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ブログブクログ私はこんな本を読んできた(2004/10/30:更新)本好きへの100の質問の回答
2004/5/11AM10:30よりカウント:644653

2004-06-04

[] 松尾由美 『バルーン・タウンの殺人』 創元推理文庫  松尾由美 [[『バルーン・タウンの殺人』]] 創元推理文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  松尾由美 [[『バルーン・タウンの殺人』]] 創元推理文庫 - あるふぁの本棚  松尾由美 [[『バルーン・タウンの殺人』]] 創元推理文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

バルーン・タウンの殺人 (創元推理文庫) isbn:4488439020

★★★☆☆

妊婦だけが暮らす町、なんとも長閑でなにごともおこりそうがない設定なのだが、探偵役は妊婦の暮林美央と現職の刑事、江田茉莉奈、表題作の「バルーン・タウンの殺人」では、目撃証言が、8ヶ月ぐらいの妊婦であってマタニティドレスを着ているという、まるで、役にたたないものだったり、「バルーン・タウンの密室」では、警視庁自慢の捜査支援コンピューターのニックネームがドウエル教授*1と密室事件でおなじみの建物の配置図つき、「亀腹同盟」はシャーロック・ホームズの各作品*2をネタにしながらそれでも独自の作品になっている、「なぜ、助産婦に頼まなかったのか?」は国際謀略もの、最後の「バルーン・タウンの裏窓」は創元推理文庫版のみ収録で、外伝的な作品

SF的ば部分を多分に持ちながらも、ミステリー(謎解き)の部分がしっかり構成されているのと、全編にわたり子供を生むということが、個人の問題でありながら、社会や政治と切り離すことができないという事実が描かれている、しかし、そのことが説教くさくなく、ミステリーとしての構成を邪魔していない感覚が好感がもてる。

*1:『ドウエル教授の首』A・ベリャーエフのSF作品で生首だけで生きている

*2:ネタにされているのは「赤毛連盟」「6つのナポレオン像」「踊る人形」

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