2004-09-08先は長い
■ 塩野七生 『ローマ人の物語 ローマは一日にして成らず』 新潮文庫
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★★★☆☆
学生時代からヨーロッパは避けて通ってきた部分がある、選択でも日本史だったし、特にカタカナを覚えるのは苦手うえに同じ人名や地名に何種類の呼び名があって・・・
今回手をとった理由も今年の新潮文庫の100冊のおまけ応募用のマークは二枚ほしかった、ちょうどこの上下二冊でクリアするからというなさけないもの
ローマの建国からイタリア半島の統一までの間はこの文庫二冊分、このあとまだまだ何冊分あるのやら 一千年にわたり君臨したローマの長い長い物語の始まり
読み始めるとこれが、どっかで聞いたことのある名前、地名、エピソード満載、つくづく学校で世界史の授業*1があるころに読みたかったと思う、歴史もの、魅力のひとつは、その凝縮された時間とエピソードにあると思う、ちょっとしたエピソードそれ自身がひとつひとつの物語になるだけの要素をもつのに、それを惜しげもなくてんこ盛りにしている、そんな圧倒的な物量感が心地よい、ただ一回通しで読んではみたのだけれど、やっぱりカタカナの人名地名に振り回されてしまう部分があって、でもゆっくりと何回もこれから読んでみたいと思う。
*1:中学の時は選択ではなく日本史と両方授業があった
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