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ブログブクログ私はこんな本を読んできた(2004/10/30:更新)本好きへの100の質問の回答
2004/5/11AM10:30よりカウント:646230

2005-12-31

今月の三冊200512 今月の三冊200512 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 今月の三冊200512 - あるふぁの本棚 今月の三冊200512 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

  1. 『博士の愛した数式』 小川洋子
  2. 『ラッシュライフ』 伊坂幸太郎
  3. 『模倣犯』 宮部みゆき

次点で『扉は閉ざされたまま』石持浅海


今年の三冊2005 今年の三冊2005 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 今年の三冊2005 - あるふぁの本棚 今年の三冊2005 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

今年今月の三冊にあげたのは24冊でした、途中ぜんぜん更新しない時期があったから

今年気になった作家としては、有川浩、米澤穂信、藤崎慎吾、小野正嗣、奥泉光さんあたり、少しSFが多かったというより、いわゆる本格物にうまく行き当たらなかった、というか、ミステリがかつてのSFのようにジャンルを超えての広がりもってきたことによりジャンルとしての境界がしだいにあいまいになってきた感じがある

まあ、あいかわらずゆきあたりばったりで本を手にとってきたわけだが、

今年の三冊は

  1. 『空の中』 有川浩
  2. 『十八の夏』 光原百合
  3. 『にぎやかな湾に背負われた船』 小野正嗣

あーミステリがない?

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2005-12-30

 宮部みゆき 『模倣犯』 新潮文庫  宮部みゆき 『模倣犯』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  宮部みゆき 『模倣犯』 新潮文庫 - あるふぁの本棚  宮部みゆき 『模倣犯』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

模倣犯1 (新潮文庫) 模倣犯2 (新潮文庫) 模倣犯3 (新潮文庫) 模倣犯〈4〉 (新潮文庫) 模倣犯〈5〉 (新潮文庫)

★★★★☆

久しぶりの重量級、文庫5分冊をなんだかんだといいながら、5日間で読破、堪能させていただきました。

自分の犯罪を演出しようとする加害者という話はもうずいぶん言ってみれば手垢の付いたもののような気がしていたが、複雑にからみあい時間の流れで移り変わってゆく登場人物たちの立場をそれぞれの視点から丹念に積み上げてゆく構成は職人宮部の面目躍如といったところか

ちょっとこしか登場しない脇役(といっては失礼か)の魅力も素敵、彼で別のミステリは何本かかけそうな”建築家”ストーリーの全体を通して残された被害者としてこの事件にからんでゆく真一とともに歩こうとする久美、事件のルポを書くことにより事件に深くかかわる滋子、彼女は多分ジャーナリストであることより別のなにかに従った最後はそんな気がする

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2005-12-28

倉知淳 『猫丸先輩の空論』 講談社ノベルス  倉知淳 『猫丸先輩の空論』 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  倉知淳 『猫丸先輩の空論』 講談社ノベルス - あるふぁの本棚  倉知淳 『猫丸先輩の空論』 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

猫丸先輩の空論 (講談社ノベルス)

猫丸先輩の空論 (講談社ノベルス)

★★☆☆☆

講談社ノベルス猫丸先輩の2冊目、一冊目は推測*1

今回は短編のタイトルは、有名作品のもじりになっていたりします。

最後に書き下ろしで収録されている「夜の猫丸」怖い話で有名なシュチエーション、知りきトンボなのでこっちも結構怖い

なんとなくつぼにはまってしまったのは、「魚か肉か食い物」、最近とんと食が細くなってきている(歳のせい?)のもあってこの食べっぷりはうらやましい限り、ちょっとせつないものいい

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2005-12-26

 島田荘司 『セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴』 角川文庫  島田荘司 『セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴』 角川文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  島田荘司 『セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴』 角川文庫 - あるふぁの本棚  島田荘司 『セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴』 角川文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴 (角川文庫)

セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴 (角川文庫)

★★☆☆☆

久しぶりの御大の作品、龍臥亭以降だいぶごぶさただったのですが、最近また目にするようになって、珍しく薄いので購入、クリスマスに間に合えばよかたかな

占星術殺人事件の直後、馬車道に事務所をかまえた御手洗と石岡にであった、事件、ガジェットにロマノフ王朝の秘宝がでてくるあたりは、あいかわらずけれんみたっぷりではあるけど、今回は大掛かりな仕掛け物はなし、それゆえに、御手洗の動きがよく伝わってくるような気がする、個人的には短編の方が好きな作品が多いかもしれない

ラストシーンはまあ、クリスマスということで

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2005-12-25

倉知淳 『猫丸先輩の推測』 講談社ノベルス  倉知淳 『猫丸先輩の推測』 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  倉知淳 『猫丸先輩の推測』 講談社ノベルス - あるふぁの本棚  倉知淳 『猫丸先輩の推測』 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

猫丸先輩の推測 (講談社ノベルス)

猫丸先輩の推測 (講談社ノベルス)

★★☆☆☆

実際にいたら決してお近づきにはなりたくない人ではある、きっといいように振り回されてろくな目にはあわないだろう、猫丸先輩はそんな人物である、すでに文庫*1されている作品ではあるが、短編が6つの短編集、一応時系列っぽい流れになってはいるが、前後はあまり関係なし、そもそも猫丸先輩自身がほかの作品でも登場しているし

この短編の最後の作品が「クリスマスの猫丸」ということで、

でも猫丸先輩も八木沢君もクリスマスはあんまり関係ないようですが、

2005-12-24

田中啓文 『笑酔亭梅寿謎解噺』 集英社  田中啓文 『笑酔亭梅寿謎解噺』 集英社 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  田中啓文 『笑酔亭梅寿謎解噺』 集英社 - あるふぁの本棚  田中啓文 『笑酔亭梅寿謎解噺』 集英社 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

笑酔亭梅寿謎解噺

笑酔亭梅寿謎解噺

★★★☆☆

上方落語のお題を借りた7つの連作短編

落語と絡んだミステリといえば、北村薫の円紫師匠が有名どこではあるが、こちらは、上方落語の世界が舞台、札付きのワルでひょんなことから落語家に弟子入りした竜二とその師匠梅寿のコンビで謎解きとなります。

今回はお得意の落ちが駄洒落になってもなんの違和感もないというのはおいといて、東の住人にしてみれば、上方落語の世界の片鱗にでも触れられるのがちょっと興味深い、上方では落語の定席がないのも初めて知った。

いつものアクが少々薄いのが勿体ない気もしないでもないが、このコンビまだまだ活躍させてほしいところである。

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2005-12-20

石持浅海 『扉は閉ざされたまま』 ノン・ノベル 石持浅海 『扉は閉ざされたまま』 ノン・ノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  石持浅海 『扉は閉ざされたまま』 ノン・ノベルス - あるふぁの本棚  石持浅海 『扉は閉ざされたまま』 ノン・ノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)

扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)

★★★★☆

このミス2006国内編2位

刑事コロンボや古畑のように冒頭で事件は起こってしまい、その後の心理劇が中心となる、ただ視点が探偵役側ではなく終始犯人側から語られる。

最後の扉を開ける直前までのテンションがふっと切れる部分運びたがうまい、この時点まで動機が語られないのも、探偵側のモノローグがないもの、この最後の直前にある数ページ分をより鮮明なものにしていると思う

感想 聡明な女性は怖い

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2005-12-18

早川いくを 『またまた へんないきもの』 バジリコ  早川いくを 『またまた へんないきもの』 バジリコ - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  早川いくを 『またまた へんないきもの』 バジリコ - あるふぁの本棚  早川いくを 『またまた へんないきもの』 バジリコ - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

またまたへんないきもの

またまたへんないきもの

★★☆☆☆

『へんないきもの』*1の続編、タイトルが またまた… なので、また…が出ているのかとおもって探してしまった。

さすがに最初の作品ほどのインパクトを維持するのは、大変なのか、中身はちょっとソフトになっている気がする、最初の奴は子供がイラスト気に入って、読んでといわれて、途中はしょりながら読んだきがするもの

でも内容的には生物に興味をもつための入門書としての役割はきっちり果たしているのは立派

個人的にはバクテリアファージは生物か?という部分は非常に興味をそそられる

2005-12-17

 と学会 『人類の月面着陸はあったんだ論』 楽工社  と学会 『人類の月面着陸はあったんだ論』 楽工社 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  と学会 『人類の月面着陸はあったんだ論』 楽工社 - あるふぁの本棚  と学会 『人類の月面着陸はあったんだ論』 楽工社 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

★★☆☆☆

登場しているのは、山本弘植木不等式、江藤巌、志水一夫、皆神龍太郎

今回は副島隆彦『人類の月面着陸は無かったろう論』がねた、特定の本をねたにするのは、柳田理科雄『空想科学…』以来になるかな

なんで毎回この手の話が出てくるんだろうと思うのだが、フィクションとして楽しむ分にはどんな設定であってもそれなり(フィクションとしての)説得力があればよいだのけど、

ネタの大本になっているTV番組、年末の方は多分見ている、ラムズフェルドのインタービュー(確かにいわれてみれば、インタビューの中で彼はアポロ計画という言葉はつかっていなかったようだ)とか結構作りこんでいて、ものとしては面白かったが、キューブリックが登場した時点でネタ個人的にはネタがわれた、映画みてたらわかるだろうに

そうそう本の方は、宇宙開発の歴史の確認と、アポロは月にいっていない説の経緯、アメリカでは結構前からこの話はあったみたいですね、TVと本への反論、最後にまとめの構成、反論部分の解説はSF者としはまあこんなもんかな、あいかわらずまじめなんだか、どうなんだか、まあこののりが持ち味なんだろうけど

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2005-12-16

近藤史恵 『モップの精は深夜に現れる』 実業之日本社ジョイ・ノベルス  近藤史恵 『モップの精は深夜に現れる』 実業之日本社ジョイ・ノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  近藤史恵 『モップの精は深夜に現れる』 実業之日本社ジョイ・ノベルス - あるふぁの本棚  近藤史恵 『モップの精は深夜に現れる』 実業之日本社ジョイ・ノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

モップの精は深夜に現れる (ジョイ・ノベルス)

モップの精は深夜に現れる (ジョイ・ノベルス)

★★★★☆

「天使は…」の続編*1、実はこっちの方を先に読んでいました。大介と結婚してからのキリコのお話、今回は短編4つなのでひとつひとつは前のシリーズよりちょっと長め、しかも前作からの事情によって、今回は短期で職場を移りながらの話になります

パターン的には、こっちの方がキリコがうまく動けているような気がする、4編中3編は別に前の作品に依存しないで単独でも成立するけど、最後に収録されている「きみに会いたいと思うこと」は前の「天使は…」の最終話に直接続いた話になっている、

「きみに会いたい…」は結構身につまされる話、自分でも周りに負担を強いてないだろうか、そんなことが不安になったりも少しする、けど、キリコの前向きで気が利いていて元気な姿がとても印象的、ミステリー風ではあるけど、後味はとても素直なのが印象的

2005-12-15

近藤史恵 『天使はモップを持って』 実業之日本社ジョイ・ノベルス 近藤史恵 『天使はモップを持って』 実業之日本社ジョイ・ノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 近藤史恵 『天使はモップを持って』 実業之日本社ジョイ・ノベルス - あるふぁの本棚 近藤史恵 『天使はモップを持って』 実業之日本社ジョイ・ノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

天使はモップを持って (ジョイ・ノベルス)

天使はモップを持って (ジョイ・ノベルス)

★★★☆☆

ビルの清掃作業員のキリコとそのビルに勤める新入社員大介が、会社の人間関係にからむ謎を解く形の短編集、一応時系列はある連作もの ノベルスで8編収録なので1つ1つはちょっと短め

清掃作業員、いわゆる掃除のおばさん(キリコは若いけど)ってのもミステリでは定番のいわゆる見えない人、外側からだから見えてくるものも確かにあるよね

最後の「史上最悪のヒーロー」で 行動が伴わなければ… やらねばならないことをわかっていながら行動に移せないことって、わかっていないことと同じ、これって掃除と一緒、なかなかできるもんじゃないなんていってたら怒られそう

2005-12-14

 山口雅也 『垂里冴子のお見合いと推理』 講談社ノベルス  山口雅也 『垂里冴子のお見合いと推理』 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  山口雅也 『垂里冴子のお見合いと推理』 講談社ノベルス - あるふぁの本棚  山口雅也 『垂里冴子のお見合いと推理』 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

★★☆☆☆

とてもオーソドックスなミステリ短編集(一応連作かな、相互の関係はあまり強くないので、十番飛ばしてもあんまり問題ない)

正続2冊でそれぞれ4編で計8つの短編、テイストは同じ

探偵役は垂里家の長女、冴子、登場時ですでの33才の独身、妹の空美、弟の京一兄弟と謎解きをするんですが、この冴子、お見合いのたびに事件に巻き込まれ、事件は解決するものの、お見合いの方は毎回縁がない。

ミステリの舞台としてお見合いというのも、なるほど都合がよい、相手の状況は当然知らされることがらだし、人生の転機として、謀略やら、色恋ざたの清算やら、過去の記憶やら大抵のこごがら出てきてもなんとなく納得してしまう、この設定のうまさはさすが

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2005-12-13

宮部みゆき 『本所深川ふしぎ草紙』 新潮文庫 宮部みゆき 『本所深川ふしぎ草紙』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 宮部みゆき 『本所深川ふしぎ草紙』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 宮部みゆき 『本所深川ふしぎ草紙』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)

本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)

★★★☆☆

江戸は深川が舞台、この地に伝わる七不思議をひとつつつ題材にして7つの短編、こうゆう視点のとりかたは本当にうまいと思う、七不思議は

  1. 片葉の葦
  2. 送り提灯
  3. 置いてけ堀
  4. 落葉なしの椎
  5. 馬鹿囃子
  6. 足洗い屋敷
  7. 消えずの行灯

有名とこは置いて堀かな、これらの不思議を題材としながらでも登場人物たちは、それらを本当のこと、少なくもと不思議ではあってもなくはないものとして共存している、話としては結構暗い話も多いんだけど、最後にはでもそうゆうこともあるねという感じ

作品では「片葉の葦」が印象強かった。

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2005-12-11

高木彬光 『古代天皇の秘密』 カドカワノベルス 高木彬光 『古代天皇の秘密』 カドカワノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 高木彬光 『古代天皇の秘密』 カドカワノベルス - あるふぁの本棚 高木彬光 『古代天皇の秘密』 カドカワノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

★★☆☆☆

「成吉思汗の秘密」「邪馬台国の秘密」に続く神津恭介シリーズの3冊目で最終巻、昭和61年の本だからかなり古い本、「邪馬台国…」の直系の続編というか、その結論のそもまま前提にしてしまているので、この本だけなんの予備知識もなしに読むのは少々辛いかもしれない、ちなみに前提として邪馬台国は北九州ということになっています。

探偵役の神津は事故で入院中ということで、もっぱら資料の確認で話がすすでしまうので、対象とする範囲が大きすぎでまとまりに欠ける部分があるのは否めないことろです、欠史八代、神武東遷、出雲の国譲…古代天皇の謎は山ほどあるので、いまではさほど衝撃的な内容でもないですが、出版当時を少々割引する必要があるでしょう。

なんでいまさらこの本を紹介とおもったのは、今日本屋で「成吉思汗の秘密」が単行本で再版してたのを見つけて家のあった古い本を探してしまいました。話は成吉思汗の方が飛躍が大きくで面白いとおもいます

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2005-12-10通勤の友

 杉本圭三郎 『平家物語』 講談社学術文庫  杉本圭三郎 『平家物語』 講談社学術文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  杉本圭三郎 『平家物語』 講談社学術文庫 - あるふぁの本棚  杉本圭三郎 『平家物語』 講談社学術文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

平家物語(一) (講談社学術文庫)

平家物語(一) (講談社学術文庫)

★★★☆☆

祇園精舎の鐘の音の名文句で始まるいわずれとしれた古典、学術文庫版文庫で全12巻、原文+対訳+注+解説が小分けになって構成されているので、細切れで読みやすので通勤途中には最適。

平家物語を始めて通しで読んだのはこの版は最初、通しで読んで初めてこの作品のタイトルが「平家」物語であることを理解した、一の谷た壇ノ浦の話だけだと「源氏」もしくは「判官」物語に見えてしまう、多分教科書かなにかでこの部分に初めて接したときはそうおもった。

通して語られるのは、去り行くものへの思い、そしてこの物語の最後には勝者はいない

今回は原文部分を通しで読んだので、私の読解力ではちゃんと通じてない部分があるとは思うのだが、日本語のやさしさ、思いをこめた言葉の力が伝わってくる気がする。

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2005-12-09

藤木稟 『暗闇神事猿神の舞い』 徳間ノベルス  藤木稟 『暗闇神事猿神の舞い』 徳間ノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  藤木稟 『暗闇神事猿神の舞い』 徳間ノベルス - あるふぁの本棚  藤木稟 『暗闇神事猿神の舞い』 徳間ノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

暗闇神事 猿神の舞い 朱雀十五シリーズ (トクマ・ノベルズ)

暗闇神事 猿神の舞い 朱雀十五シリーズ (トクマ・ノベルズ)

★★★☆☆

朱雀十五(「殉教者…」で十八が登場して、もう十五の続きはでないのかと思ってしまった)、日中戦争前の日本が舞台、戦争になるかも知れないという大きなしかも漠然として不安に押しつぶされそうになりながらも、どことなく騒然として浮ついたような日常

この舞台設定はなんとなく惹かれる、今のこの国に閉塞感、どこに行こうとしているのか漠然としているなかで、そのはけ口が暴力的な部分にでてしまえば、またあの時代と同じことが繰り返されるのかも知れない。

今回は、猿楽町の歌舞伎小屋が舞台、その一門に代々伝わる神事と猟奇的な事件が絡む、このシリーズもだんだん十五の活躍が少なくなってきた気がする

話は変わるが、膝枕で耳掻きはちょっと憧れたりもする

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2005-12-07犬にはソウルがあるが私にはあるだろうか?

山田正紀 『イノセンス』 徳間デュアル文庫 山田正紀 『イノセンス』 徳間デュアル文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 山田正紀 『イノセンス』 徳間デュアル文庫 - あるふぁの本棚 山田正紀 『イノセンス』 徳間デュアル文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

イノセンス After The Long Goodbye (デュアル文庫)

イノセンス After The Long Goodbye (デュアル文庫)

★★☆☆☆

士郎正宗のコミック『攻殻機動隊』が大本で、それを押井守が映画化「Gost in the Shell」その続編として映画化されたのが、「イノセンス」で、さらに小説化が山田正紀

原作コミックの舞台は基本的にそのまま引き継いで、高度にネットワークがめぐらされ、体のサイボーグ(義体)化はもとより直接ネットワークにアクセス可能な電脳を持ちサイボーグとして生きる主人公たち

作品はは、映画版「Gost in the Shell」と「イノセンス」の間に位置するエピソードの作品

原作コミックから読み始めているので、映画もノベライズの別者だと割り切ればよいのだが、なかなか原作のイメージを引きずってしまう部分がある、一番に気になったのは、ノベライズ版では、ゴーストとソウルを使い分けてしまっている部分、主人公であるバトーが犬(バセットハウンドのガブ)にはソウルがあるが自分にはソウルがあるのだろうかと問いかけるが、コミック版では素子が官給品であるこの義体を返してしまったとき自分のゴーストは何処になるのだろうと問うシーンがあったはずで、少なくともコミック版では、素子自身はゴーストとして存在していることがほのめかされている。映画版も基本的にはゴーストを自己と規定していたように感じていたのだが・・・

映画版の舞台設定をそのまま借りているとはいえ、状況説明少し少なすぎのようなきもする、いきなりトグサがでてきてもわかんないではないかい

作品中になんどがバトーの電脳は初期化される、そのとき自己内にあるバックアップから立ち上がることをうけて小説版ではイノセンス(無垢)と呼んでいるのだが、ハッキングされた状態で自己内にあるバックアップから再起動して問題ないのか?最小限のパーツのみバックアップされているという設定なのに、初期化後普通に活動しているのがちょっと都合よすぎない?

表紙のバトーかっこいいな

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2005-12-06

伊坂幸太郎 『ラッシュライフ』 新潮文庫 伊坂幸太郎 『ラッシュライフ』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 伊坂幸太郎 『ラッシュライフ』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 伊坂幸太郎 『ラッシュライフ』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

ラッシュライフ (新潮文庫)

ラッシュライフ (新潮文庫)

★★★★☆

「陽気なギャング・・・」(id:jinc:20051202)「オーデュポン・・・」(id:jinc:20040826)に続いて、伊坂作品 この作品が先といよりデビュー作?

仙台を舞台に、いろんな立場の人たち(空き巣、失業者、神(宗教家)を取り巻く人、日本語を街角で教えてもらっている外国人・・・)と犬と海外の宝くじと拳銃とバラバラ死体がよみがえるという都市伝説・・・

複数の話が互いに知らないとことで重なりあって、さらにその語られる話がパッチワークのように組み合わさっている、会話のテンポと憎めない人物たち、うまいなぁと単純に思う。

話の中で銀行襲撃事件と話をする案山子がちらっと登場するのは思わずにやりとしてしまった、刊行順に読んでないからわかるんだけど。

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2005-12-04江夏の背番号は28

小川洋子 『博士の愛した数式』 新潮文庫 小川洋子 『博士の愛した数式』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 小川洋子 『博士の愛した数式』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 小川洋子 『博士の愛した数式』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

★★★★☆

第一回本屋大賞受賞作(たしか本屋さんが選んだこの1冊みたいなのりの賞だとおもったけど違う?)

事故のより記憶に障害をうけ、80分の記憶しか持たない博士、義姉の家の離れ一人住む彼のもとに家政婦として働くこととなった女性とその息子

登場する人たちが皆やさしい、博士から√と呼ばれることとなった息子と博士とのやり取りが切ないくらいにやさしい。最後まで読み進めると博士をほっておいたと思えた義姉でさえこのやさしい世界のまぎれもない一員であると思える。でもそれが全然嫌味に見えないのがすごいことだと思う。

映画化も予定されているようだが、この作品の映像化はちょっとどんな感じになるだろう、本という媒体から受ける印象がよすぎるかもしれない

作中で登場するオイラーの公式はたぶん数学が築き上げた世界が単純でかぎりなく美しいことを明らかにする証明だと思える、円周率、虚数、自然対数といった存在がこんなに綺麗な公式に中に納まるなんて、

数学と阪神タイガースに栄光あれ。

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2005-12-03

畠中恵 『ぬしさまへ』 新潮文庫 畠中恵 『ぬしさまへ』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 畠中恵 『ぬしさまへ』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 畠中恵 『ぬしさまへ』 新潮文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

ぬしさまへ しゃばけシリーズ2 (新潮文庫)

ぬしさまへ しゃばけシリーズ2 (新潮文庫)

★★★☆☆

『しゃばけ』id:jinc:20040525)の続編、すみません文庫になるまで待ってました。

相変わらずの若旦那の病弱ぶり出会えてうれしいのに加えて、今回は謎解きのほかにも、若旦那以外の人物(?)にもスポットがあたって、世界が少し広がったのもうれしい。

のんびりしているようで、自分のふがいなさをしっかり認識していて、悩んでいる若旦那を応援したくなる。

松之助の話もせつなくて好き。落語の人情話みたいで、

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2005-12-02

伊坂幸太郎 『陽気なギャングが地球を回す』 祥伝社ノン・ノベル伊坂幸太郎 『陽気なギャングが地球を回す』 祥伝社ノン・ノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 伊坂幸太郎 『陽気なギャングが地球を回す』 祥伝社ノン・ノベルス - あるふぁの本棚 伊坂幸太郎 『陽気なギャングが地球を回す』 祥伝社ノン・ノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)

陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)

★★★★☆

あとがぎで書かれているように丁度90分くらいの映画にそのまままりそうなスピード感と科白の面白さがある、ただその場合には、各章だての前にある辞書の引用風の書き出しをどうするかが問題になりそうである、なにしろこんな調子だから・・・

かせい【火星】太陽系の惑星の一。地球のすぐ外に起動を持つ赤い星。二四時間三七分で自転。六八七日で太陽を一周。地球にくらべて直径は約半分、質量は約一〇分の一、人口は約二倍、文明度はほぼ同等。

簡単に言ってしまえば悪党通しの騙し合いなのだが、その中に嘘とか親子とか、そしてなにより最後にちゃんと溜飲の下がる結末を用意してもらえるなんて

2005-12-01

鯨統一郎 『なみだ特捜班におまかせ』 祥伝社ノン・ノベル鯨統一郎 『なみだ特捜班におまかせ』 祥伝社ノン・ノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 鯨統一郎 『なみだ特捜班におまかせ』 祥伝社ノン・ノベルス - あるふぁの本棚 鯨統一郎 『なみだ特捜班におまかせ』 祥伝社ノン・ノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

★★☆☆☆

『なみだ研究所へようこそ』(id:jinc:20050422)の続編、クリニックを辞めた波田煌子は警視庁の特捜班へ転進、前作と同じまるで頓珍漢な問答の末に迷宮入りの事件を見事に解決

作品のテイストも前作とほとんど同じ、今回はさすがに捜査ということもあって、多少は動き回りますが、肩こらなくていいです ほんと

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