2004-08-31-Tuesday

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西欧の思想や科学は,不変同一性に呪縛されて,生々流転の自然世界の諸相をそのまま受容することはできず虚構の人工世界を構築してきた.変わり続ける非同一の全体に迫る観測方法を求めて,達磨禅や山水画や古代中国哲学の世界に分け入り,見出した豊穣な気の世界.そこには脳の認識形式に依拠しない,身体による内部観測のあり方が示されていた.
内容(「BOOK」データベースより)
ピントが外れている文章こそ正解!問題を読まないでも答はわかる。国語が苦手な受験生に家庭教師が伝授する解答術は意表を突く秘技。国語教育と受験技術に対する鋭い諷刺を優しい心で包み、知的な爆笑を引き起こすアイデアにあふれたとてつもない小説集。吉川英治文学新人賞受賞作。
内容(「BOOK」データベースより)
ある人が「青」と言い、またある人は「ブルー」と言う。人間は700万とか800万の色を見分ける眼と脳を持っていると言われているが、その色数だけの色名を持っているわけではない。2001年、日本工業規格(JIS)の「物体色の色名」が改正され、全269色が、"日本の色"として決められた。その色名は、日本古来の色から、外来のカタカナの色名まで、多様である。もちろんこの269色ですべての色が言いつくせるわけではないが、色彩世界を拡げるためのガイドとしては、とても楽しい。色のイマジネーションを豊かにする最新色彩事典。巻末に五十音順の色名索引が付く。
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