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ブログブクログ私はこんな本を読んできた(2004/10/30:更新)本好きへの100の質問の回答
2004/5/11AM10:30よりカウント:642664

2007-10-29今日は……、もう誰も殺したくないんだよ……

『キノの旅 XI』 時雨沢恵一 電撃文庫 『キノの旅 XI』 時雨沢恵一 電撃文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『キノの旅 XI』 時雨沢恵一 電撃文庫 - あるふぁの本棚 『キノの旅 XI』 時雨沢恵一 電撃文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

isbn:9784840240253

★★★☆☆

もう、11巻目なんですね

1冊で10篇以上は入ってるんでもう100カ国以上巡っているんですね

まあ、キノのほかにも、シズやら師匠やらが訪れた国もあるからキノが100カ国じゃないのか

世界全体に対する謎みたいものは存在しないし、個々の独立した国どうしの関係もほとんどない

ただその独立して孤立した国を渡りあくるキノたちがいる、それだけ

昔のショートショート作品に近いものがあるかもしれないけど

一番近いジャンルは童話なのかもしれない

手段のためには目的を選ばない世界

キノが旅することもそうだし、ここで描かれる国の多くも

目的を失って機能だけが存在している場所として描かれていることが多い

余白が大きい

これは童話の特徴の一つだと思っている

そでだけに、何処から読み始めても構わないし

どこで終わりにしても構わない

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2007-10-26「これ、私からのお守りね」

『禍家』 三津田信三 光文社文庫 『禍家』 三津田信三 光文社文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『禍家』 三津田信三 光文社文庫 - あるふぁの本棚 『禍家』 三津田信三 光文社文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

禍家 (光文社文庫)

禍家 (光文社文庫)

★★★☆☆

祖母と二人、引っ越してきたのは、初めてのはずなのに、なぜか不思議な既視感がある街

いきなり おかえり とかけられる声

同い年の少女

幽霊屋敷の話、近くの杜

12歳、春から中学へあがる前の春休み

二人暮らしには広い家の中で彼を襲う怪現象

誰が味方

家にまつわるホラー、ミステリー風味、そしてボーイミーツガールストーリ

この舞台の近所はあの、作家の家もあるみたいです

家を舞台にしたホラー効くね、読んでいて部屋の温度がさらに少し下がる気がする

そして、風呂で髪を洗うのを今日一日ぐらいはやめようかと

一番恐いのは、やっぱり

なのですね

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2007-10-24「もちろん、私は試したのだよ」

『図南の翼』 小野不由美 講談社文庫 『図南の翼』 小野不由美 講談社文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『図南の翼』 小野不由美 講談社文庫 - あるふぁの本棚 『図南の翼』 小野不由美 講談社文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

isbn:4062730529

★★★★☆

十二国記の7冊目(講談社文庫版)で5つめの話

舞台は王を失い、荒廃の風が吹く恭

すでに王を失い20年以上がたつ

裕福な商家生まれ王の治世をしらずに育った娘、珠晶

自ら王となるため一人、家を抜け出し、蓬山を目指す

海を渡り荒野をぬけ蓬山を目指すたびのなかで

彼女は乗り越えたもの、得たもの全ては王としてのこれからに

大きな力となるのだろう

十二国記シリーズ全体にわたる、王と麒麟、国と民、そして妖魔と里木

関係と謎、その一端を少しだけ垣間見せながら、話は進む

王になろうとする意思

守るべきもの

たよるべきもの

助けるということ

約束ということ

そして、王であるということ

なすべきもの全てを尽くした先にだけ

求めるべきものがあるのだろう

べたな話ではあるが

あらためて、そう思うし

そう思うからこそ、読み返して見たくなる

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2007-10-20「二万と、二十円でいかがです」

『最後の願い』 光原百合 光文社文庫 『最後の願い』 光原百合 光文社文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『最後の願い』 光原百合 光文社文庫 - あるふぁの本棚 『最後の願い』 光原百合 光文社文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

isbn:9784334743208

★★★★★

劇団を立ち上げようとする男が劇団をともに作ってゆくメンバーを捜してゆく最後に立ち上げ公演の直前までを描く連作短編、その説得過程の中でその人物が過去から引きずってきた謎を解き明かしてゆくミステリ仕立てとなる作品、だんだん登場人物が増えてゆき、最後にみんなそろってというのは、なんか冒険物のアニメみたいな気もするが

舞台で役者が演じるということ

それは外から見られる自分がどんな効果をもっているかを認識し、その力を最大限に発揮すること

かならずしもそれが真実である必要はない、相手がうける印象を操作することがその目的である

なんかそんなことを思った

そしてそれは自分が今もっとも不得手としていることの一つなんだろうなとも

作品の中で語られる話は決して明るいものばかりでもない、というよりも過去の傷として残ってしまっているような、哀しく悲惨なものも多い

しかし、この作品は決して、暗く哀しいものではない、作者の過去の作品もそうなのだけど

この作品にも過去の出来事をしっかり乗り越えた力強さ、過去の哀しいこと辛いことはそれとして、しっかりその先へ向かって進もうと自ら動き出そうとする人、そんなふうに描かれている


これは、ドラマ(映像)で見たいな、2時間くらいの映画じゃないて、15~6回ぐらいのドラマ枠で

演出的には、最後の繋がる部分の伏線を冒頭、度会が劇団の立ち上げを決心するエピソードとしてもってきてみたい、その先は原作にしたがって、メンバーごとの謎編と解決編って感じでね

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2007-10-14この世には、本物の愛情など存在しないのかもしれないね

『大久保町は燃えているか』 田中哲弥 ハヤカワ文庫JA 『大久保町は燃えているか』 田中哲弥 ハヤカワ文庫JA - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『大久保町は燃えているか』 田中哲弥 ハヤカワ文庫JA - あるふぁの本棚 『大久保町は燃えているか』 田中哲弥 ハヤカワ文庫JA - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

大久保町は燃えているか (ハヤカワ文庫JA)

大久保町は燃えているか (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

少なくともわたしはそれを見たことがない。と続きます

大久保町三部作の第二段

第二神明道路の出口を間違えて、大久保町に乗り込んでしまったのは、春からの大学がきまった高校生の幸平

今回の大久保町はなぜか、ナチスの占領下、下道をとおって戻ろうとして幸平はなぜか、地雷原に……

あとは、いつものとおり、田中哲弥ワールドでございます

今回はおまけの短編

前回、設定がどうのこうのとえらそうなことを書いたわりには、こうゆう話好きなんです

そうかスイスに行くのか

大久保町からは随分とおいけどかんばれよ

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2007-10-13存在しなかった過去 存在しないi未来

『トンデモ本の世界』 と学会 楽工社 『トンデモ本の世界』 と学会 楽工社 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『トンデモ本の世界』 と学会 楽工社 - あるふぁの本棚 『トンデモ本の世界』 と学会 楽工社 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

isbn:9784903063140 トンデモ本の世界V

★★☆☆☆

今回はUとVの2冊同時刊行、『トンデモ本世界』、続いて R,S,Tそして今回のU,Vで6冊目かな

あいもかわらず、トンデモ本のネタがつきまじ、よくもまあ懲りずに出てくると

感心してしまう、いや本当に

紹介された本を読んだことは、ほとんど無い、まあ好意的にかかれているのが少ないってもあるけど

なので、感想をUpすることはしてなかったんですが

今回はあとがき(山本弘)が妙に納得できたので、

存在しなかった過去(Uのあとがき)

昔はよかった、特に引き合いにだされてた、三丁目の夕日(映画版)

たしかにコミックはよい作品だと思います、西岸さんの作品好きですし

でもね、あそこにあるのは、思い出の昭和30~40年代であって、現実じゃない

あの頃の名残を少し残したころに子供時代をすごした者にとって

あの作品に描かれている部分ってのは、子供の頃に古臭い物でしかない

だって、まだ自宅が白黒テレビなのに、友達の家はカラーになったなんてのを

リアルで体験してたりするので

ひがみ根性であるのもたしかなんですが

今、この時代に生きていることを誇りに思おう

多分、20年ぐらい未来から見た、古きよき時代なのだから

存在しない未来(Vのあとがき)

引き合いにだされた作品は未読なのだが

小説、特にSF的な作品の想像力が貧弱になっているってのは、最近感じている

たしかに、作品として今の時代と地続きになっているのは、作品に入り込みやすいとは思う

でも、そうするのなら、それだからこそ、今の世界と構築された作品の世界のつなぎ目を

しっかりつくろって欲しいと思うし、それがよく出来た作品はやっぱり、読んでいてよい作品だと思う

うまいなぁと思うのは、攻殻機動隊のネットの描写とかね

テクノロジー(科学でも魔法でも)が一つでも変われば、世界は大きく影響を受けるのだから

ウォークマンが音楽を屋外に連れ出したように

U

  • 陰謀本
  • トンデモ科学本
  • サブカルチャー研究本
  • 地球の謎本
  • フィクション

V

  • 予言本(預言だよね)
  • 宇宙の謎本
  • 霊・オカルト・超能力本
  • エッセイ・評論本
  • トンデモ歴史本
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2007-10-12「いつかみんなでかすてらを食べようね」

『おおきくなりません』 白倉由美 徳間デュアル文庫 『おおきくなりません』 白倉由美 徳間デュアル文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『おおきくなりません』 白倉由美 徳間デュアル文庫 - あるふぁの本棚 『おおきくなりません』 白倉由美 徳間デュアル文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

おおきくなりません (徳間デュアル文庫)

おおきくなりません (徳間デュアル文庫)

★★★☆☆

表紙が鶴田謙二だったものでつい……

不思議なおはなしです

いや、ミステリとか超常現象とかいう意味でなく

みんな、なにかが欠けている、その欠けているなにかを捜して

そんな話は、実のところよくある話

でも、この話がいったい何処を向いているのだろう

欠けているなにかを、埋めるためのなにかを捜そうとしているのだろうか

欠けていること、そのものを大事にしてゆこうとしているのだろうか

なにかとてもアンバランスな状態で話がつづられる

そして、そのたよりなさが

すこし暖かい

delta16vdelta16v2007/10/13 16:42鶴田表紙、ついつい目が行ってしまいますね(笑)。

jincjinc2007/10/14 00:42折角の表紙が出ないのが残念(笑)なかなか不思議な作品でしたよ、これ、イラストと作品のイメージがあってました。

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2007-10-08随分と不器用だね

『ゼロの使い魔 7 銀の降臨祭』 ヤマグチノボル MF文庫 『ゼロの使い魔 7 銀の降臨祭』 ヤマグチノボル MF文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『ゼロの使い魔 7 銀の降臨祭』 ヤマグチノボル MF文庫 - あるふぁの本棚 『ゼロの使い魔 7 銀の降臨祭』 ヤマグチノボル MF文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

ゼロの使い魔(7) (MF文庫J)

ゼロの使い魔(7) (MF文庫J)

★★★☆☆

地上軍をなんとか、アルビオンに地に下ろした、トリステイン=ゲルマニア連合軍

さしたる抵抗もなく、進軍を続けるのだが

進軍に伴う開放した街の住民への手当てが負担となる

この辺のやりとりって銀英伝にもあったよな

今回、この世界の住人で貴族である、ルイズたちと才人の間の戦う理由の温度差

貴族が貴族として生きるためには、貴族を存在させるための建前が必要である

その建前のために貴族たちは貴族として戦う、それが、建前であろうと、いや

建前であるためにこそ、戦う

才人の感覚は現在の読者の感覚に近いものだろう、今、この国で建前のために

命を懸けるものはそう多くはいない

同じこの世界の住人であっても、戦いに巻き込まれる立場のシエスタの感覚は

才人と近い、このあたりは微妙な感じがしないでもないが、物語の上で才人の

味方がいないとね

そんな彼も、建前のために戦うことには疑問を感じても

守るべきものためには、気がついてしまったものとして

戦いに挑むことには、なんの躊躇もない

ちょっと格好いいぞ

この世界の根底にある仕掛けがようやくその姿を見せ始めた感じです

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2007-10-07どんな荷物だと思う?

『ヴェイスの盲点 クレギオン 1』 野尻抱介 ハヤカワ文庫JA 『ヴェイスの盲点 クレギオン 1』 野尻抱介 ハヤカワ文庫JA - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『ヴェイスの盲点 クレギオン 1』 野尻抱介 ハヤカワ文庫JA - あるふぁの本棚 『ヴェイスの盲点 クレギオン 1』 野尻抱介 ハヤカワ文庫JA - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

ヴェイスの盲点―クレギオン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

ヴェイスの盲点―クレギオン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

1992年にたしか富士見書房から出たのが最初だったはず

で、元はゲームで、その世界を借りてのノベライズで

野尻氏のデビュー作

たった一機の、しかもオンボロの宇宙船

冒頭でいきなりメインエンジンのトラブルを派手な操船で回避

心意気と腕だけは確かなパイロットと大空に夢を抱いている社長

一世代前の宇宙を舞台とするSFの定番の舞台と登場人物

新谷かおるのQueen1313、野田大元帥の銀河乞食軍団など、ほかにもこんな舞台の作品は一時期

沢山ありました、最近はべたすぎなのか、あんまり見ません

宇宙も夢と根性で乗り切れる世界ではなくなったのかもしれません

シリーズ冒頭となるこの作品で

重要な役どころを担う人物との会合のエピソードになります

先の戦争で機雷により封鎖された惑星ヴェイス

その機雷原を通過するのに特殊な技能をもったナビゲータを必要とする星

船の修理費を稼ぐため、この星へ降りることになり、やってきたナビゲータは

半人前どころか、実地は初めてという女の子

利権のためには人の命など、損得勘定の中にしかないという巨大企業の思惑

娘を宇宙で働かせるという両親の思い

最後は結果オーライとなるのもこの手の作品の定番ではありますが

久しぶりに読むとやっぱりスピード感とか心地いいです

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2007-10-05一期一会ですか

『QED 九段坂の春』 高田崇史 講談社ノベルス 『QED 九段坂の春』 高田崇史 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『QED 九段坂の春』 高田崇史 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 『QED 九段坂の春』 高田崇史 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

QED~flumen~ 九段坂の春 (講談社ノベルス)

QED~flumen~ 九段坂の春 (講談社ノベルス)

★★★★☆

QEDシリーズの短編は初めてかな

四季の流れ、時の流れをまたいで、ある一つの事件の発端と結末までを、主要登場人物たちとの関係を踏まえての過去のワンシーンをつづる、いわば、ボーナストラックみたいな感じ

特に、熊野の残照あたりから、シリーズ全体に繋がって張られ始めている伏線部分の補足する感じのシーンもあるので、是非、少なくても熊野の残照あたりから読んだ方がいいかもしれないです


  • 九段下の春

桑原崇(中学生)

中身とは全然関係ないですが、どうやら、私は彼と同じ年のようです、ええ、中学の頃、ルービック・キューブに嵌りました。ちょっと背伸びした崇と転出してゆく先生との話

  • 北鎌倉の夏

棚旗奈々(高校生)

彼女はそんなに役どころが変わらないですね

  • 浅草寺の秋

小松崎良平(大学生)

ちょっと切ない話かな、男っぷりはいいんだけど、あんまりいい役回りにならんですな、話としても浅草寺談義にだいぶとられちゃっているし

  • 那智瀧の冬

御名形史紋(大学院生)

メインは彼じゃないだろうって気もしますが、あんまりばらしちゃうのもなんなんで

さてこの連作短編をうけてシリーズの展開はどっちへ行くのでしょう

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