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まよねえずごはんの読書記録 RSSフィード

ここは「まよねえずごはん」というひとが、読んだ本をただ記録している場所です。便宜上評価を5段階で付けていますが、書評というよリ感想です。私がおもしろかったかどうかが絶対。なお、ライトノベルの感想はのべるのぶろぐさんにトラックバックを送信しています。

評価の基準

  • 0(無し)…………いますぐ窓から投げ捨てろ!
  • 1(★)……………一応最後までは読めました
  • 2(★★)…………可もなく不可もなく。まずまず
  • 3(★★★)………おもしろい
  • 4(★★★★)……とてもおもしろい。ひとに勧めたくなる
  • 5(★★★★★)…ありがとう。本当にありがとう。
なお「☆」は0.5点です。

より詳しくはこの場所はこのように使われています 2007年版をご覧ください。

2005-01-03

桜庭一樹『推定少女』

推定少女 (ファミ通文庫)

推定少女 (ファミ通文庫)

一人称が「ぼく」の15才女子と、なぜかゴミ箱に全裸で捨てられていた、拳銃(ホンモノ)つきの、記憶喪失娘との、逃避行。

前半は、なぜ「ぼく」こと、巣籠カナは逃げなければならなかったのか、そして、記憶喪失娘こと「白雪」は何者か、という謎を解決する物語に見えた。

しかし、「ぼく」のしたことがはっきりとわかって以降、どんどん内的世界で物事が進行していく。幻視や幻聴、そしてブラックアウト。何がホントで、どれが嘘か、混沌とした状況の中で、大人への嫌悪、無力な自分、そんな感情の奔流が描かれる。

おもしろかったです。「おとなになりたくない」とか「15才のときのの自分に謝れ!」だとか、青臭いだけ青臭い。でも、10代って青臭いもんじゃん。いまだそこから抜け出せない自分がいたりもするわけですが。というわけで、枯れたおとなよりも中高生に読ませて、悩んでもらいたい。大人になるってなんだ、愛ってなんだと。

ただし、このお話にはオチがありません。完結している以上はオチているんですが、どうとでもとれるオトシ方です。これも若者には大いに悩んででもらいたい。自分の頭の中にはある一つのオチが浮かんでいるけども、再読して確かめないと正しいのかわからない。いや、どれが正しいという問題でもないのか。ただ、こういう安心できないオトシ方はあんまり好きではない。きれいにオトシてほしかった。

あと、一人称が「ぼく」て。ちょっとやりすぎな気がするがどうか。一応「ぼく」である理由には触れられているが、いらないといえばいらない。普通の中学生が巻き込まれていくところがおもしろいのだと思うが。

個人的にお気に入りのキャラは電脳戦士のお兄ちゃん。っていうか、ロリコンだよね。

評価:4 ★★★★ オススメ。ただしオチには気を付けろ。

裏推定少女こと『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』も読む予定。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

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