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すまいりブックレビュー

「Smily Books Blog」(2014年からはこちら)

2005-08-04

[]グーグルに関する見解(梅田望夫氏の見解)

(1)システムの目的

インターネット社会における検索の重要性にいち早く着目し、

検索スピードと対象データの網羅性を上げる為にあらゆる手段、工夫をした。

(2)仕事のやり方

社員に対しトップダウンでアサインしない。

お互いに他社員の仕事の状況に関するブログ風の情報発信を読んで、

自分が貢献できる仕事や問題に対する解決法を自発的に見つけ出し、手助けをする。また、そのプロセス自体を全員に情報発信して輪を広げる。

(3)他社との協調のし方

自社システムのAPIを公開し、他社ベンチャー企業がこのシステムを利用し、新しいAPを開発して、新しいビジネスを作り上げる事を手助ける。


[]思考停止企業 ジャストシステム・エンタープライズソリューション(ダイヤモンド社)

1.忍び寄る危機

(1)個人主義と雇用の流動化

 社員の在籍年数が短くなり、キャリア志向から在籍企業からノウハウ、スキル吸収後、次の企業へキャリアアップする傾向がある

 つまり、個人のノウハウ、スキルを共有化する意識が乏しくなってきている

(2)ワイガヤの消失

 90年代まであった会社持ちの飲食費で業務時間外に部門横断的にディスカッションする場が消失

(3)KMの立ち上げ

 初期段階では各部門のヒアリングが必須であり、これにより埋もれている参加希望者を見つけ出す場合もあり

2.組織の壁を乗り越える

(1)クリティカル・マス(ある一定量を超えたところで普及・成長が急加速するポイント)を超えるためのポイント

 ①相対優位性(今までよりも優位)

 ②両立性(今までと両立)

 ③複雑性の程度(当たり前過ぎず、かつシンプル)

 ④試行可能性(みずからトライアルできる)

 ⑤観察可能性(効果が目に見える)

(2)KMを広めるためのプロモーション活動

 利用者の立場、理解度に応じてターゲット毎にプロモーション展開する

(3)KMおよびナレッジポータル導入・運営の9ステップ

 ①きっかけづくり(社内の動き、キーワードにきっかけとリンクさせる)

 ②味方づくり(トップマネジメントと現場のステークホルダーの理解と協力を事前ネゴ)

 ③チームづくり(トッププレイヤーに兼任人事発令してもらい、KM推進チームに取り込む)

 ④目標設定・指標づくり(ROIもしくはKPIを設定する。更新/来訪頻度、リピーター率でもよい)

 ⑤プロセスの洗い出し・見直し(業務フローなど洗い出し、KMフレームワークとして実現)

 ⑥推進エンジンづくり(アメとムチのバランスとその方法論)

 ⑦フィロソフィーの検討(無理解層にも協力依頼できるような明確な目的の問い直し)

 ⑧ポータルの構築(①~⑦を元にナレッジポータルを構築)

 ⑨検証(ナレッジポータルの効果測定によりROI計測)