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すまいりブックレビュー

「Smily Books Blog」(2014年からはこちら)

2003-08-16

[]驟雨(1956)と娘・妻・母(1960) 22:55

成瀬巳喜男監督の原節子を立て続けに見る。

「驟雨」は笑えるシーンが多かった。夫が読む前に料理の記事を切り抜いたり、新婚の姪が夫に向けた悪口を自分の夫にあてこすったりと嫌味のない悪戯が当時でいうフランス風エスプリという事らしい。

近所の映画館に出かけるシーンでロケ地が世田谷と判明。いったいどこでロケをしたんだか。。

そういえばメガネをかけたザーマスおばさんもなかなか笑える存在で、町内会議で放し飼いの犬は困ると息巻くのに誰にも相手にされなくて。。。皆さん悩みはバラバラで言いたい放題のまとまりのない会議が笑える。しかし、戦後の日本って犬は放し飼いだったんですね。凄いというか、でも犬にとっては良い時代。

あとは音楽が全編ショパン風ピアノで秀逸。テーマも雨だれを意識してる風。

「娘・妻・母」はカラー作品。でも話はありきたり。

死んだ夫の遺産金目当てに家族が群がるという話。

これは意に反して今だから笑えるのが仲代達也。とにかく若い。

設定も原節子の年下だし、実際見た目も若いし、それが新鮮。

逆に草笛光子はまるで変わっていない。昔からフケてたのか、今が若いのかは謎。


次回は寺山修二と大島渚関連の感想でも書いてみるつもり。小津や成瀬作品とは全く対極だけどね。。


以下ご参考まで。古い日本映画好きな人って他にもいるのね。

日本映画の感想文

http://home.f05.itscom.net/kota2/index_jmov.html

私的・原節子映画ベスト10

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/8715/best10.htm

2003-08-14やっと夏休み突入!

[]「めし」(1951) 22:55

まずは原節子でいろいろと。。

CATVで以前成瀬巳喜男監督特集やってたので、それで録画済みの映画をようやくチェック。

タイトルだけ聞くとなんだか荒々しいというか大衆食堂の話?みたいなイメージだが、本編は全然違って、

戦後間もないほのぼのとした大阪長屋が舞台。でも女の自立とか幸せみたいな事もほのかにテーマしてて、なかなか楽しめました。

製作サイドのメンツ見ると監督だけでなく原作(林芙美子)、監修(川端康成)、音楽(早坂文雄)と凄い顔ぶれ。おまけにその年のキネ旬2位になってるし。(ちなみに1位は小津さんの「麦秋」)

ってそんな事には関係なく古い町並みの映し方やそれにマッチしたなんでもないセリフ回しがとにかく素晴らしい。小津さんだと独特の低いカメラアングルとかカメラに向かって飄々と?しゃべるシーンが多いけど、成瀬さんはそんな事もなくクセのない感じでこれがまた良かった。

あと原節子が長屋でネコを飼ってるのだけど、これがまたなんとも癒されます。

ほっとできる場所だと人は眠くなるとか、ほっとした時好きな人の顔を見て思わず?おなかがすくとか、そういう何気ない事が男の(=女の)幸せだよみたいな事を全く説教くさくなく、さらっと見せてます。

その辺もうまいというかしゃれた映画です。

あと成瀬さんの「驟雨」と黒澤監督で「わが青春に悔なし 」をまだ見てないのだけど、それはまた。

2003-08-06

[]WindowsNT4.0のSP6aアップグレード 22:55

職場で預かっているノートがNT4.0SP3だったため、セキュリティ上最新SPにする事に。。

ただ同マシンにあるIEを5.5以上にしてしまっていると単純にOSアップはできないようです。

そもそもの原因は、米国からの輸入規制措置のあやというか、暗号化製品の輸出の緩和があやになったというか。。

以下ご参考まで。

http://ww2.wt.tiki.ne.jp/~rlyeh/security/tips/JP250867/

http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=%2Fisapi%2Fgomscom.asp%3Ftarget%3D%2Fjapan%2Fsupport%2Fkb%2Farticles%2Fjp250%2F8%2F67.asp