『20歳までに5000冊』企画

『20歳までに5000冊』企画 日誌

2005-08-04

[]うそつき 12:52

うそつき―嘘をつくたびに眺めたくなる月 (新風舎文庫)

うそつき―嘘をつくたびに眺めたくなる月 (新風舎文庫)

悪くない。悪くはないんだ。単純に字面を追っているだけならばこれで面白いんだ。でも読書っていうのは作者と読者がいて初めて成り立つもので、たぶん作家は「こういうの好きだろ、どうだ!」っていう心意気を封じ込めて読者に物語を投げつけて来るんだと思う。この人の話はそれが感じられない…。確かに文章は上手いし、いろいろ工夫したところ、悩んだところも見受けられる。でもそれ以上に感覚的な、直感的な、理屈を超越した作家の「魂」を感じられない。この作品の中に作者の魂はどれだけ入っているんだろう。なんだかね、作者対読者、という(ある意味)バトルの土俵の中にも立てない気がする。

[]想刻のペンデュラム 12:52

想刻のペンデュラム (電撃文庫)

想刻のペンデュラム (電撃文庫)

ワタクシ独自のマーケット調査によると、けっこう売れているように見受けられる本書。本から漂ってくるオーラにあまりピンとはこないものの読んでみるのも一興、と思って読んでみました。

結果、やっぱり自分の直感は重んじるべきだと思いました。つまらなくはないんだが面白くも無い。人物が勝手にくっちゃべって、バトルしてるだけで…。死ぬか生きるかって瀬戸際に生きてる割には緊張感の欠片もないやつらで、そこが激しく腑に落ちない。感情移入も出来ない。あんな事態に巻き込まれてしまったのに、どうしてあんなに状況に適応してしまうんだろう。もっと悩む、とかさ、なんかあるだろうよ。で、結局作者は読者に何を伝えようとしてるの、っていう肝心な部分がまるで見えず。あと設定が非常に独りよがりな感じがした。

[]HOW TO BUILD 福井晴敏 12:52

HOW TO BUILD福井晴敏

HOW TO BUILD福井晴敏

いろいろと興味深いが話掲載してある。

[]ARIEL
ARIEL〈16〉 (ソノラマ文庫)

ARIEL〈16〉 (ソノラマ文庫)

12:52