ペペの読書被害報告書

秘曲 笑傲江湖（１）殺戮の序曲

金庸, ★★★★★ |

秘曲 笑傲江湖〈第1巻〉殺戮の序曲

• 作者: 金庸,岡崎由美,小島瑞紀
• 出版社/メーカー: 徳間書店
• 発売日: 1998/04
• メディア: 単行本
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金庸の作品はいくつか改訂されているみたいだけど、日本語訳も新版で再出版されているのかな？教えて、金庸マニアな人！

内容は疾風怒涛の展開。上橋菜穂子の『闇の守り人』も相当のハイテンションで突っ走ってたけど、笑傲江湖には「果て」がない。底無しの内力によるトップギア軽功で休むことなく、気息を乱すことなく突っ走りつづけています！正・邪で分けた場合、正だと思ってた陣営がみせた邪への残虐な仕打ちで誰が真の義侠なのか分からない展開で次巻へ続いちゃったよ・・・・・・。

ただ、訳者のあとがきがヒドイ。令狐兄さんが主役だって？主役は林平之だろ？そりゃぁ、令狐の方が目立ってたけどさ……。それに、まだ登場してないキャラの話しとかするなよ。と、いうわけで結局あとがきは最初の部分しか読んでいない。まぁ、文庫版ローレライの解説*1よりは妥当な内容なのかもしれない。

あと、笑傲江湖のIME辞書データってどこかにないのかな？十二国記のはネットでIME辞書データが公開されてて凄く便利だったんだけどなぁ。どこぞの大侠客が道を示してくれる事を期待しつつ、次巻も読むぞ！