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ブログブクログ私はこんな本を読んできた(2004/10/30:更新)本好きへの100の質問の回答
2004/5/11AM10:30よりカウント:646367

2004-06-30

[]6月の今月の三冊 6月の今月の三冊 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 6月の今月の三冊 - あるふぁの本棚 6月の今月の三冊 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

今月は再読を含めて13冊を新規にUp途中で博物館つながりで普段よまない本を読んだりもしたが、最終的には3冊ともSF系の作品になってしまいました。

[] 2004-06-30 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク 2004-06-30 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

先日、所要もあり池袋リブロへ、文庫の平棚で単行本で購入したまま読了していない作品は文庫化されているのを発見したりして少し哀しくなる。

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2004-06-29

[] 西島大介 『凹村戦争』 ハヤカワJコレクション  [[西島大介]] [[『凹村戦争』]] ハヤカワJコレクション - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  [[西島大介]] [[『凹村戦争』]] ハヤカワJコレクション - あるふぁの本棚  [[西島大介]] [[『凹村戦争』]] ハヤカワJコレクション - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

凹村戦争(おうそんせんそう) (Jコレクション) isbn:4152085568

★★☆☆☆

私は個人的には好き、なんだか学生時代の自主制作映画を見ているような感覚の作品です。自分の世界と外側の世界という区切りがあって、外側の世界から取り残されている感覚や、少々わざとらしくちりばめられている過去のSF作品のモチーフなどは、なんだか懐かしい感じすらします。あ、ハヤカワJコレクションの1冊ですが、中身はコミック作品です。装丁はほかのシリーズと一緒なので、外見はコミックにみえませんが、このような手法は、角川ホラー文庫あたりからかな*1

*1内田春菊の作品とか入っていたと記憶しています

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2004-06-28夏なので怪談

[] 木原浩勝 中山市朗 『新耳袋』第九夜 メディアファクトリー  木原浩勝 中山市朗 [[『新耳袋』]]第九夜 メディアファクトリー - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  木原浩勝 中山市朗 [[『新耳袋』]]第九夜 メディアファクトリー - あるふぁの本棚  木原浩勝 中山市朗 [[『新耳袋』]]第九夜 メディアファクトリー - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

新耳袋―現代百物語〈第9夜〉 isbn:4840111138

★★★☆☆

はてなダイアリー倶楽部にも、人力検索はてなのほうでも百物語が登場したりしていおりますが、不思議な話を集めるこのシリーズもはやくも第九夜、都合891の話は集まったことになります。またついこのまえ、怪談専門雑誌「幽」*1も創刊され、著者お二人も登場しています。

今回は最終章にあつめれたれた、業務日誌や作業日報に記録された怪の章が、それまでの体験者による体験談より一歩引いた感覚があり、かえって怖かった、実際問題として仕事にならなきゃ報告する必要があえうとはいえ、怪談話で事務所の移転がきまるとは、でも日本のお父さんの仕事ぶりには頭がさがります。でも私も鈍感な方なので、案外気がつかずにすごしているかもしれない・・・

*1:こちらには京極夏彦 旧耳袋として耳嚢からのリライトの作品がのっています

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2004-06-25

[] 藤木稟 『朱雀十五シリーズ夢魔の棲まう処』 徳間ノベルズ  藤木稟 [[『朱雀十五シリーズ]][[夢魔の棲まう処』]] 徳間ノベルズ - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  藤木稟 [[『朱雀十五シリーズ]][[夢魔の棲まう処』]] 徳間ノベルズ - あるふぁの本棚  藤木稟 [[『朱雀十五シリーズ]][[夢魔の棲まう処』]] 徳間ノベルズ - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

夢魔の棲まう処 朱雀十五シリーズ (トクマ・ノベルズ) isbn:419850637X

★★☆☆☆

注意 この作品は盲目の名探偵 朱雀十五が活躍するシリーズの7冊目です。登場人物の背景や説明は改めてこの作品の中でなされていませんので、興味をもたれた方は、最初の『陀吉尼の紡ぐ糸』より読み始めることをお勧めします。

時代は戦前、軍部の力が強くなっていることが、日常生活にも影を落とし始めたころ、街には、行くあてのない子供たちが浮浪児となり、死ぬことを目的とする謎の宗教団体が台頭してくる、そんな中で起きる浮浪児を対象とした連続殺人事件が起こる、今回、盲目の名探偵 朱雀十五はあまり表舞台には登場せず、安楽椅子探偵よろしく、後半にしっかり謎だけ解く役にまわる。

なぜか読み進めていくと、今のこの時代と似通っている部分があるような気がしてくる、軍の問題、子供も問題、宗教の問題、これらの問題は時代を超えて、常に意識され続けてゆくのかと思うと少し怖い気がする。

更新情報 更新情報 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 更新情報 - あるふぁの本棚 更新情報 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

同じ藤木稟の『イツロベ』を更新 id:jinc:20020702

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2004-06-24

[]江戸川乱歩の土蔵公開 17:54 江戸川乱歩の土蔵公開 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 江戸川乱歩の土蔵公開 - あるふぁの本棚 江戸川乱歩の土蔵公開 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

江戸川乱歩と大衆の20世紀展

2002年本学は、隣接する旧江戸川乱歩邸と乱歩旧蔵資料を譲り受け、修復と資料の整理を進めてきましたが、創立130周年にあわせて、乱歩邸・土蔵~いわゆる幻影城~の公開を行い、乱歩関連プログラムを展開します。

旧江戸川乱歩邸

引用は立教大学のサイトです、公開期間は8月19日から24日まで池袋東武百貨店で開催する「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」の一部として実施されるようです。

ミステリーファンとしては、当然中を見たいのですが、ずいぶん長い間、神秘のベールにつつまれていた場所だけに、すこし複雑な思いです、でも立教大学の管理となった今後はミステリーの殿堂として末永く保存研究されることを願います。*1

[]電子書籍 18:25 電子書籍 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 電子書籍 - あるふぁの本棚 電子書籍 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

本の虫の書庫~高森太郎の日記@B-gのお話を受けてすこし

私はあまり音楽は聴かないのですが、この何年なの音楽(レコードからCDを経て現在のホータブルオーディオに至る流れを考えると、本に関しても電子の流れはさけられないかなと思っています。ただ、今の本読みの多くは程度の差こそあれ本そのものに対して愛着をもっているのも事実でしょうが、音楽において、レコードがCDにとって変わったスピードを考えるとあるレベルの便利さがそなわった時点で本の電子化も一気に進むのかとも思います。

まあ嘆いていてもしかたないので、すでに挙げられているものの多いですが

電子化により変わるもの

  • 残りのページが気にならない、特にミステリーとホラーでは、残りページの厚さから、ストーリーの展開をよんでしまったりということがなくなる、あっでも文学作品だと、残りページの厚さを感じながら、もう読み終わってしまうのかという感覚がなくなるのは少し寂しいかも(これではよいことではないな)
  • そろそろ記憶力に問題が出始めている私だけかもしれないが、リンク機能を追加することで、特にミステリーなどで登場人物の前の行動や発言にジャンプするとかできると便利かもしれない、(但しすでに読み終わっている部分限定でないとまずいか)、このリンク機能は文藝作品よりも論文、法律の条文、辞書などに実装してもらうと使い勝手が格段に向上するのではないか(すでに本と呼ぶ必要もないかもしれないが)
  • 記憶力関連で、同じ本を2度買わない、電子化してあれば、きっとすでに購入したコンテンツをダブって購入することはないだろう、うちの本棚に何冊同じ本があることか(しかも読み始めでしはらくたって気づいた本が結構ある)
  • エンターテイメントとしてよりゲーム感覚をもった新しい作品ができるかもしれない、たとえば、清涼院流水の『全日本じゃんけんトーナメント』のように前書きで著者が読み方を提示して、平行する2つの視点でストーリーが展開するような作品や、マルチエンディング、特定の登場人物を選択してその視点だけでストーリーが進む作品などができるかもしれない(これも本である必要がないかもしれない)
  • 折角電子化するのだから朗読モードとかあるとうれしいかもしれない(難しい本はおやすみのお供に最適とか)さらに進んで、登場人物のなりきるカラオケモードとか(もうなんだかわからん)
  • 別にテキスト情報にこだわらないのなら、生原稿モードとかあるとおもしろいかもしれない、推敲のあととか、書込みとか全部みえる、でも字がきたなくてよくよめなかったりするの(でも一発勝負のような気がする)
  • 表紙のイラスト、これがなくなるのは結構残念(レコードのジャッケトみたいな存在ですが)、本も結構ジャッケト買いするからなぁ
  • でももうすこし、目にやさしいディスプレイがほしい、電車やバスで、本は読めるが、PCの液晶画面では酔ってしまう(私だけか)
  • 電子化がすすむとWeb経由でコンテンツが飛んでくる、そこでコンテンツ自身が有料となるか、またはコンテンツ内になんらかの広告媒体が入り込むことで、コンテンツが無償でも、テキスト内部にやたらアマゾンおあら楽天やらのリンクが埋め込まれていたして・・・笑い話にしようかとおもったけど、すでに雑誌などでは、ある程度実現している部分があるなぁ、でも恋愛小説で主人公の身の回りの品や出かける場所に全部リンクがついていてお買い上げできるというもの興ざめなきがする(xxxを楽天で検索)

つらつら書いていて、改めて書くこともないが、本*2は今の形の本であってほしいと思う、本をとりまく環境が旧態依然でいろいろ問題があることはすでに多くの指摘をうけていることではあるが、でも何度も何度も読み返して、表紙なんかぼろぼろになってしまっているのに、そばにおいておきたい本が私にはある。感情論にしかすぎないのだろうけど、そんな本と人との関係が、もうすこしの間続くことを願っています。

*1:そもそも、この場所は、いままで個人(ご遺族の方)の管理にゆだねられていたということの方が驚きかもしれない

*2:文芸書ね、専門書や雑誌は電子化することで格段に便利になりそう

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2004-06-22

[] 戸松淳矩 『名探偵は千秋楽に謎を解く』 創元推理文庫  [[戸松淳矩]] [[『名探偵は千秋楽に謎を解く』]] 創元推理文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  [[戸松淳矩]] [[『名探偵は千秋楽に謎を解く』]] 創元推理文庫 - あるふぁの本棚  [[戸松淳矩]] [[『名探偵は千秋楽に謎を解く』]] 創元推理文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

名探偵は千秋楽に謎を解く (創元推理文庫) isbn:4488446019

★★★☆☆

6月の新刊として購入したのだが、初出は1979年の作品

東京は下町を舞台に、小さな相撲部屋と高校生がくりひろげるどたばたミステリー、ジュブナイル作品

バブルの波を受ける前の東京下町の雰囲気がちょっと懐かしい感じの作品です。謎そのものは、大層なしかけでもなく、最後はちょっと落語の人情話の感じで終わります。あんまり肩肘はらずに楽しめる感じで、この後何作が文庫化されるようなので、一応チェック。

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2004-06-21

[] 高野和明 『幽霊人命救助隊』 文藝春秋  [[高野和明]] [[『幽霊人命救助隊』]] 文藝春秋 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  [[高野和明]] [[『幽霊人命救助隊』]] 文藝春秋 - あるふぁの本棚  [[高野和明]] [[『幽霊人命救助隊』]] 文藝春秋 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

幽霊人命救助隊 isbn:4163228403

★★★☆☆

自殺してしまった4人、この4人は年(享年)も自殺した年もバラバラ、が神様に自殺の償いのために49日間で100の命(自殺の防止)を助けるために地上に戻る人命救助代として、設定はばからしいほど単純でコミカル、神様はパラグライダーで降りてくるし、昭和時代に自殺した面々は死語となったギャグは連発すし、救助隊の装備にプラステックのメガホンがあったりするし、

とにかく、命は大切であり、どんな理由があっても自ら命を絶ってはならない、この物語では、これがルールとなる、物語では、様々な自殺の要因が描かれる、仕事に押しつぶされる人、犯罪により自暴自棄になっている者、病気の苦痛に絶えかねる人、しかし、どんな理由であっても、救助隊は自殺だけは救う、たとえ、そのことが、問題の根本的な解決にならなくても、装備品の使い方がよくわからない最初の要救助者の救出から話が進むにつれて、ほんの小さいことで人は死ななくてもすむってことが、ちょっと涙をさそったりする、そんなちょっとお説教めいた部分がないこともないが、スピード感と救助隊メンバーの前向きさがこの話の全体をよいバランスにしているとおもう、個人的には、99番目の要救助者のおじいさいのパートがなんかよいなぁと思う。

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2004-06-18

[][] 喜国雅彦 『本棚探偵の冒険』 双葉社  [[喜国雅彦]] [[『本棚探偵の冒険』]] 双葉社 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  [[喜国雅彦]] [[『本棚探偵の冒険』]] 双葉社 - あるふぁの本棚  [[喜国雅彦]] [[『本棚探偵の冒険』]] 双葉社 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

本棚探偵の冒険 isbn:4575292818

★★★☆☆(再読)

なぜ博物館のカテゴリーをつけているかといえば、この作品の冒頭が、喜国さんが乱歩の土蔵*1を訪問するところから始まっている、それだけです。

話は、喜国さんが古本の深みにはまり込むまでのお話、本好き、それも読むのが好きにきわえて本そのものが好き、だいたいこの本の装丁が函入り、帯つき、新刊案内がついて、初版には著者検印まであった*2という代物、パラフィン紙がないのがフシギなぐらいである。また喜国さん自身も手先が器用なようで、函欠けの本に函をつくったり、豆本の作成をしたり、圧巻なのは家の寸法に合わせて自作した本棚、これは私のほしい

本を集める、そういえば、近頃は全集形式の本は少ないこともあって、番号をそろえるような集め方で本は買わないなぁと思っていたが、それでの、角川の横溝黒表紙やポケミスの話を読むと、そういえば今各社でミステリー業所のシリーズ*3があるよなぁとついふらっときそうになってまった。まだこの本をわらって読める私はまだまだなんだろうなと勝手に思うことにする。

*1:『八月の博物館』のミュージアムにも収蔵されていましたし

*2:残念ながら私の2版なので、検印はなし

*3:ミステリーリーグとかミステリーマスターズとか

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2004-06-17

[][] 小川洋子 『沈黙博物館』 ちくま文庫  [[小川洋子]] [[『沈黙博物館』]] ちくま文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  [[小川洋子]] [[『沈黙博物館』]] ちくま文庫 - あるふぁの本棚  [[小川洋子]] [[『沈黙博物館』]] ちくま文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

沈黙博物館 (ちくま文庫) isbn:4480039635

★★★☆☆

2つ博物館をタイトルにもつ作品を紹介したあと本屋で偶然見つけました、普段はあんまり読まない文芸作品なのですが

主人公の博物館技師*1 は請われてある町の到着することろから物語が始まります、依頼主の老婆から形見の博物館をつくること、そしてその形見の収集それ自体を主人公が行うことになります、人が生きていたことを残すこと、その証としての形見、しだいにその魅力にはまり、逃れられなくなく主人公、小さい町で怒る殺人事件はミステリーの要素、収集される形見の異常さはホラーの要素、全体でいえば、ホラーの要素の強い作品です、人が生きた証を残すための形見とそれを保管する博物館、そこには、生きた証をほかのものに託せなかった依頼主の老婆の思いとその思いをやさしく見守る周囲の人たちが配されることによりある意味崇高で純粋な想いが描かれます。

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夢枕獏『揺籃鬼の祭』Up id:jinc:19970801

*1:この職業の響きがよいですね、なんか知的でかつ職人っぽいところが、こうゆう言葉が作品の冒頭ででてくるとなんか当たりとか一人で喜んでしまいます。

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2004-06-15

[][] 瀬名秀明 『八月の博物館』 角川文庫  瀬名秀明 [[『八月の博物館』]] 角川文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  瀬名秀明 [[『八月の博物館』]] 角川文庫 - あるふぁの本棚  瀬名秀明 [[『八月の博物館』]] 角川文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

八月の博物館 (角川文庫) isbn:4043405065

★★★★☆(再読)

6月11日を受けて、博物館といえば、もう一冊、この作品を紹介、登場するのは博物館の博物館です。

前に読んだ時には、主人公亨の冒険的な要素の方が印象に残っていたのですが、読み返すと、物語を紡ぐということ、感動を伝えるということの方がより強く感じられました。特に小説家としての亨は作者の分身としてそこに描かれているような感じがします。それはこの作品はある意味SFとしての説明責任を放棄*1しファンタジーとしての要素を多く盛り込んでいることにあわられているような気がします。

[] 2004-06-15 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク 2004-06-15 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

東京創元社のミステリーズ5号を購入、東京創元社50周年ということで、年表などの資料が結構でているのがうれしい、新連載は恩田陸、めずらしくリレー小説の企画もあり初回は笠井潔、まだ読んでないのでそのうちUpしたいとおもいます。

更新 更新 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク - 更新 - あるふぁの本棚 更新 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

『まほろ市の殺人』春、夏、秋、冬 を更新しました。 id:jinc:20020601

*1:なぜ時空を超えることができるかのSF的な説明は弱い

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2004-06-11

[][] 菅浩江 『永遠の森 博物館惑星』 ハヤカワ文庫JA  菅浩江 [[『永遠の森 博物館惑星』]] ハヤカワ文庫JA - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  菅浩江 [[『永遠の森 博物館惑星』]] ハヤカワ文庫JA - あるふぁの本棚  菅浩江 [[『永遠の森 博物館惑星』]] ハヤカワ文庫JA - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

永遠の森 博物館惑星 (ハヤカワ文庫JA) isbn:4150307539

★★★★★(この調子だと今月は3冊選ぶのが大変)

昨日分のSFの想いを受けてではないが、続けてSF、よい作品を読むと続けて本を読みたい気持ちが強くなる気がする*1、作品自体は2000年の作品、2004年3月に文庫化されたもの

舞台はラグランジュ3*2、小惑星地帯より運んできた人口天体、この星はそのすべて博物館として機能している。そこで直接データベースシステムと接続している学芸員が主人公である。

SFの博物館といえば、それこそ山田正紀『超・博物誌』のような宇宙生物の謎に包まれたその生態が定番であるが、本書でも後半で小惑星地帯から運ばれた蓮の種が登場するが、作品を一環して流れるのは、この博物館に持ち込まれた美術品や工芸品を通して人を想うことが描かれている、「この子はだあれ」で直接接続をしている主人公と事情により接続の道をたたれた学芸員との関係が、後半になり主人公の妻が技術革新によりより高度なデータベースへの接続(感動を記録する技術)を持つこととなり立場を変えて繰り返される部分が、少々仕事に打ち込めなくなっていた主人公の成長と人は技術(テクノロジー)を超えた向こう側であったも人として大切なものがあることを教えてくれる気がする。

[] 2004-06-11 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク 2004-06-11 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

キーワードがすごい!*3異形シリーズとかSFバカ本とか、私の本棚を見られたような気がする(そのうち何作かはここもの感想をUpします)、あとは向こうをはって密室本シリーズ作品なんかも整理しておきたいなぁ、時間をもっと有効に使う方法はないもんか

評価の表記法とか、タイトルの入れ方とか、早くもバラバラになりかけてきたので、そのうち整理します今日の形式にあわせよう

*1:劇場で映画をみると続けて何作が見に行く気持ちとすこし似ているかもしれない

*2:もうこの設定だけてSF好きの血が・・・この場所は地球と月の重力が均衡しており大規模な構造物を引き止めておける場所である

*3:すんません直接コメントしたほうがよかったのかもしれませんが、タイミングをはずしてしまいました。

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2004-06-10

[] 田中啓文 『蹴りたい田中』ハヤカワ文庫  田中啓文 『蹴りたい田中』ハヤカワ文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  田中啓文 『蹴りたい田中』ハヤカワ文庫 - あるふぁの本棚  田中啓文 『蹴りたい田中』ハヤカワ文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

蹴りたい田中 (ハヤカワ文庫 JA) isbn:4150307628

★★★★☆(4/5)

いままでにバラバラに発表されていた作品の短編集「赤い家」がミステリー要素の強い作品であるほかは、SFものである。登場する元ねた、言及される作品が結構懐かしいものが多くそれだけもうれしいのに、そもそも装丁、構成、最後の田中啓文文学賞のお知らせまでまるまる人をくったようなつくりになっている、著者の田中氏は茶川賞*1受賞後行方不明になっており、その遺稿集がこの本なのである。*2

[] 田中啓文 「やまだ道 耶麻霊サキの青春」  田中啓文 「やまだ道 耶麻霊サキの青春」 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  田中啓文 「やまだ道 耶麻霊サキの青春」 - あるふぁの本棚  田中啓文 「やまだ道 耶麻霊サキの青春」 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

『蹴りたい田中』ハヤカワ文庫収録

★★★★☆ 私のあの頃もSFだった

著者と私は実はあまり年が違わない、この作品の舞台になった時代、ちょうど私も同じような作品を同じように待ち望んでいた、少ない小遣いがら、SFマガジンや奇想天外*3SFアドベンチャー等を買っていた一人だった。そう、あの頃の私はSFだったのだ、小松左京筒井康隆星新一そしてこの作品にある、山田正紀、そして少し後の新井素子*4、自分で本を買って読むということを教えてもらったころを思い出してしまった。明日から少しまたSFの棚に足を向けよう。

*1:すでにキーワード登録されている、おそるべしBook-group

*2:復刻版のため付録の戦艦和紀の立体模型がついてこないのがつくづく残念である

*3:今思えば、残しておけばよかった

*4:作中にある第1回奇想天外SF新人賞佳作入選し高校生でデビューしたのは彼女です。

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2004-06-08

[] 鳥飼否宇 『中空』 角川文庫  [[鳥飼否宇]] [[『中空』]] 角川文庫  - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  [[鳥飼否宇]] [[『中空』]] 角川文庫  - あるふぁの本棚  [[鳥飼否宇]] [[『中空』]] 角川文庫  - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

中空 (角川文庫) isbn:4043731027

★★★★☆

非常に不思議な感じの話

鹿児島県は大隈半島の南端、ほとんど陸の孤島といってよい隔絶された場所にある、竹茂村、この村に住む7世帯12名の人たち、この閉鎖された環境と古くからの因習による生活と過去の忌まわしい事件、この設定で、第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作と帯にかかれると、あの名作、『八墓村』を連想してしまうのだが、不思議なほど、どろどろした感じがしない、主人公である写真家 猫田夏海の素直さ、たとえば、宴席で女性が表にでてこないことに対する違和感などの記述や、探偵役である鳶山久志のぬけ具合、彼はこの陸の孤島に読みかけであるという理由で分厚い『重力の虹』上下巻をわざわざ持ち込んでいたりする、などの人物描写によるものかもしれない。今月の候補作筆頭。

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2004-06-07

[] と学会 『トンデモ本の世界S』 太田出版  と学会 『トンデモ本の世界S』 太田出版 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  と学会 『トンデモ本の世界S』 太田出版 - あるふぁの本棚  と学会 『トンデモ本の世界S』 太田出版 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

トンデモ本の世界S isbn:4872338480

★★☆☆☆

帯は3年ぶりの最新作として『トンデモ本の世界T』と2冊同時の刊行されたうちの一冊、しかし、中を読んでいると、どっかで読んだような話はでてくるとおもって確認したころ、前作の『トンデモ本の世界R』の後にでた、『と学会年鑑BLUE』の中で紹介されている作品が大分まじっていました。*1

しかし、毎回思うのは、なんでこんなにネタになる本が毎年毎年出版されるのだろうということ、ラインナップをみすと本屋で結構平積されて売れている本もみつけられるのには、不思議でならない

Sには小説として『リアル鬼ごっこ』山田悠介が挙げられていました。*2

[] と学会 『トンデモ本の世界T』[太田出版]  と学会 『トンデモ本の世界T』[太田出版] - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  と学会 『トンデモ本の世界T』[太田出版] - あるふぁの本棚  と学会 『トンデモ本の世界T』[太田出版] - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

トンデモ本の世界T isbn:4872338499

★★☆☆☆

こっちの方も、トンデモ本の紹介が中心なのだが、第5章トンデモ世界研究本の章には、ちょっとおもしろそうな本の紹介されていました、そのなかから

  • 『念力家族』笹公人(宝珍)2003年
    • 俳句集なのだが、題材となっているのは、オカルトもの、念力はでてくるは、UFOは登場するは、何作は紹介されているのだか、脱力ものである。
  • 『天文台の電話番』長沢工(地人書館)2001年
    • 国立天文台広報普及室にお勤めの方の、実際にあった問い合わせの電話から本を書かれているのだが、どうも、天文学の質問というよりオカルト、占星術に関する質問まで舞い込んで来るらしい。大変なお仕事だとおもうが、なんかおかしい。

*1:でもかすべて書き直しされたようですが

*2:オリジナルは読んでいないんですがね

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2004-06-04

[] 松尾由美 『バルーン・タウンの殺人』 創元推理文庫  松尾由美 [[『バルーン・タウンの殺人』]] 創元推理文庫 - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  松尾由美 [[『バルーン・タウンの殺人』]] 創元推理文庫 - あるふぁの本棚  松尾由美 [[『バルーン・タウンの殺人』]] 創元推理文庫 - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

バルーン・タウンの殺人 (創元推理文庫) isbn:4488439020

★★★☆☆

妊婦だけが暮らす町、なんとも長閑でなにごともおこりそうがない設定なのだが、探偵役は妊婦の暮林美央と現職の刑事、江田茉莉奈、表題作の「バルーン・タウンの殺人」では、目撃証言が、8ヶ月ぐらいの妊婦であってマタニティドレスを着ているという、まるで、役にたたないものだったり、「バルーン・タウンの密室」では、警視庁自慢の捜査支援コンピューターのニックネームがドウエル教授*1と密室事件でおなじみの建物の配置図つき、「亀腹同盟」はシャーロック・ホームズの各作品*2をネタにしながらそれでも独自の作品になっている、「なぜ、助産婦に頼まなかったのか?」は国際謀略もの、最後の「バルーン・タウンの裏窓」は創元推理文庫版のみ収録で、外伝的な作品

SF的ば部分を多分に持ちながらも、ミステリー(謎解き)の部分がしっかり構成されているのと、全編にわたり子供を生むということが、個人の問題でありながら、社会や政治と切り離すことができないという事実が描かれている、しかし、そのことが説教くさくなく、ミステリーとしての構成を邪魔していない感覚が好感がもてる。

*1:『ドウエル教授の首』A・ベリャーエフのSF作品で生首だけで生きている

*2:ネタにされているのは「赤毛連盟」「6つのナポレオン像」「踊る人形」

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2004-06-03

[] 響堂新 『ダーウィンの時計』 ハルキノベルズ  響堂新 [[『ダーウィンの時計』]] ハルキノベルズ - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  響堂新 [[『ダーウィンの時計』]] ハルキノベルズ - あるふぁの本棚  響堂新 [[『ダーウィンの時計』]] ハルキノベルズ - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

ダーウィンの時計 (ハルキ・ノベルス) isbn:4758420351

★★☆☆☆ 惜しい!

惜しい、ほんとに惜しい、生命の進化の謎というSFの本道をゆく題材、進化を司るものと、進化した生物の生存圏を確保しようとする2種類のレトロウイルスという設定、シベリアの永久凍土から掘り起こされた5万年前の人類と治療法のない謎の奇病、進化の謎を追求する科学者と不気味なソビエト科学アカデミー・・・でも全体として、物足りない、人類の進化の謎に焦点を当てるなら、対立させる組織(アメリカ防疫局*1とか、どっかの医薬品メーカーとか、謎の宗教団体とか)が登場してサスペンスにふるか、新人類と今の人類との間の話もでてこないし、そもそも、かつて新人類を発生させようとしたこのからくりがなぜ、前回はうまくゆかなかったのかとか、もっとつっこんでほしい部分はいっぱいあったのにとおもってしまう作品でした。進化の謎に対する解法はとても説得力があっただけに・・・

なぜが最後のシーンで小松左京の『復活の日』を思いだしてしまった、舞台設定やストーリーは全然違うのだけど

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本日 はてなの本2冊入手しました。

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Top画面の注目キーワードの 注目新刊リストのとび先が人名検索になっているようです、気がついたけど、自分で修正するスキルがなくって*2

*1:実在するかはしらないけどそれっぽいでしょ

*2:はてなの本で勉強します(笑)

yukattiyukatti2004/06/03 21:33すみません修正しましたー。

jincjinc2004/06/04 00:00なんか催促したみたいですんませんでした

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2004-06-01

[] 『探偵儀式Vol.1』 角川コミックAエース  [[『探偵儀式]]Vol.1』 角川コミックAエース  - あるふぁの本棚 を含むブックマーク はてなブックマーク -  [[『探偵儀式]]Vol.1』 角川コミックAエース  - あるふぁの本棚  [[『探偵儀式]]Vol.1』 角川コミックAエース  - あるふぁの本棚 のブックマークコメント

原作:清涼院流水 原案・脚本:大塚英志 漫画:箸井地図

探偵儀式 (1) (角川コミックス・エース) isbn:4047136093

★★☆☆☆

コミックはやめとこうとおもっていたのだが、このメンバーなものでつい

あとがきにも書かれているとおりにこの作品のテーマは反則、舞台設定も登場する探偵らもみんなミステリーとしてのルールに反則、そもそも、これから発生する事件と犯人が書かれている本を読んでいるのはそもそも探偵ではないのではないか、という突っ込みはおいておいて、冒頭の1巻でJDC300名の探偵のうち97名が殺害されてしまうという設定を今後どのように片付けてゆくのかが楽しみ、大塚さんが手をいれているから、カーニバルのようなことにはならないと期待しているが、どうなることやら

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これはら基本的に新しく読んだ本を日記形式で順次、書いてゆくことにします、そして本棚から引っ張りだしてきた分は、その本の刊行月に乗せて行こうとおもいます、新しい分とふるい分を一緒の時系列で書いてゆくのはどうのすわりがわるいもので

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