『20歳までに5000冊』企画

『20歳までに5000冊』企画 日誌

2005-11-23

[]砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない11月23日読了21:06

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

再読。

うーん…なるほどねえ。最近ずいぶん作品の感じが変わったのか?いや、この人の作品はジャンル色の強い作品を最近読むことが多いので、それでそんなイメージが塗り変わっていただけなのかも。

[]ウロボロス波動11月22日読了21:06

ウロボロスの波動 (ハヤカワ文庫 JA)

ウロボロスの波動 (ハヤカワ文庫 JA)

何を隠そう…私は一回、これ諦めたのです。

でもほら、続編出ちゃったし…。読まぬわけには行かぬよのう、と思って…。

そしたら、思ってた以上に面白かったよ!ハードSFはかなりニガテとするので、最初の説明だけで、待ってー!とかいう状態になっていたのですが、むりやりごり押ししてみたら実は面白かった。

この作品のテーマは何を隠そう異星人とのコミュニケーションであったり、同じ人間同士のいざこざであったり、というまあ、そんなところで。とっつきにくくはありましたが、最後には「あぁ、面白かった」と言える作品でした。

[]GOTH リストカット事件(11月22日読了21:06

GOTH―リストカット事件

GOTH―リストカット事件

再読。

うーそうねえ。乙一だよねえ。構成は本当に上手だよねえ。でも、それ以上の感想は…また今度。今週末にいろいろある予定なのでー。

[]さあ、気ちがいになりなさい(11月21日読了21:06

さあ、気ちがいになりなさい (異色作家短編集)

さあ、気ちがいになりなさい (異色作家短編集)

ブラウンの作品はとってもステキだ。私にとって今のところ、ブラウンベストは何をどうやっても「ミミズ天使」で、これに勝るものはなかったな…。けど、ウィットに富んでてステキなことに間違いはない。

星新一の訳も良いと思う。

かなり余談なんですが、私が一人の作家に惚れたのって星新一が初めてなんだよ、っていうことに気がつきました。初めて星新一文庫で読んだのは小学校2年か3年の頃だったように思います。たぶん、児童向けは買ってその日に読み終わるので、「文庫でも与えておこう」的なノリで親は与えたんだと思います。いやはや、あのときの衝撃は一生忘れんだろうな。「ボッコちゃん」ですよ。あんなに面白い本があるとは思わなかった。しばらく浴びるように星新一ばっかり読んでた時期がありました。いつからか忘れていたのですが、また読んでみたいなー。っていうことは、私のセンスオブワンダーの原体験は星新一で、実は私は元からSFの子で、ちょっとミステリとか寄り道したけど、戻ってきた…ってなオチなのでしょうか。出戻り娘!!

[]時の声(11月21日読了21:06

創元社から1969年に出たやつ。

ここ最近、ちょいちょいバラードの作品を読んでいるわけですが、この人の作品、一言で言えば「だるま落とし」だと個人的には思います。あまりに当然すぎてそれを受け入れていることにすら気づかないようなもの、それが無ければ世界の認識すらもできなくなってしまうようなもの、つまり、だるま落としの一番下の部分にあるやつをスパーンって蹴っ飛ばしたのがバラードの作品…かしら。表面上は何にも変わらないように見えるけれど、その世界はグラグラしていて不安定な上、基礎がないわけだから、根本的に破壊されている。だから、バラードってすっごく破壊的な作家なんだろなあ、と思ったのです。

[][]桜色ハミングディスタンス11月20日読了21:06

文学フリマで発行された同人だから、こっちで書こうか悩んだけど、まあ、いいでしょう。

これが「小説」として面白いかどうか、と言われたら私の答えは否。辛うじて文体は揃ってるように思うけど、物語の運びとか、世界観とかがどうしても統一感に欠く。二人で書いたことを考えれば十分なレベルだけれど、もし、何の予備知識もなく読んだら、本投げるかも。主張にも今更感があるし。

でもね、これが「同人誌」として面白いかどうか、と言われたら私は声を大にしてイエスと答えるさ。まさに、同人魂見せ付けられた感じです。書きたいから書いた、言いたいことがあったから書いた、チャレンジしたいものがあったからやってみたetcで許される同人誌だからこそ、これはできた。それだから、私はこれはスバラシイ同人だと思った。

っつか、安いよな…。あれで500円ってマジなのか、と思った。1000円で相場くらいじゃなかろうか。