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まよねえずごはんの読書記録 RSSフィード

ここは「まよねえずごはん」というひとが、読んだ本をただ記録している場所です。便宜上評価を5段階で付けていますが、書評というよリ感想です。私がおもしろかったかどうかが絶対。なお、ライトノベルの感想はのべるのぶろぐさんにトラックバックを送信しています。

評価の基準

  • 0(無し)…………いますぐ窓から投げ捨てろ!
  • 1(★)……………一応最後までは読めました
  • 2(★★)…………可もなく不可もなく。まずまず
  • 3(★★★)………おもしろい
  • 4(★★★★)……とてもおもしろい。ひとに勧めたくなる
  • 5(★★★★★)…ありがとう。本当にありがとう。
なお「☆」は0.5点です。

より詳しくはこの場所はこのように使われています 2007年版をご覧ください。

2005-01-19

桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

転校生は変人だった。しかも超弩級の。母親とひきこもりの兄と暮らすなぎさは転校生に「友達になって」と言われる。だがこの変人は嘘だらけでイライラする。しかし、変人には変人にならざるを得ない事情があった。

まず冒頭で明かされる凄惨な結末。物語はそれに向かって突き進む。その結末が覆されるかどうかは、どうぞ読んで確かめてください。

読んでいてとにかく痛々しい。締めつけられるような、切りつけられるような痛みを伴う。それは若さ故の割り切れなさや矛盾であったり、過剰な自意識である部分であったりするんだが、同時に、自分が批判される大人であることを痛感させる。ああもう、なんで大人になっちゃんたんだろう。なんて考えるということは、まだ私が完全には大人では無いということだろうか。

しかし、この作品を多感な若者が読んでも大丈夫だろうか。この破壊力は尋常では無い。

『推定少女』との類似点は多すぎるほど多い。多分同じ着想、もしかしたら同じプロットから枝わかれした作品なのだろう。『推定少女』では気になったぼく女も、この作品では気にならなかった。「ぼく」を使う人間が、使ってもおかしくない変人だったからだろう。『推定少女』では普通のはずの人間が使っていたから違和感が大きかった。

それにしても、表紙、イラストがあまりにもミスマッチではないのか。かといってこれが写実的な絵であったら、リアルに感じ過ぎて、辛くて読むのを投げだすという可能性もあるか……。

評価:5 ★★★★★ なるほどこれは鬱だ

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