのダイナミズム、なにかかから自己を守っている防衛機制なのでは(サリヴァン

 幼少期のマインドコントロールに対する防衛?

分裂病は多重人格と違って自己は揺らがない、痛々しいほどに