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ブログブクログ私はこんな本を読んできた(2004/10/30:更新)本好きへの100の質問の回答
2004/5/11AM10:30よりカウント:655889

2005-01-31今月の三冊 

 今月の三冊200501  今月の三冊200501 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  今月の三冊200501 - あるふぁの本棚  今月の三冊200501 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

さて2005年最初の今月の三冊です。

  1. 有川浩『空の中』 id:jinc:20050101
  2. 芦辺拓『怪人対名探偵』 id:jinc:20050106
  3. 豊田有恒『カンガルー作戦』 id:jinc:20050124

今月はSFから2冊ミステリから1冊、去年末あたりからまた多少SF分が増加しつつある傾向が反映されたようです。

『空の中』は単行本、正月休み用に手配した1冊、謎の知的生命体の設定が一本とられたと思えるぐらい小気味よい作品

『怪人対名探偵』は正統派名探偵者への敬意があふれる一冊

『カンガルー作戦』はisbn番号もない古い文庫本ですが、あまりの懐かしさとその完成度の高さからちょっと強引に受賞です。

今月は購入がコミックを含めて23冊、そのうち感想をあげたのは10冊でした。

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2005-01-28

 根岸鎮衛 志村有弘 訳 『耳袋の怪』 角川ソフィア文庫  根岸鎮衛 志村有弘 訳 『耳袋の怪』 角川ソフィア文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  根岸鎮衛 志村有弘 訳 『耳袋の怪』 角川ソフィア文庫 - あるふぁの本棚  根岸鎮衛 志村有弘 訳 『耳袋の怪』 角川ソフィア文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

耳袋の怪 (角川ソフィア文庫)

耳袋の怪 (角川ソフィア文庫)

★★★☆☆

冬なのに怪談本、耳袋といえば、今は新耳袋の方が有名かもしれないが、その本歌がこの本、江戸時代の本です(もともとのタイトルは耳嚢です)

あらためてこの耳袋を読んでみると、その怪異の内容や語り口は、現代の怪談話を集めた新耳袋にそっくりであることに気がつきます、さすがに狐狸や猫の話は少々多いかなというぐらい。この耳袋でも作者(編者というほうが適切かもしれない)が集めた話は今聞いても現役の怪談話として有用するもが多いように思います。(さすがに登場人物は江戸時代の人なのですが)

たかだか200年くらいでは、人間の大本になる感情なんてこれっぽっちも変化していないのだなということがわかります、

おまけ

幽という雑誌で京極夏彦がこの耳袋を題材に旧耳袋という話を書いています(そのうち一冊にまとまるかな?)

2005-01-24

豊田有恒 『カンガルー作戦』 徳間文庫  豊田有恒 『カンガルー作戦』 徳間文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  豊田有恒 『カンガルー作戦』 徳間文庫 - あるふぁの本棚  豊田有恒 『カンガルー作戦』 徳間文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

★★★☆☆

古本屋で見つけ、あまりに懐かしくで購入、この本その昔小学校の学級文庫ジュブナイル版がありました、それ以来の再読

大枠のストーリーはなんとなく覚えていたものの、細部は今でも充分魅力的な作品、ただ最後の決着があまりにも出来すぎな気もしないでもないが、

古い作品なので以下ネタばれしてます。

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2005-01-22

 北森鴻 『孔雀狂想曲』 集英社文庫  北森鴻 『孔雀狂想曲』 集英社文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  北森鴻 『孔雀狂想曲』 集英社文庫 - あるふぁの本棚  北森鴻 『孔雀狂想曲』 集英社文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

孔雀狂想曲 (集英社文庫)

孔雀狂想曲 (集英社文庫)

★★★☆☆

下北沢にある骨董というより古道具を扱う雅蘭堂、この店を舞台にジッポのライター、ジャンクカメラ、江戸切子細工、古久谷、絵画、根付・・・それぞれの品物を中心にした(連作)短編集です。

なにしろ狐闇で骨董の世界を描いた作者ですから、単に品物の思い出にまるわる話だけではなく、骨董の裏の世界の話も登場します。そもそもこの店自体があのシリーズにも登場していたはずです。

骨董というより美術全般まったくだめの、おしかけ女子高生アルバイトと骨董店の店主の組み合わせはそういえば細野不二彦の『ギャラリーフェイク』もそうでしたね、専門的な世界への橋渡しとしては一番なじみやすい組み合わせなのかもしれません

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2005-01-19

 東直己 『古傷』 光文社文庫  東直己 『古傷』 光文社文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  東直己 『古傷』 光文社文庫 - あるふぁの本棚  東直己 『古傷』 光文社文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

古 傷 (光文社文庫)

古 傷 (光文社文庫)

★★★☆☆

文庫書き下ろしの作品

よいしょと阿諛追従でのらりくらりと生きている探偵法間、通称ホウカン(幇間)、地方新聞の記者から紹介された仕事は地方の大物老人から、表向きは会社の秘密漏洩事件の調査なのだが、

軽い感じで進む話なのだが、どこかうすら寂しい読後感

年をとり自分の過去に関するものを残そうとする依頼主の老人、彼をとりまく今では事業の中心となっている息子と孫、そもそも彼が残そうとしたものにどれだけの価値があったのかは作中ではふれらていないのだが、残そうとする者、それを引き出そうとする者、防ごうとする者、登場人物みんながみんなどことなく寂しげな印象をうける

きっとふたを開けてみたらたわいものない物なのにその争奪に血道をあげて攻防しているようなそんか感じ

探偵の法間は別の短編にも登場しているようだが、まだ味読、この作者の作品はススキノ探偵シリーズしか読んでいないので、少し捜してみようかな

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2005-01-17

高田崇史 『QED 鬼の城伝説』 講談社ノベルス  高田崇史 『QED 鬼の城伝説』 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  高田崇史 『QED 鬼の城伝説』 講談社ノベルス - あるふぁの本棚  高田崇史 『QED 鬼の城伝説』 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

QED 鬼の城伝説 (講談社ノベルス)

QED 鬼の城伝説 (講談社ノベルス)

★★★☆☆

QEDシリーズ今回の舞台は岡山、前回の鎌倉は今後の行き先に若干の不安があったものの、今回は鳴釜を通じて現実の事件との接点とのからみもさほど無理がない

今回、桑原崇を後半から登場させることで、一般的な通説とタタルの話とのバランスがうまくとれているきがする、でも毎回事情があってタタルの登場を遅らせるわけにもいかないのが苦しいことろか

ただ、登場人物の歴史に対する知識量はみな半端でなくなってしまっているのは、ちょっとすごいかもしれない。

今回は岡山が舞台ということで、温羅、桃太郎が登場、温羅に関しては、とり・みき『石神伝説』でも登場している隻眼の巨神(鬼)ですが、こっちは今手にはいらないかな

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2005-01-11

菅浩江 『五人姉妹』 ハヤカワ文庫JA  菅浩江 『五人姉妹』 ハヤカワ文庫JA - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  菅浩江 『五人姉妹』 ハヤカワ文庫JA - あるふぁの本棚  菅浩江 『五人姉妹』 ハヤカワ文庫JA - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

五人姉妹 (ハヤカワ文庫JA)

五人姉妹 (ハヤカワ文庫JA)

★★★★☆

SF短編集、惑星博物館の続編(番外編)の「お代はみてのお帰り」を含んだ9編

短編のSFの十八番でもあるのだけど、短い作品の中で圧倒的な長さの時間を見せるくれる、

人生のそものの長さだったり、親子の世代を超えて伝わるものなどが綺麗な物語として語られている。

「五人姉妹」でのトーストの食べ方が親子をつなぐ絆として表現されてる、自分でもささいなしぐさや癖に親子の関係をもっているのだろうかとふと思ったりした。

「お代は見てのお帰り」大道芸フェスティバル開催中の惑星博物館アフィロデーテでに一こま、ミワコもちょっとだけ登場(どうやら仕掛人の役回りのようでした)

「秋祭り」極限まで効率化された農場、ここでは人は神のごとく農作物の管理を行う場所であった、そこを訪れた絵衣子の探しものは、感謝をささげるべき神の存在、純粋に感謝をささげる対象としての神の存在はSF作品でもあまり例はないような気がする

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2005-01-08

米澤穂信 『春期限定いちごタルト事件』 創元推理文庫  米澤穂信 『春期限定いちごタルト事件』 創元推理文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  米澤穂信 『春期限定いちごタルト事件』 創元推理文庫 - あるふぁの本棚  米澤穂信 『春期限定いちごタルト事件』 創元推理文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

★★★☆☆

高校に入学し、小市民をめざす、小鳩君と小山内さんの物語。

学生の探偵役は結構おりますが、小鳩君は過去の出来事からその力を自ら封じます、似たような境遇の小山内さんいっしょに、でも生来の性格はそう簡単に直るわけもなく・・・

ちょっと突き放したような彼らの感覚はちょっとわかるような気がする、世の中でしゃばるとろくなことないのは確かにある。この二人結構よいコンビになりそうな感じ

自分の力の未熟さをなげいたのは、若き日の伊集院大介だったけど*1

でも登場人物がみんな日常的に携帯のメールを使っている、確かに今の感覚だとそうなるんだよね、もってはいるけど携帯でメールなんぞ使ったことない私は一世代前なんだろうな(そういえば、私の携帯もプリミティブなレベルだし・・・)

*1:『早春の少年』

2005-01-06

 芦辺拓 『怪人対名探偵』 講談社文庫  芦辺拓 『怪人対名探偵』 講談社文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  芦辺拓 『怪人対名探偵』 講談社文庫 - あるふぁの本棚  芦辺拓 『怪人対名探偵』 講談社文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

怪人対名探偵 (講談社文庫)

怪人対名探偵 (講談社文庫)

★★★★☆

江戸川乱歩ばりの懐かしい探偵小説、そういえば、たしかに、近頃魅力的な敵役がいないなぁと*1、短めの章立、怪人、続けて起こる惨劇、名探偵、そしてその有能な助手、派手な舞台装置 そして単純な冒険活劇にならない、輻輳した構成、まあ名探偵森江春策が少々押し出しに賭ける部分があるけれど、彼の事務所のレトロ感にはぴったりかも、そして最後には・・・

解説で喜国さんがいみじくも指摘しているように、今日、怪人をやるのもの楽ではない、解決する探偵はともかく、事件を実行する怪人には、並外れた実行力が必要って・・・確かに。実際にやるほうは大変だな

*1『黄金仮面』の時にもたしかそんなことを思った

2005-01-04

中島らも 『酒気帯び車椅子』 集英社  中島らも 『酒気帯び車椅子』 集英社 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  中島らも 『酒気帯び車椅子』 集英社 - あるふぁの本棚  中島らも 『酒気帯び車椅子』 集英社 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

酒気帯び車椅子

酒気帯び車椅子

★★★☆☆

実は昨年中に購入はしていてこの正月に読了

昨年他界された中島らも氏の最後の作品になります。

多分、ご本人はもう少し形を整える予定があったのではと思える部分も若干あるのですが、

そんな部分も気にならないほどぶっ飛ばしています。

なんか細かいことに汲々としている自分が少し恥ずかしくなるくらい

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  1. 有川浩 『空の中』 メディアワークス
空の中

空の中

★★★★☆

2005年最初の1冊目は年越しで読んだ、この本から、昨年の『パンドラ』に続いてSF物です。

丁度今朝の雪景色の中の抜けるような青空、そんなイメージの作品でした。

日本がYS11依頼久しぶりに自主開発をすすめる小型超音速ビジネス機「スワローテイル」その試験飛行で起きた事故、時をへず自衛隊の主力戦闘機F-15も同じ空域で事故にあう、この二つの事件の解明を通じて明らかになる事実とは、

事故のより肉親を失った子供たち、事故により夢(航空機の自主開発)の存続があぶなくなった青年と間一髪で事故を免れた自衛官たちがおりなす物語

以下内容に触れています

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