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ブログブクログ私はこんな本を読んできた(2004/10/30:更新)本好きへの100の質問の回答
2004/5/11AM10:30よりカウント:700275

2002-07-02

[] 藤木稟 『イツロベ』 講談社文庫  藤木稟 [[『イツロベ』]] 講談社文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  藤木稟 [[『イツロベ』]] 講談社文庫 - あるふぁの本棚  藤木稟 [[『イツロベ』]] 講談社文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

イツロベ (講談社文庫) isbn:4062734869

★★★☆☆

朱雀十五シリーズの藤木凛のホラー(SF)作品、続編が『テンダーワールド』になります。

ボランティアとしてアフリカの奥地へ赴任した主人公の医師、そこで彼は、禁断の地に足を踏み入れ見てはならぬものを見てしまう、そして日本に戻った彼に待ち受けるものは・・・メインの構成は、諸星大二郎の『マッドメン』や中島らもの『ガラダの豚』と同じような舞台設定となっているが、この作品では、もうひとつ、記憶というより物事の認識そのものに関する違いが描かれている、それは、日本とアフリカだけではなく、大人と子供という世代間、人がものを認識するということが、個人の脳の中で再構築されたものでしかないのなら、私と他者の認識が同じであることは保障されないのではないか、そんな感覚が背後に流れています。

人間の記憶や経験が脳内の化学変化で再構成できるという考えは、士郎正宗の『攻殻機動隊』などの作品でも扱われているモチーフでもある、でも実際問題としては、それならなぜ今、私は夢を夢として判断できるのだろうかという疑問もわく。

久しぶりに読み返したが、この話はこの1冊では完結しておらず、そういえば続編も未読なので、そちらとあわせてもう一度整理してみたい。でもこの作品はこの1冊でも充分読み応えのある作品になってます。

更新:2004/06/25

続編の『テンダーワールド』はこちらを参照→ id:jinc:20040701

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