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ブログブクログ私はこんな本を読んできた(2004/10/30:更新)本好きへの100の質問の回答
2004/5/11AM10:30よりカウント:699939

2004-09-25あなたにダリアの祝福を

綾辻行人 『暗黒館の殺人』 講談社ノベルス  綾辻行人 [[『暗黒館の殺人』]] 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  綾辻行人 [[『暗黒館の殺人』]] 講談社ノベルス - あるふぁの本棚  綾辻行人 [[『暗黒館の殺人』]] 講談社ノベルス - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス) 暗黒館の殺人 (下) (講談社ノベルス)

★★★★☆

まだ、幸いにしてこの作品を未読の方は、館シリーズ、囁きシリーズを先にお読みになることをお勧めします。

熊本県の山奥、影見湖の中に立つ洋館、「暗黒館」かの中村青司がその改修に携わったという館、その話を聞いて江南孝明が一路その館に向う。

ミステリーの定番ともいえる、嵐が襲い、地震により外部との連絡、交通をたたれ、いわゆる嵐の山荘状態となったこの暗黒館で現在と18年前の物語が交錯する。

いままでの館シリーズの集大成にして、最大のボリュームを要するこの作品、久しぶりに薀蓄ではなく謎解きをメインとする作品に出会ったような気がする。ちょっと後半島田大先生のにおいがしたのは気のせいだろうか

以下ネタバレ:

作品の時代的にはシリーズ第一作 十角館の前にあたる、シリーズ各作品の原点がこの暗黒館につながるような設定になっている、前の作品が随分前なので関連を思い出すのにちょっと難儀したけど、前半なぜか描写のつじつまが合わない部分がある、そこが、後半の展開の伏線なのだが、途中に入る視点の描写(囁きシリーズのモチーフでもあるが)間に挟まれることで地の描写の不整合が目立たなくなっている辺りがよい意味でうまくだまされた気分になる、ここが駄目な作品だと後半で伏線の説明がされても納得がいかないことになるし、伏線が目立ちすぎても後半の種明かしがむなしいものになる、浦登家の秘密に関しては、名前が少々気になったが、吸血鬼話に落としていないあたりはさすがというとか、遊ばれたというか いまさらだが、ウラド公爵とはドラキュラのモデルといわれた人である。

館シリーズはまだこの後も続くそうなので*1、ぜひとも今度はこんなに間隔があかないで次の作品におめにかかりたいものです。

それでは、あたなにダリアの祝福を・・・

*1:あとがきより

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