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すまいりブックレビュー

「Smily Books Blog」(2014年からはこちら)

2013-12-28

[]愚直に実行せよ! 人と組織を動かすリーダー論 (PHPビジネス新書) 中谷 巌(PHPビジネス新書)

1.教養のある人

 いつも「なぜ、そうなのか」と損得なしに好奇心を持って考えている人

2.戦後の教育

 知識偏重で、価値(国家、社会、愛など)を議論させない教育

2013-12-25

[]データ分析ってこうやるんだ!実況講義 吉本 佳生(ダイヤモンド社)

1.視聴率

(1)ビデオリサーチ社独占は科学的とはいえない

(2)録画が反映されないのはおかしい

2.電磁波

 7億2125万の資金使った小児白血病研究が打ち切り

3.温暖化

(1)対策すべきかどうかをコスト試算(2006年英政府が試算)

 ①被害回避するためのコストは世界GDP1%以内

 ②温暖化被害コストは世界GDP約20%

4.耐久消費財とデフレ

(1)耐久消費財(給湯器、エアコン、眼鏡、自動車、テレビ、腕時計など)が値下げが速いとデフレ要因となる

(2)テレビ、パソコンは2005年以降、値下がりしている

(3)携帯電話は2005年以降、値上がり、値下げを繰り返している(ボラリティが高い)

(4)自動車価格は2005年以降、安定している

5.独占禁止法と値上げ

(1)一度値下げしてしまうと、相手がどう出てくるかわからないため値上げできなくなる

(他社と結託して一緒に値上げすると法律違反)

(2)3社以上で乱立した業界(例:デジタルカメラ)はコントロールできる企業がいないため、値下がりが始まると止めにくい

(3)上位2社で過半数を占めるような業界の物価が一番安定しやすい

(4)値上げできるイベントが毎年あるかどうか(例:プリンタだと年賀状作成シーズンに新製品)

6.就職難と大学就職率

 就職難のため、当初の就職希望先を諦め、あえて留年や大学院進学する人が増え、就職率自体は90%以上となる

7.家電

(1)シンプルな機能や季節性のある機能は値上げさせやすい(値下がりしても元に戻せる)

 季節性があると売り出し(=新製品販売)の時期が絞り込みやすい(夏にエアコン、年末にプリンタ)

(2)エアコンは熱帯夜や猛暑に関係なく、ここ10年で値下がり継続

2013-12-22

[]こんなに違う! 世界の国語教科書 (メディアファクトリー新書) 二宮 皓(メディアファクトリー)

1.アメリカ

(1)公立校生徒は毎朝、星条旗へ起立宣誓

(2)高校までは無試験進学

(3)学校が購入した教科書は5年以上使用(落書きしたら弁償)

(4)地方の教育委員会毎に多様な教科書が選択される

(5)教科書暗記(何を知っているか)より発表、討議(何ができるか、自分ならどうするか)が特徴

2.イギリス

(1)国語教科書はユーモアセンスのある詩が多い

(2)教師は教科書を自由に決定できる(日本のような検定制度なし)

3.フランス

(1)教師は教科書を自由に決定できるし、使わなくてもよい(日本のような検定制度なし)

(2)詩と絵画が国語や理科の教科書にも取り入れられている

4.ドイツ

(1)10歳で能力・適正に応じ、3種類に分かれる(2つは専門職、1つが大学進学)

(2)教科書検定あり(ヨーロッパでは珍しい)

(3)労働や職業への認識を高める内容が多い

5.フィンランド

(1)全教科で言語力・読解力の育成重視

(2)豊かな読書文化(カレワラなど)

6.ロシア

(1)愛国心と郷土愛を育む教育

(2)2006年PIRLS(読解力調査)1位

(3)週の45%はロシア語の授業

(4)文学的読み方(長編詩、長文の散文が大半)教科書がある

(5)ロシア以降、共産主義からロシア正教の権威高まる

7.中国

(1)中国の国語は「語文」と呼ぶ

(2)小学校で漢字を2500字習得(日本は1006字)

(3)大学入試に「作文」は必須

(4)外国人の紹介が多い

(5)1980年代の孔子再評価以降、儒教的価値観(親や教師)の物語が多い

8.韓国

(1)英語偏重と高額(収入の3分の1)教育費(少子化の原因)

(2)ハングルは必須、漢字は禁止はされていないが義務化もされていない

(3)学校で体罰(手のひらを叩く)あり

9.タイ

(1)校門の仏像に毎朝お祈りし、国家掲揚と朝礼、国歌を歌う

(2)グローバリズムにいたずらに翻弄されない国際人育成

(3)入学式は僧侶が新入生に聖水をかける

(4)食育(何のために飲食し、本来的価値を考える)

(5)国王・王族や古典文学が教材

(6)環境問題やHIVも教科書に言及

(7)親の恩に感謝し、恩返しする価値規範

10.ケニア

(1)初等教育無償だが、実際は格差(制服や補習、寮費が有償のため、貧困層排除)

(2)勉強は暗記中心の試験対策のみ(成績は学期末の試験一発勝負)

(3)実質、教育の質は金次第

(4)教科書はスワヒリ語と英語で記述

(5)ストリートチルドレンやHIVの話が教材にあり

(6)大自然の掟(勧善懲悪や因果応報の教えはない)

11.日本

(1)動物中心の物語が多い(日常生活、人間関係の題材が少ない)

(2)国語教科書5社共に「大きなかぶ」(1年)「ごんぎつね」(4年)がある

 ①64歳以下の国民の大半が読んできている

 ②ごんぎつね贖罪の尊さと暴力解決の空しさ

(3)PISAでは日本とドイツの読解力が低い

 ①2009年に2割以上ページ数増

 ②神話(正義的価値観)が教材に加わる

[]ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント 藤田 勝利(日本実業出版社)

1.知識資本

(1)1980年代までは産業資本(土地・設備・工場)の時代

 会社は株主(財務資本の出資者)のもの

(2)1980年代以降は知識資本(人材にある知識・サービス力・創造性・価値観など)の時代

 知識労働者(知識資本の出資者)も会社の持ち主の一部

(3)知識労働に関する支出がどのような成果に結びついているか

 無駄と思える社内行事、営業支援がどう成果に結びついているか

2.リベラルアーツとは

(1)自由になるための学問

 人生を自由に創造的に生きるため、哲学、歴史、芸術などの教養を学ぶ

3.イノベーションとは

(1)変化を機会(チャンス)と捉えるための手段

(2)イノベーションの機会を「意図的」に発見することがマネジメントのしごと

4.情報システム開発プロジェクトの落とし穴

(1)現行業務を前提に新システムの機能要件を決めてしまう

 現行業務自体に問題がないかどうかをまず検討すること

(2)一般的な機能、他社が成功している機能を優先してしまう

 他社キャッチアップが本当に顧客のためになるのか議論すること

(3)現場の意見が至上命題になってしまう

 現場からは余計な仕事は増やしたくない、慣れているやり方は変えたくないが優先する事が多い

(4)コミュニケーションやマネジメントが原因なのに、システム機能追加で解決しようとしてしまう

 例えば隣の人とメールだけで会話するようなシステムは不要

(5)抽象的なコンセプトだけが先行し、具体的なイメージ共有がされないまま進んでいく

 お客様の問題をどのように解決するかまで踏み込んで考える事

[]仮説力 竹内 薫(日本実業出版社)

1.視聴率

(1)ビデオリサーチ社独占は科学的とはいえない

(2)録画が反映されないのはおかしい

2.電磁波

(1)7億2125万の資金使った小児白血病への影響についての研究が打ち切り

3.温暖化

(1)対策すべきかどうかをコスト試算(2006年英政府が試算)

 ①被害回避するためのコストは世界GDP1%以内

 ②温暖化被害コストは世界GDP約20%

4.間主観性

(1)相手の立場になって考えること(相手の主観=客観)を自分なりに考えること(主観)

5.スピノル

(1)球とゴムのように絡み合った構造(例:お盆を持ったウエイターの腕の関係)

(2)2回転すると元に戻る(ベクトルは1回転で元通り)

6.振り子

(1)振り幅が大きくなると関数化困難

7.ネットワーク

(1)神経系

 単純化(入力と出力のみ)するより、中間層を作ると「排他的または」の学習ができる

(2)交通系

 規則的過ぎる(碁盤の目)とすぐ渋滞するため、少しは抜け道が必要

8.鳥の目

(1)鳥の目は4原色(紫外線も受容可能)

(2)人間は紫、緑、黃の3つに反応する受容器が発達

(3)哺乳類は、生き延びるため夜行性になった時、2原色に変化

 →その後、氷河期以降、霊長類は昼の活動にも適した3原色に変化

(4)色自体、生理学的概念

2013-12-21

[]カネに死ぬな掟に生きろ (徳間文庫) 宮崎 学(徳間書店)

1.突破者の掟

(1)損を承知で負ける方に賭けること

(2)群れずに世間とサシで戦え(孤独に生きるという事でなく、市民になるなという事)

(3)コップ半分の水

 ①まだ半分ある(プラス思考)、もう半分しかない(マイナス思考)のどちらで考えるという事自体どうでもよい

 ②大切なのは、それが最後の水なのかどうか、それを誰が欲しているのか

 ③自分や家族、仲間以外の敵がいるなら、全力で水を奪い取る

2.無法者の定義(丸山真男「現代政治の思想と行動」)

(1)市民生活のルーティンに埋没しない

(2)モノより人間への関心が強い(カネより、人間関係を重視する)

(3)非日常的、破天荒な仕事を求める

(4)仕事の目的や意味より、そこで引き起こされる紛争や波乱に興奮し興味を感じる

(5)公的な責任意識に欠け、私的な特定の義務感(仁義)が発達している

(6)規則的労働による定収入への無関心もしくは軽蔑(賃金や報酬の奴隷にならない)

(7)日常的な物事の判断が、既に最悪事態における思考様式やモラルになっている(瞬間的な善悪判断)

(8)性生活の放縦(好きなときに好きな異性と寝る自由を持つ)

3.公営ギャンブルと警察

(1)パチンコ業界(30兆円規模)

(2)違法行為の景品交換を黙認し、見返りで利権あさり、天下り先も確保

(3)パチンコ台を検定する保安電子通信協会は警察の外郭団体

(4)パチンコ店の開店や改装の許認可も警察が握っている

4.市民

(1)市民という人種は被害者意識ばかり高い

 ①悪いのはいつも世の中で、自分たちは悪くない

 ②まじめに働いてさえいれば、ひどい目に合わないはずだと勘違いしている

 ③市民が振りかざす良識により、世の中に一人も悪人がいてはいけないという清潔な民主主義がはびこる

(2)市民運動の欺瞞

 ①本来ならば素人だけの運動(無党派)のはずなのに、日本の市民運動は左翼セクト活動のため始めたいきさつがある

 ②素人の市民が集まっても、政治的な問題(薬害エイズ、原発問題)が片付くはずがない

 ③力を持つには何らかの党派性を持たざるを得なくなるが、そうすると本来の市民運動の主旨からは外れていく

5.マスコミ

(1)厚顔無恥で正義があるだけの記事を垂れ流す(正しいだけで、何の役にも立たない)

(2)マスコミの声や社説で、政治家や企業が襟を正したという話は聞いたことがない

(3)マスコミの論調は売れているほど、多数派(一般市民)に迎合するためくだらなくなる

 ①朝日新聞なら本誌より雑誌の方がまだまし、NHKなら地上波より衛星放送の方がまだまし

 ②警察の広報担当や大学教授、評論家のコメントを垂れ流しているだけ

 ③今のマスコミには取材力と事実がない

(4)週刊誌のメインターゲット(サラリーマン層)

 ①カネない、女いない、出世できない人間の嫉妬と横並び精神構造に訴える記事がウケる

 ②裏金や女性問題になると活気づく(正義を振りかざす)低レベルのジャーナリズムは卒業すべき

6.政治家

(1)優秀な政治家ほどカネを集める力がある

(2)お金がなく清貧な政治家などはあり得ない

(3)集金力がないのは、政治家として無能な証拠

7.ロイヤルファミリー

(1)日本国家の社会構造で一番力を持っている(裏に表に無言の権力を保持)

(2)マスコミは(どんな暴言評論家でも)皇室批判を行わない

8.暴対法

(1)暴対法以後、ヤクザ者の公然性(事務所に看板出し、町内の揉め事相談役、悪いことをしてもすぐ出頭)がなくなった

(2)暴対法以後、ヤクザ者が地下に潜り、チーマーやオヤジ狩りが増え、凶悪犯検挙率が30%台に落ち込んだ

(3)1995年以降、凶悪犯の検挙率が公表されなくなった(今は公表している?)

(4)アメリカも1978年のリコー法で失敗(制定以降、犯罪増加)

(5)世の中全員が善人というデオドラントな世界を求め過ぎると、反動が必ず現れる

9.アメリカ

(1)アメリカンスタンダード

 ①市場を開放し、発展途上国を一時的なバブルにし、バブルが弾けるときに儲けをハゲタカのようにかっさらう

 ②ブラジル(中南米諸国)、タイ、インドネシア、ロシア、東欧諸国全てアメリカの餌食

(2)ヨーロッパから見捨てられた捨て子

 アメリカはヨーロッパから見捨てられ、愛情なしで育ったため、何でもありで社会的ルール無視

(3)脅す、ゴネる、居直る

 ①脅し:イラクやコソボを空爆

 ②ゴネ:中国に「人権を守れ」とゴネる

 ③居直る:債務国なのに債権国の日本に対し「返すカネはない」と居直る

(4)アメリカの今後

 ①アメリカの機関投資家は早晩自滅する(数学的な確率論だけを信じているため)

 ②周りの国が全てバンザイ(バブル崩壊)すると、自分も自滅する

2013-12-15

[]数字のカラクリを見抜け! 学校では教わらなかったデータ分析術 (PHPビジネス新書) 吉本 佳生(PHPビジネス新書)

1.期間について

 3年後の将来予測するなら最低でも過去3年(できれば倍の過去6年)のデータを見る事

2.増加率(変化率)について

 母数の小さな時の変化率は、母数が大きなものより大きくなる(例:アメリカよりも中国の経済成長率が高くなる)

3.どちらの立場で見るかで数値の意味は変わってくる

(1)お店の稼働率

 ①混雑率(稼働率)は高いほどお店の収入は増えるが、顧客の満足度は下がってくる

 ②いつ行っても空いてるお店だと顧客満足度は上がるが、お店収入は減る

(2)お金持ちの定義

 ①高所得者は、年間で稼いだフローのお金持ち

 ②資産家は、ストックのお金持ち(高齢者に多いタイプ)

 ③高収入だが住宅ローン返済中の人はフロー(収入)はプラスだがストック(資産)はマイナス

(3)一夫多妻

 ①男に有利な制度と思われがちだが、実は女性に有利な制度とも言える

 ②多くの女性が一人の男と結婚する分、多くの男性が結婚できなくなる

 ③経済力のある男性しか結婚できなくなる(多くの女性が経済力のある男性と結婚できる)

4.簡単な計算で錯覚を防ぐ

(1)1割引の他に4割引、どちらを先に割り引いても割引率は同じ(0.9×0.6=0.6×0.9)

(2)50%上がってから50%下がると、元値から25%下がったのと同じ((1+0.5)×(1-0.5)=1-0.25)

 ①上昇下降の複利効果:上昇下降が同じ幅だと元値に戻らず、必ず下降の方が大きくなる

 ②上昇上昇の複利効果:上昇が続くと変化の幅は大きくなる

 ③下降下降の複利効果:下降が続くと変化の幅は小さくなる(どれだけ小さくなっても0にはならないため)

5.1年で同じ1ヶ月はないと考える

(1)31日ある月と28日しかない2月は約10%の日数の差がある

(2)土日の数や季節も異なる

6.確率を錯覚してないか考える

(1)対向車のナンバープレートの下2桁(0〜99の100通り)が何かを当てるゲームを50回やる

  1台でも当たったら勝ちとした場合の勝つ確率は?

 →なんとなく5割で勝てると思ってしまう

 →実際は約40%しか勝てない(最初の1台で勝てない確率99%を50回掛け続けても60.5%にしかならない)

7.金額の見方

(1)金額=価格×数量のため、価格の変化要因と数量の変化要因それぞれ分析する事

(2)金額にしたとたん、為替や物価変動に影響する値となるため、時期や場所(国)の影響も考慮する事

8.景気が回復すると失業率が上がる

 景気回復で仕事自体が増えてくると、

 仕事探しを中断していた人(統計上失業者でない人)が仕事を探し始めだし失業者が増えてしまう

9.輸出とは

 物理的な形のあるモノだけを貿易上の輸出といい、サービスの輸出は含まれない

10.シークレットブーツになってないか確認する

(1)比率という目標設定の罠

 肥満の基準を身長と体重の比率で決めていると、

 身長を無理矢理増やして肥満をごまかして、本来の目標(体重を減らす)を見失う

2013-12-14

[]決弾 最適解を見つける思考の技術 小飼 弾(アスペクト)

1.決断力の高め方

(1)日頃から仕掛品を作っておく

(2)この部品さえあれば完成するという状態のものを自分の中にいくつも作っておく事

(3)必要な部品の入手予定がわかっていれば、今は何もしないという選択肢も選べるようになる

2.友達がいない理由

(1)今までの人生が平和だったため

(2)本当に困った事(例:実家が全焼)を経験しないと友達は得られない

3.日本人が英語ヘタな理由

(1)切迫度がないから(自国語だけで事足りるため)

 ①日本語の話し手は世界で10番目に多い

 ②日本語の出版点数は世界2位

4.成功する方法

(1)勉強でなく楽習できるものを見つける

 ①勉強(勉めて強いる)はやりたくもない事をする

 ②楽習(楽しく習う)は楽しんでやりたい事をする

(2)頭の良さ(人をバカにする)よりもまず気前の良さ(自分がバカになる)を身につける

 ①頭が良いだけだと「バカを見る」ことをしたくないため、人に対して何もできない

 ②気前の良さ(相手に何かをしても何も返ってこないこと)を何度かしていると、同じバカは見なくなる

(3)バカを見飽きる前に小さなバカをして、小さな成功(報酬)を得る事

5.才能の育て方

(1)始めのうちはいろいろ試してみる事

(2)モノになりそうなものがあったら、実を結ぶまでやってみる事

(3)一度実を結んだ才能からは、また別の才能の種が生まれてくる

6.育児の仕方

(1)親は子供の権威(制限、足かせ、自由を束縛するもの)となること

(2)子供は何をしても自由(権威がない)だと、逆に何をしていいかわからなくなる

(3)親が権威となる事で、子供の問題意識(親の言っている事が間違ってるのでは?)、成長(自分で自分のルールを決める)の可能性を増やす

7.健康であること

(1)常に全員が健康でなければならないという強要に屈しない事(特に日本やアメリカの会社)

(2)これからの社会や組織は、心身が不健康な人もいる事が前提で設計すべき

2013-12-13

[]がんばらないほうが成功できる 池田 貴将(PHP研究所)

1.自分とは

(1)感情の伴った記憶の集まり

(2)思い出す(Remember)とは、再び(Re)自分の一部にする(Member)を示している

2.自信とは

 自分の事でワクワクしたり幸せを感じる事に気づく(見つけるのでなく既にあることに気づく)とよい

3.新しい自分の発見方法

 自分の大好き、大嫌いなものの理由を掘り下げてみる(なぜなぜ分析)

4.目的の立て方

 ワクワクするけど、やり方がわからないものをゴールにする

5.思い込み

(1)今ある安全で安定したゾーンから出たくないという無意識が作ったもの

(2)思い込みが古くなったら、思い直しが必要

6.問題とは

(1)自分が満足する答えを出せていない問いの事

(2)人生の質は、自分が日頃持つ問い(問題だと思う)の質によって決まる

(3)問題が起きたら真正面から捉えて対応するのが、賢い生き方

7.問題の解き方

(1)事実と意見を分ける

 事実を具体的に認識し、事実でないもの(意見)も合わせて理解すると、それだけで問題が解決することもある

(2)状況と解決策を書き出す

 問題の状況を1つ書き出したら、解決策を4つは書き出す事

(3)どの問いに答えられるか選ぶ

 解決するのにワクワクして、インパクトもある問題を選ぶ

(4)問いに対する答えとなる行動を書き出す

8.行動する方法

(1)やりたいこと自体わからない時

 ①情熱がどれくらいなのか見つめ直す(本当は何がやりたいのか?)

 ②身近で小さな事でよいからやりたいことをやってみる

(2)やり方がわからない時

 やりたいこと(どうしたい?どうなりたい?)を明確にしてから、それに関する情報を検索する

(3)やり方がわかっても行動できない時

 ①日常の生活習慣(朝の習慣)を1分間でいいから変えてみる

 ②具体的にできる小さな一歩を今すぐにやってみて、小さな失敗をしてみる

(4)行動できるけど続かない時

 ①改善ポイントを明確にしてから行動する

 ②今しかできない事、今のうちにやっておいたほうがいいことを行動する

 ③短期的な結果を追いかけ過ぎず、本当に大切なものに向け行動する

(5)継続できるけど結果が出ない時

 ①結果が出るレベルを勘違いしていないか再考する

 ②経験、体験するのが結果を出す一番の近道

 ③目標を決めた時、最初の一歩も踏み出して勢いをつける事

(6)結果は出るがワクワクしない時

 ①人のためにがんばる事

 ②リーダーシップ(人に与える生き方)へシフトする

2013-12-07

[]未来は言葉でつくられる 突破する1行の戦略 細田 高広(ダイヤモンド社)

1.ビジョナリーワード

(1)未来がよくなるという願望を確信に満ちた適切な言葉で語る事

 未来は「行けるかもしれない」と思わせる適度な距離であること

(2)誰も見た事がないが具体的な風景が見える事

 ダメな例:アジアンナンバーワン、顧客満足→号令やかけ声ではダメ

2.ビジョナリーワードの作り方

(1)現状を疑う(本当にそう?)

(2)未来を探る(もしも?ならどうなる?)

(3)言葉を作る(つまり?どういうこと?)

 ①呼び名を変える

 ②ひっくり返す(例:「通過する」だけの駅→「集まる」駅へ)

 ③例える、ずらす(例:ATMのようなレンタカー)

 ④反対を組み合わせる(例:無印良品(ノンブランドだけど品質の良い商品))

(4)計画を作る(そのためには?何をする?)

 バックキャスティング(未来から逆算して計画する)

[]うつ病の常識はほんとうか 冨高 辰一郎(日本評論社)

1.なぜ自殺者は3万を超えているか

(1)通常は報道が自殺を増やす(ウェルテル効果)

 1933年三原山火口への投身自殺報道後、数百名が自殺

(2)ここ100年で見ると日本の自殺率はほぼ一定

 自殺率は戦争時や好景気に下がり、不況時は上がる

(3)現在の自殺率は70〜80年代と同じレベル

 現在(高齢化)の日本人口分布を割り引いて考える必要がある

(4)寒い地域や宗教影響力の低い地域が自殺率高い

 ①自殺率の低い国

  イタリア、ギリシャ、メキシコ、スペイン、英国、イスラム諸国

 ②自殺率の高い国

  フィンランド、ロシア、ハンガリー、日本、韓国

2.ストレスは増えているのか

(1)客観的豊かさの指標は全て上がっている

 ①平均寿命:1947年50代→現在80代(約30年アップ)

 ②乳児死亡率:1899年20%→2010年0.26%

 ③労働時間:戦前は年間3,500時間超も有→1990年で年間2,000時間以下

 ④進学率:1950年頃50%(高校)、10%(大学)→2007年96.4%(高校)、50%(大学)

 ⑤殺人事件:60〜70年代より認知件数は3分の1

(2)1958年から1987年の間に経済発展したが、同じように幸福感は増加していない

(3)生物の生き残るメカニズムとして、いつもリスクを意識(常に自分からストレスをかけている)

(4)ネガティブ・バイアス

 ①良い情報より悪い情報に関心が向き、記憶に残りやすい

 ②良い情報(快適さや安定)にはすぐに慣れてしまう

3.どんな性格の人がうつ病になりやすいか

(1)日本では1つの性格(メランコリー親和型)がうつ病の原因と決めつけがち

 他者に気を遣う、几帳面な性格

(2)(メランコリー親和型以外の)日本人の性格

 ギャンブル好き(享楽性)

 →日本のパチンコ産業は年間20兆(アメリカのカジノが年間3兆)

 →日本には公営ギャンブルが異常に多い(競馬、競輪など)

4.うつ病の診断基準とは

(1)DSM以前(1980年代以前)はドイツ精神医学の影響大

 ①心因性の抑うつ:病気ではないため、自分で克服する

 ②内因性の抑うつ:病気なので、医者が治療する

(2)1980年代以降(DSM-III)

 ①9項目の診断基準だが、数値でなく言葉による曖昧な診断

 ②判断を自覚症状に頼らざるを得ない

2013-12-04

[]戦略の原点 清水 勝彦(日経BP社)

1.戦略とは

 目的達成のために強みを用いて顧客を絞り込み、競争相手より価値のある商品・サービスを提供するための計画

2.外部環境分析

(1)ファイブフォース分析

 ①基本は買い手が多く売り手が少ない市場が良い

 ②新規参入や代替の脅威が少ないほど良い

 ③代替は、別業種にある場合もある

 →例:映画の代替としてのDVD

 ④競争(相手)も別業種にある場合もある

 →例:映画の競争相手がスマホでのネット視聴もあり得る

 ⑤ポイントは顧客にとって、お金と時間で優先度は決定されるということ

(2)スイッチングコスト(顧客が商品や契約先を替えるのに発生するコスト)戦略

 ①習慣性購入させる(いちいち他の商品を探すのが面倒になる:会員制、ポイントサービスなど)

 ②スイッチングコストを下げれば、参入しやすいが他社へも移りやすい

 ③スイッチングコストを下げると、残るは価格だけが購入ポイントとなる

(3)全くの新市場にはファイフォース分析もスイッチングコスト戦略も役立たない

3.内部分析

(1)バリューチェーンでどこが強いあるいは弱いか分析

(2)有形あるいは無形資産を分析

(3)規模とコストの関係

 ①規模が大きいと固定費リスクを分散できる

 ②規模が大きいと、一度に大きな購入量を出せるため、売り手から安く調達可能

 ③大規模ノウハウにより、効率化(経験あるいは学習曲線)

4.コスト戦略

(1)違う事あるいは同じ事でも違う形(機能絞り込みや標準化、マニュアル化)でコスト構造を優位に構築し、低価格を顧客に提供する

(2)基本機能をできるだけ低価格化する

(3)規模の拡大

5.多角化の問題

(1)複数事業化経営(1970年代のコングロマリット)

 複数事業化経営分析のBCGマトリクス、PPMは最近のアメリカの大学では教えていない

(2)遊休資産(人も含む)の有効活用で別事業を立ち上げても失敗する

 現状余っているから、何か別の事業をやるという形では、他の真剣勝負でやっている会社には勝てない

(3)無理な共有化(シナジー効果)

 弱い事業を助けるために強い事業が犠牲を強いるだけ

6.リーダーと意思決定

(1)勇気とは

 失敗を恐れないことではなく、失敗を恐れながらも挑戦する気持ちのこと

(2)意思決定で起きるバイアス

 ①身近なデータから判断(思い出した順、記憶のパターン、関係性の思い込み)

 ②代表例から判断(情報の多さに惑う、特殊事例に左右される、失敗が続くと次は成功と思う、具体的だと正しいと思い込む)

 ③間違った基準から判断(第一印象、、自分だけは正しいと思い込む)

 ④自分を正当化するデータばかり集めてしまう

 ⑤結果がわかってから、自分は(間違っていたのに)正しかったと過信

(3)意思決定者(リーダー)に一番必要なもの

 バイアスのない客観的評価をしてくれるナンバーツー

(4)意志変更

 意志変更は意思決定と同じくらい重要

7.戦略の実行

(1)戦略をただやるだけではダメ

 環境は常に変わっているため、戦略は実行しながら修正されないといけない

(2)戦略のミス対応

 組織的なコミュニケーションで解決する

[]お母さんにしてもらったことは何ですか? 大山 真弘(サンマーク出版)

1.内観

(1)お母さんにしてもらったことを内観する(1週間かけて振り返る)

(2)お母さんにお返しした事を内観する

(3)お母さんに迷惑かけた事を内観する

2.「○」と「C」があるとほとんどノン人が「C」の方に目がいく

(1)完全なものより、欠けたものに目がいってしまう

(2)満たされた幸せには気づきにくいが、ちょっとした不幸には敏感に気づく

3.ありがとうの反対語は「当たり前」

(1)自分に関わる全ての出来事に「ありがたい」と感じる事

(2)自分に見えている「当たり前」は半分で、見えていない半分がある事にありがたく感じる事

4.お母さんの呼称(古い言い方)

 「カカ」「カッカ」は太陽が照り輝く様子をもとにした擬態語

[]非常識な読書のすすめ ―人生がガラッと変わる「本の読み方」30 清水 克衛(現代書林)

1.龍馬が好んだ言葉

(1)丸くともひとかどあれやひと心 あまり丸きは転びやすきぞ

 →皆が個性なく丸くなってしまっては、世の中の発展はない

 →言われた事に疑問と興味を持ち、自ら考えて行動する一角のある人間が成長する

2.我利我利読書は身を滅ぼす

(1)知識を追い求めて次から次に頭に詰め込んでも頭がコチコチになるだけ

(2)猜疑心や欲を捨て、頭をスッキリ整理しておかないと、新しい知恵は入ってこない

3.問題解決に二者択一してはいけない

損得や善悪といった二者択一で物事を判断してはいけない

4.情けは人のためならず

(1)人にかけた情けは結局、自分のためになる

(2)人に親切にすると達成感を感じたときのドーパミンとは違う快感物質(オキシトシン)が出る

(3)苦しければ苦しいほど乗り越えた時(成功した時)にドーパミンが分泌される

5.本を読んで感動したら、すぐに自分もやってみる事

(1)本を読んで感動してもドーパミンが一時的に出ているだけ

(2)自分でもやってみる事で、オキシトンが出て、すぐに落ち込まないしなやかな心が作られる

6.粋とは

 自分の事情よりまず人を喜ばせることを優先すること(反対語:野暮)

7.こんにち「は」

 なぜ「わ」の言い切りでなく「は」と続く言葉なのか

 →「こんにち(今日)は・・・」と、後から相手を気遣う言葉を続けて言うため

8.命(いのち)とは

 「い」(生きる)ための「ち」(知恵)

9.第二の矢

 最初に飛んでくる不幸(第一の矢)は避けられないが、

 それをどう捉え、その後どう行動するか(第二の矢)は知恵次第

2013-11-23

[]行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術 石田 淳(かんき出版)

1.教えるとは

相手から望ましい行動を引き出すこと

2.知識と技術に分けて教えること

(1)知識:聞かれたら答えられること(例:スポーツのルール)

(2)技術:やれと言われたらすぐにできること(例:ボールの投げ方)

3.行動は分解して教えること

(1)分解した手順のリストが教える相手が使うチェックリストになる

(2)まずは前提知識、次にやり方をチェックする

4.行動は具体的に教えること(MORS)

(1)Measured:計測できること(数値化)

(2)Observable:観察できること(誰が見てもわかる、見える化)

(3)Reliable:信頼出来ること

(4)Specific:明確化されていること

5.やらないことリストを作る

(1)通常のやることリストを作ったら、優先順位の低い項目を明確にする

(3)優先順位の低い項目は「○○はやらない」として、やらないことリストに作り直す

6.考え方を分解して教える

 考えるという過程を一つ一つの行動に分解し、その手順を説明すること

7.書かせて教える

(1)覚えて欲しい事はキーワードだけ抜き出して書かせる

(2)考えて欲しい事は自由記述で書かせる

8.9つの教授事象(ロバート・ガニェ)

(1)指導に注目させる(Gain attention)

 最初のツカミ、キッカケとなる質問など

(2)学習のゴールを示す(Describe the goal)

 最初にその日の目標を伝える

(3)必要な知識を振り返る(Stimulate recall of prior knowledge)

 前提知識を思い出させ、すぐ活用できる準備をする

(4)学ぶ内容を提示する(Present the material to be learned)

 その日学ぶ事のうち重要な事を絞って伝える

(5)学習の手引きを提供する(Provide guidance for learning)

 実施例、たとえ話を使ったり、相手が既に知っている知識に結びつけて説明する

(6)練習させる(Elicit performance “practice”)

 実際にやってもらう、テストする

(7)有益なフィードバックを与える(Provide informative feedback)

 練習した結果を伝える

(8)学習成果を評価する(Assess performance)

 練習結果に関連した事項をテストする

(9)使いこなせるようにする(Enhance retention and transfer)

 様々な状況で知識を使いこなせるようにする

[]お母さんにしてもらったことは何ですか? 大山 真弘(サンマーク出版)

1.内観

(1)お母さんにしてもらったことを内観する(1週間かけて振り返る)

(2)お母さんにお返しした事を内観する

(3)お母さんに迷惑かけた事を内観する

2.「○」と「C」があるとほとんどノン人が「C」の方に目がいく

(1)完全なものより、欠けたものに目がいってしまう

(2)満たされた幸せには気づきにくいが、ちょっとした不幸には敏感に気づく

3.ありがとうの反対語は「当たり前」

(1)自分に関わる全ての出来事に「ありがたい」と感じる事

(2)自分に見えている「当たり前」は半分で、見えていない半分がある事にありがたく感じる事

4.お母さんの呼称(古い言い方)

 「カカ」「カッカ」は太陽が照り輝く様子をもとにした擬態語