『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』を読む人へ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-01-10タブッキ カポーティ ネオナチ ハイフェッツ

asin:45600427215*Nocttrno Indiano asin:4560042721:5*Nocttrno Indiano - 『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』を読む人へ を含むブックマーク

『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ?』で、「私」の恋人である葉(イップ)が読んでいたので、私も読んでみた。といっても、葉が読んでいたのは、イタリア語?版なんだけど…。で、『インド夜想曲?』だけれど、とても翻訳日本語が美しくて、情景が目に浮かぶようだった。12の断章からなる夜の物語フーガが、夕暮れから夜明けまでの物語なのと、少し、似ているな、と思う。ミステリーの手法で、でも、内容は深くて、そんなところも似ている。全然、違う話なのだけれど、静かな感じも似ていて、両方、好き。最後の仕掛けも、思いもよらないもので、小説の中に引き込まれていた私は、作者の思う壺にはまったと思う。

インド夜想曲 [DVD]

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asin:41512001935*夜の曲がり角 asin:4151200193:5*夜の曲がり角 - 『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』を読む人へ を含むブックマーク

愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』のintermission「夜の曲がり角?」が収録されているカポーティ?の後期短編集カポーティは好きで、ほとんど手に入るものは読んでいるけれど、これは、初めて、読んだ。カポーティが、今まで、いろんな小説で使ってきたテクニックが総動員されていて、とても読みごたえがあった。犯罪を扱った柩の話とか、『冷血?』を思い出させるけれど、インタビューのテクニックが、不思議な効果をあげている。マリリン・モンロー?短編や『夜の曲がり角~シャム双生児はいかにしてセックスするか?』にしてもそう。いろいろなカポーティが楽しめる集大成だと思う。

冷血

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夜の樹 (新潮文庫)

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遠い声遠い部屋 (新潮文庫)

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ティファニーで朝食を (新潮文庫)

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asin:43809503014*ナチス?の恐怖 asin:4380950301:4*[[ナチス]]の恐怖 - 『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』を読む人へ を含むブックマーク

留学している友人に聞いたら、日本人留学生右傾化が、ものすごく進んでいると言う。ネオナショナリズム? 日本でも小泉首相?の靖国参拝?が、毎年、問題になる。『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』では、そんな右傾化の進んだ少年たちの集団が登場する。想像の話しかと思っていたら、本を読んだ父に、日本にもネオナチ組織がいくつもあることを聞いた。私は参加する気は、全然、ないけれど、日本という国のどうしようもなさが、ネオナチと呼ばれる人々を作り出している気がした。他の国も、そうなのだろうか。だとしたら、怖いことだと思う。



asin:48355096923*ケプラーの法則 asin:4835509692:3*ケプラーの法則 - 『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』を読む人へ を含むブックマーク

父に『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』のintermissionのタイトルである数式は何かと尋ねたら、ケプラー?という人の惑星の公転周期の法則だと教えてくれた。う…。苦手な分野だ。

でも、ケプラーが偉大な数学者だったこともわかったし、ニュートン?が万有引力?を発見する手がかりを作ったこともわかった。相対性理論?にも繋がっているという。すごい人だったんだなぁ。。。


asin:48711903235*ハイフェッツ asin:4871190323:5*ハイフェッツ - 『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』を読む人へ を含むブックマーク

愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』の中には、バイオリン?の話がたくさん出てくる。というより、音楽の話自体、多い。ハイフェッツ?というバイオリニストレコードが、始終、かかって、読んだ人なら、誰もが聞いてみたくなると思う。

この本は、そんなバイオリニストハイフェッツの伝記である。伝記は、もともと好きだ。音楽も大好きだ。ハイフェッツの生涯がわかって、どんなCDを聞いたらいいとか、どういう背景があるかとかがわかって、すごくためになった。