『20歳までに5000冊』企画

『20歳までに5000冊』企画 日誌

2006-08-05

[]パーマー・エルドリッチの三つの聖痕(8月1日読了20:43

ディックを愛でる旅、再開。

読み終わってから冒頭のパラグラフを読んでみると、救われるというか、ガラッと様相が変わってちょっとびっくり。

出てくるガジェットに目新しいものはないんだけど、絶対悪としてのエルドリッチさんが、いい具合に悪人。

今、ちょっと思いついたこと。ディックの話のパターンって、普通の生活を送ってるダメ男が、これは真実の世界じゃないんだ、ってことに気付くっていうのがあって、パッと見た感じ、「今まで生きてた世界」が「真実の世界」に裏返りました、ってだけで終わってる。でも、実はその真ん中に別の世界があったりする?この作品だったら、「火星」にあたる世界。そういうのがある作品とない作品があるように思うけど。ちょっと、見返してみる。

[]イリアム8月3日読了20:43

イリアム (海外SFノヴェルズ)

イリアム (海外SFノヴェルズ)

原書で3分の2ほど読んでたんですが、間違いがあるといけない、と思って頭から読み返してみた。にしても、ギリシャの神やら英雄やらが馴染みのある表記になっているのは大変嬉しい。ラクだもん。

ひたすら面白い。800ページとは思えないくらいの勢いで読める。とりあえずページを開けば大丈夫、読みきれる。それまでに少々躊躇うかも、だけど。ハイペリオン四部作とネタというか、発想が似通っているので、同じように読んでけばいいんじゃないかな。

これからめっちゃくちゃ面白くなる予感。続編、楽しみにしてまーす、とか言う前に、もう読み出してしまった。面白い……んだけど、長いっ!たぶん途中で力尽きて埃かぶったま放置されるんだろうね。笑。